光回線の工事費用はいくらかかる?工事費無料・実質無料の仕組みも紹介

これから光回線を導入したいと思っているのであれば、初期費用の負担がどれくらいあるのか気になるのではないでしょうか。光回線の工事費用は、基本的に利用者が負担することになります。ただ回線事業者によっては工事費が無料になることもあるので、なるべく負担の少ないものを選びたいものです。この記事では光回線の工事費用と、工事費用に関するよくある疑問について紹介します。

戸建住宅・集合住宅の工事費用

【工事費用は事業者によってまちまち?】
光回線の工事費用は光回線によって異なり、また戸建と集合住宅でも費用が異なるケースがあります。一般的には戸建で20,000〜45,000円、集合住宅で15,000〜45,000円程度です。

【別途必要な費用】
光回線を新規契約すると、880〜3,300円ほどの契約事務手数料がかかります。また土日祝日に工事を行うときにも、別途費用がかかることを知っておきましょう。

自宅の電話機やパソコンなどの置き場所に応じて、基本的な回線工事に追加して工事をしてもらうこともできます。光回線は近所の電線から住宅内へ引き込んで、ホームゲートウェイという機器に接続しますが、ホームゲートウェイから離れた場所へ光回線を利用した電話機やパソコンを置きたいのであれば、電話用配線の屋内工事やLAN配線工事で対応することも可能です。
壁の中へ敷設するのでケーブルが邪魔にならず、見た目もきれいに仕上がります。料金は1カ所12,000〜20,000円ほどかかりますが、光回線の加入しているメニューによって割引されるものもあるので、公式サイトなどで確認してみましょう。

【月額料金も考慮して検討】
光回線を使用するためには、初期費用に加えて月額料金も必要になります。工事費用を安く抑えられても、月額料金が高ければ意味がありません。工事費用を含めた初期費用に月額料金を合わせて、キャンペーンの割引を差し引いた金額で判断しましょう。
また、光回線サービスが提携するスマートフォンを使っているなら、セット割引も利用可能。携帯電話会社に対応した光回線を検討してみましょう。

「工事費無料」と「実質無料」の違いは?

「工事費無料」と「実質無料」の違いは?

光回線を探していると、回線事業者によってさまざまなキャンペーンが見つかります。工事費のキャンペーンには「工事費無料」と「実質無料」の2種類があり、ぱっと見ではどう違うのかわからないかもしれません。

「工事費無料」とは、工事にかかる費用を回線事業者が負担してくれて無料になるという特典。それに対して「実質無料」は、工事費用を分割で支払うことになるのですが、分割の支払い金額分が月額料金から割引されるという特典です。

工事費の分割払いは2〜3年で設定されることが多いので、それ以上の期間解約せずに利用するのであれば「実質無料」でも問題ありません。ただし、実質無料の契約で分割払いの期間中に解約すると、残っている工事費を一括で支払わなければいけないことがあります。

戸建住宅と集合住宅で費用に差がある理由とは?

戸建住宅と集合住宅で費用に差がある理由とは?

前述の通り、回線工事費は回線事業者によって異なりますが、集合住宅に比べて戸建住宅の方が高い傾向にあります。光回線をひとつの家庭で使う戸建住宅と、回線を複数の住戸で共有する集合住宅では、そもそも配線の仕方が異なるため、必要な工事も異なるので費用にも差があるのです。ここではそれぞれに必要な工事内容の違いについて解説します。

戸建住宅と集合住宅での工事の違い

【戸建で必要な工事】
① 電柱から住宅まで光回線を引き込む屋外工事
光回線は送電線や電話線と一緒に、電柱に張られています。そのためまずは近くの電柱から光回線(光ファイバーケーブル)を分岐して、住宅まで引き込む工事を実施。外壁にケーブルを固定するときに、壁にビス止めする必要が出てくることがあるので、賃貸物件であればオーナーや管理会社の許可をとっておきましょう。

② 室内へ光回線を引き込む
住宅まで引いてきた光回線を室内へ引き込みます。通常は電話線用の配管かエアコンダクトを使うのですが、どちらも利用できないときは、壁に直径1cmほどの穴をあけて引き込むことがあるので、工事担当者に確認しておきましょう。

