光回線は工事済み?マンション・アパートを借りる際の確認方法

インターネットは今や生活に欠かせない存在と言っても過言ではありません。そのため、引越しをすることになったとき、新居のインターネット環境は心配の種です。
引越し先ですぐにインターネットを使いたいと思っていても、そもそも光回線が工事済みかどうかわからないこともあるでしょう。
特に集合住宅では、引越し先によって利用できるインターネット回線が異なることや、物件によっては光回線が使えないこともあるので注意が必要です。
この記事では、引越し先の物件が光回線の工事済みなのかどうか、確認する方法を紹介します。

確認方法(1)インターネットの賃貸情報サイトで設備をチェックする

インターネットの賃貸情報サイトで設備をチェックする

インターネットの賃貸情報サイトでは、回線の情報を確認することができます。物件を探している段階で、どのようなインターネット回線が使えるかを確認して、物件選びの参考にしましょう。

「インターネット対応」

賃貸情報サイトで「インターネット対応」と記述があれば、マンションやアパートの共有部分まで回線工事が済んでいる状態です。あくまでインターネット回線が通っているということなので、光回線とは限りません。

基本的には、共有部分から各住戸までは回線が引かれていないので、実際にインターネットを使用するためには回線の引き込み工事とプロバイダ契約が必要となります。

【「インターネット対応」物件のメリット】
各住戸までの回線やプロバイダを自分で選ぶことができるのはメリットです。インターネットの使用状況によって、自分に合ったプロバイダを選ぶことができます。また、引っ越す前と同じプロバイダならアドレスをそのまま使うことも可能です。

【「インターネット対応」物件のデメリット】
回線工事の申し込みから工事までは日数がかかるので、使えるようになるまで時間がかかることがあります。

また共有部分までの回線は固定されるので、自由に選ぶことができないこともデメリットといえるでしょう。ケーブルテレビの回線でも各住戸まで光ファイバーを通しているものはありますが、たいていは光ファイバーよりやや遅く、古い物件だとADSLしか導入されていないこともあるので、注意が必要です。

「インターネット完備」

「インターネット完備」というのは、共有部分までだけでなく各住戸まで回線が引き込まれており、プロバイダ契約も済んでいる状態のことです。こちらも通っている回線は、光ファイバーとは限りません。安定した通信速度が必要であれば、光回線を使える賃貸物件を選ぶことがおすすめです。

【「インターネット完備」物件のデメリット】
「インターネット無料」と書かれていても、実際には家賃や管理費にインターネット費が含まれていて、数千円ほど高くなっていることも多いので注意が必要です。
プロバイダを自由に選ぶことができないので、これまで使っていたメールアドレスを変更しなければいけないかもしれません。

「光ファイバー対応」

「光ファイバー対応」とは、マンションやアパートの共有部分まで、光ファイバーの回線工事が済んでいるということです。ケーブルテレビやADSL回線の可能性もある「インターネット対応」とは違い、引かれている回線は光回線に限定されます。

インターネットを使用するためには、プロバイダ契約と共有部分から各住戸まで回線を引き込む工事が必要です。

【「光ファイバー対応」物件のメリット】
プロバイダを自分で選ぶことができるので、通信品質や値段を踏まえて、使い方に合った契約で使うことが可能です。光ファイバーの回線であれば、高速で大容量の通信ができるので、テレワークでのオンライン会議や高画質の動画視聴もストレスなく使えます。

【「光ファイバー対応」物件のデメリット】
回線工事の申し込みから工事までは日数がかかります。特に引越しが増える年度末などは工事が遅れることもあるので、入居前になるべく早く申し込むのがおすすめです。また、工事費用がかかることは考慮しておきましょう。

「光ファイバー完備」

「光ファイバー完備」というのは、光ファイバーの回線が各住戸まで引き込まれている状態です。室内にブロードバンドルーターが置かれていたり、壁に光コンセントがあったり、物件によってタイプはさまざまですが、引かれている回線は光回線に限定されます。
プロバイダ契約も済んでいるので、入居者が契約する必要はありません。