③ 光コンセントを設置する
次に行うのは、室内への光回線の配線と光コンセントの設置です。光コンセントは一体型と分離型の2種類があり、住宅の状況に合わせて選んで問題ありません。どちらも機能はまったく変わらないので安心してください。

④ 回線終端装置などの機器を設置する
光コンセントが設置されたら、光回線事業者が用意した光回線終端装置などの機器を接続します。テレビとパソコンなど複数のデバイスでインターネットを使いたいときや、無線LANで使いたいのであれば、光回線終端装置からルーターへの接続も必要です。ただし、最近は光回線終端装置にルーターの機能が内蔵されたものもあるので、別途用意する必要があるかどうか、確認しておきましょう。

【集合住宅で必要な工事】
集合住宅の光回線工事は、まず電柱から建物の共有スペースへ光回線を引き込み、そこから各住戸へ配線する必要があります。ただし、最近の集合住宅では、光回線が共有スペースまで引き込まれていることが多く、そのときは上記の戸建で必要な工事の①②は不要です。このように集合住宅は戸建住宅に比べると工事の工程が少なくて済むことが多いので、その分工事費も安く設定されています。

無派遣工事で済むケースもある?

住宅の設備によっては、工事担当者による配線作業が不要で、無派遣工事で済むこともあります。ただし、自分で正しく確認することはできないため、契約のお申し込み前に無派遣工事で済むかどうかはわかりません。無派遣工事になる条件として「光回線の設備が整っている」ことが挙げられます。どういうことなのか、具体的に見ていきましょう。

光コンセントは電話線のモジュラージャックの近くか、エアコンダクトを通して配線しているときはエアコン周りにあることが多いので、確認してみましょう。わかりやすく「光」や「光SC」と書かれています。

集合住宅では、光コンセントがなくても光回線が通っているかもしれません。集合住宅内の配線が電話線を利用するVDSL方式や、LANケーブルを通してあるLAN方式のときは、光コンセントではなく電話線のモジュラージャックやLANコネクタを使ってインターネットを利用することができます。そのケースでも配線は済んでいるので、無派遣工事で済む可能性があるでしょう。
ただし、VDSL方式やLAN方式は、光回線を住戸へ配線するよりも通信速度や安定性で劣ることが多いことは理解しておいてください。

また無派遣工事だと、光回線終端装置やVDSL終端装置などはお客さまが自分で取り付けるか、乗りかえであれば交換する必要があります。ただし、回線事業者から届いた機器を、マニュアルを見ながらケーブルでつなげるだけなので、初心者でも心配はいりません。

光回線の撤去工事費用はいくら?

光回線を解約するときに、屋内へ引き込んだ光ファイバーの配線を撤去する工事が必要なことがあります。費用は光回線事業者にもよりますが、相場としては1〜2万円ほどです。基本的にはお客さまの負担となるので、撤去工事が必要ならば費用がどれくらいかかるか確認しておくとよいでしょう。

多くの光回線事業者では、光回線の撤去工事はしなくても構いません。賃貸住宅だと、次の住人が利用することもできるため、そのまま残しておくケースが多いです。ただ、退去の際にオーナーから原状回復のために撤去を依頼されたときは、撤去工事が必要となります。

また、契約した時期によって解約時の回線撤去の扱いが変わることもあるので注意が必要です。
以前は撤去工事が不要だったのに、今は必ず撤去しなければならない、といったケースがあり、必要な撤去費用が値上がりしていることもあり得ます。
基準となるのは「解約する時」ではなく「契約した時」なので、もし撤去工事が必要かどうか、費用がいくらかかるかわからないのであれば、公式サイトなどで確認してみましょう

コミュファ光では、解約のときに回線の撤去か残置(残す)が選択できます。残置する場合は、撤去工事費用がかかりませんが、撤去する場合は、ネット回線のみの費用が13,200円、テレビの撤去費が18,700円です。ただし、長期での出張などのときに、1カ月単位で最大12カ月まで利用料金がかからない、一時休止制度があります。ひと月単位で家を空けることが多いのであれば、検討してみてください。

コミュファ光ならおトクな割引がたくさん!