【「光ファイバー完備」物件のメリット】
光ファイバー完備であれば、入居者が回線工事やプロバイダ契約をする必要はなく、入居後すぐに高速通信のインターネットを使用することができます。
家族が複数の機器で動画を観たり、オンラインゲームをしたりするのであれば、光回線が通っている物件を選ぶと良いでしょう。

【「光ファイバー完備」物件のデメリット】 デメリットになるのは、自分でプロバイダを選べないことです。光ファイバーの回線でも、プロバイダによって通信品質は異なるので注意しましょう。

確認方法(2)光回線業者のホームページで導入状況を検索する

気になる賃貸物件を見つけたとき、光回線が導入されているかどうか確認したいのであれば、光回線業者の公式サイトをチェックしてみましょう。

光回線業者の多くは、マンションやアパート用のメニューを用意しているので、導入している物件は公式サイトで確認することができます。

導入状況の確認は、物件の住所やマンション・アパートの名前で検索するだけです。
賃貸物件の接続方式も、通信速度に影響します。多くのサイトでは、回線業者が提供しているサービスもわかるので、物件内の接続方式が光配線方式なのか、その他の方式なのかも調べることが可能です。

また光回線業者ごとに対応できるエリアが決まっているので、物件の場所によっては選べない光回線業者もあります。もし使用したい光回線業者が決まっているのであれば、公式サイトから「エリア検索」で確認しておきましょう。

インターネットで賃貸物件を探す際には、光回線業者のホームページもあわせてチェックしておくと、引越し後のトラブルを避けることができます。

コミュファ光の導入状況はこちらから確認してみてください。

確認方法(3)不動産会社・管理会社・オーナーに問い合わせる

光回線の導入状況は不動産会社や管理会社、オーナーが把握しているので、問い合わせてみるのが手っ取り早い方法です。賃貸物件においてインターネット回線の情報は重要ですので、確認すればスムーズに教えてもらえます。

不動産会社・管理会社・オーナーに問い合わせる

光回線を使いたいのに物件が対応していないときや、すでに引かれている光回線とは別の光回線を使いたいときには、条件に合う別の物件を探すか、新しく回線設備を導入してもらうように交渉が必要です。

ただし、せっかく問い合わせてもオーナーがインターネット回線についてよくわかっていなかったり、不動産会社や管理会社が回線の状況を把握できていなかったりして、きちんとした情報が得られないケースもあります。

念のため、内見のときに光コンセントがあるかどうかを確認するのがおすすめです。

確認方法(4)光コンセントが設置されているか調べる

物件の内見のときに、壁に光コンセントが設置されているかどうか確認しましょう。光コンセントは、共有部分まで引き込んだ光回線から各住戸で使う光回線終端装置をつなげるためのものです。基本的にはこれが壁に設置されていれば、その住戸まで光配線工事ができているといえます。

一体型・分離型の違い

一体型の光コンセントは、電源用のコンセントなどとまとまっているタイプです。ほとんどの新築のマンションやアパートでは、一体型が導入されています。電話線の配管を使って開通工事をすることが多いので、電話用のモジュラジャックの近くをチェックしましょう。

【一体型】
一体型の光コンセントは、電源用のコンセントなどとまとまっているタイプです。ほとんどの新築のマンションやアパートでは、一体型が導入されています。電話線の配管を使って開通工事をすることが多いので、電話用のモジュラジャックの近くをチェックしましょう。

【分離型】
分離型は光コンセントだけが単独で設置されているタイプです。エアコンダクトや壁に穴を開けて開通工事をしたときによく使われるため、後から設置した物件でよく使われています。壁にケーブルを這わせて設置されていることも多いので、エアコンダクトなどから出ているケーブルをチェックしましょう。