【たくさんの割引でおトク】
・「安心サポートPlus」の月額料金は880円ですが、最初の24カ月間はキャンペーンが適用され、110円引きの770円で利用することができます。
・同一建物で、コミュファ光のマンションメニュー契約回線数が12契約以上見込まれるとき、月額料金が割引となります。

【光電話や光テレビとまとめて工事をするとおトク】
・初回お申し込み時、迷惑電話番号データベースに一致した相手からの着信を自動で拒否する「あんしん電話着信サービス」や、電話をかけてきた相手の電話番号を表示する「発信者番号表示サービス」などに申し込む際の付加サービス工事費が無料です。
・スタート割対象メニューと「安心サポートPlus」を同時にお申し込みいただくと、初期工事費が無料となります。

【auスマートフォンを使っていると料金がおトク】
auスマートフォンをご利用のお客さまは、コミュファ光で光ネットと光電話をご利用いただくと、セットでauスマートフォンの料金が永年割引となります。

※工事費無料は、12月29日から1月3日までの間は対象外となります。また、午前9時から午後5時の間に工事を行う必要があります。追加工事が必要な場合には、別途工事費が必要です。
※土日祝日および年末年始(12月29日~1月3日)に光ネット新規開通工事を実施の場合、土日祝工事派遣料(3,300円)を光ネットサービス開始翌月に請求いたします。キャンペーン等で光ネット工事費が無料になった場合も、土日祝工事派遣料は発生いたします。
※過去3カ月以内にコミュファ光サービスを解約された方が、同一設置場所で新規申込をした場合は対象外となる場合があります。
※スタート割対象メニューのご契約で、スタート割(2年)として、開通翌月より24カ月目まで月額料金より550円を割引いたします。
※スタート割対象メニューと光テレビを同時にご契約いただいた場合は、スタート割(5年)として、開通翌月より60カ月目まで月額料金より550円を割引いたします。
※スタート割(2年)は開通月および開通翌月より24カ月目まで、スタート割(5年)は開通月および開通翌月より60カ月目までをスタート割期間とします。
※スタート割対象メニューの契約かつ「安心サポートPlus」の同時申込で光ネット工事費が無料となります。
※スタート割期間(開通月および開通翌月より24カ月目まで)満了前に光ネットを解約された際は光ネットの工事費から契約期間に応じて低減した額を解約日翌月に一括で請求いたします。
※光ネットの開通後に光テレビを追加した場合、スタート割期間は光ネットの開通月および開通翌月から60カ月間に移行されます。
※スタート割対象メニューと光テレビのご契約かつ「安心サポートPlus」の同時申込で光ネット工事費と光テレビ工事費が無料となります。
※スタート割期間満了前に光ネットまたは光テレビを解約された際は各工事費から契約期間に応じて低減した額を解約日翌月に一括で請求いたします。
※光電話のご利用には、光ネットのご契約が必要です。
※光テレビのご利用には、光ネットと光電話のご契約が必要です。
※光テレビの月額料金には、NHKや有料放送の放送受信料は含まれておりません。
※宅内調査の結果、別途オプション工事費がかかる場合があります。詳しくはコミュファホームページをご確認ください。
※デジタル(地上/BS)放送に対応したテレビまたはチューナーが必要です。
※光テレビは愛知県・岐阜県・三重県(伊賀市・名張市を除く)・静岡県・長野県(松本市の一部・小布施町・軽井沢町・小諸市・箕輪町・御代田町を除く)のみ提供です。
※「あんしん電話着信サービス」はすべての着信を正しく判定できるものではありません。詳しくは重要説明事項をご覧ください。

まとめ

光回線の工事費用は回線事業者によって異なり、戸建住宅と集合住宅では戸建住宅のほうが高くなりがちです。さらに、工事費が無料となるキャンペーンを行っている事業者も多く、契約期間によっては「工事費無料」と「実質無料」でも内容が変わります。今後の契約期間を踏まえ、月額料金ともあわせて、おトクなものを選びましょう。

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光回線の工事費用はいくらかかる?工事費無料・実質無料の仕組みも紹介

2022年7月20日