「光コンセントがある=光回線が使える」とは限らない

光コンセントが設置されていれば、多くのケースで光回線は使えます。ただし、「光コンセントがある」ことと「光回線が使える」ことは、イコールではありません。

たとえば次のようなケースでは、「光コンセントは設置されているのに、住戸まで回線が届いていない」ことになるため、配線工事が必要となります。

・共有スペースから住戸までの配線工事がされていない
・以前の居住者が、配線を撤去していた
・配線のケーブルが断線している

また、反対に「光コンセントはないけれど、光回線の開通工事はできている」こともあります。光コンセントがあるかどうかは、あくまでひとつの目安として考えておきましょう。ここで紹介している他の方法を活用して、正確に確認することをおすすめします。

光回線が工事済みでない場合はどうする?

光回線の導入状況を確認して、開通工事が済んでいなかったらどうすれば良いのでしょうか。回線工事の状況ごとに対処方法を見ていきましょう。

【住戸までの引き込み工事が済んでいない】
建物の共有スペースまで光回線の引き込みが済んでいるのであれば、住戸までの配線工事とプロバイダ契約をすれば使えるようになります。建物の管理会社やオーナーには連絡が必要ですが、大きな工事ではないので断られることはまずありません。工事そのものも短時間で済み、使えるようになるまでの日数も短めです。

【光回線が一切導入されていない】
光回線の設備がまったく導入されていないときは、光回線を共有スペースまで引き込む工事が必要ですが、この場合、建物全体に関わる工事となるので、工事までの日数も長くかかることがあります。
また管理会社やオーナーの許可が出ないことや、建物構造や配管の状態によって回線工事ができないことも。物件の階数などにもよりますが、戸建プランで共有スペースを通さずに回線を引く方法もあるので、検討してみてください。

いずれにしても入居してすぐにインターネットが使いたい人や、光回線が必要な人は、賃貸契約前にしっかりと光回線の工事状況を確認して、なるべく早く申し込みなどをしておきましょう。

光回線の工事ならコミュファ光がおすすめ!

通信速度の速い光回線の工事を行おうと思っても、回線会社やプロバイダによって通信速度や通信費は異なります。

中部テレコミュニケーション(ctc)の光インターネットサービス「コミュファ光」は、最大10Gbpsの高速インターネットサービスを提供。独自の回線を使用することで時間帯による混雑も少なく、混雑しそうなときは回線を増強するため、ストレスなくインターネットを使うことができます。

また無線LANも標準提供なので、追加料金なしで家中どこでも、動画視聴やオンラインゲーム、音楽配信などのブロードバンドコンテンツをお楽しみいただけます。

まずは目当ての物件の導入状況をご確認ください。公式サイトでも確認できますが、物件が見つからなければ電話でのお問い合わせも可能です。

光回線とプロバイダの契約とあわせて回線工事も承ります。また宅内外の工事を同時に実施するため、一度の工事で開通でき、工事の際に機器設置や各種セットアップもサポートいたします。

光回線工事についてのお問い合わせは、お気軽にインターネットやお電話でご相談ください。折り返しご連絡するコールバック予約も受け付けております。

また、対面でのご相談をご希望のお客さまは、コミュファ光販売取扱店へお越しいただくのがオススメです。
取扱店舗はこちらからご確認ください。

※本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実際の使用における一定の通信速度を保証するものではありません。また、お客さまのご使用機器、設定状況、LAN環境などにより、通信速度は異なります。
※提供エリアについては、コミュファホームページのこちらをご確認ください。

まとめ

広く普及してきた光回線ですが、エリアや建物によっては導入できないケースもあります。また、光回線が導入できる物件でも、現在の導入状況によっては手間や時間がかかることもあるので、引越しの際には事前に確認しておきましょう。

コミュファ光ならお申し込みから光回線の開通までスムーズに行うことができ、安心して高速通信を使用していただけます。回線状況の確認や、回線工事ができるかどうかなど、ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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光回線は工事済み?マンション・アパートを借りる際の確認方法

2022年7月4日