Wi-Fiルーターの最適な置き場所は?通信速度が改善しない場合の対処法も

引越しをしたときや、部屋の模様替えをしたとき、Wi-Fiルーターをどこに置けば良いか迷ったことはありませんか。インターネットの通信速度を安定させるためには、Wi-Fiルーターを自宅のどこに設置するかは重要なポイントです。

この記事では、Wi-Fiルーターの置き場所として適切な場所と、そうではない場所を解説しながら「置き場所を変えても通信速度が改善しない……」そういった場合の対処法もあわせて紹介します。

Wi-Fiルーターを置くのに適さない場所

せっかく最新のWi-Fiルーターを持っていても、こんな場所に置いてしまってはその性能を活かしきれないというケースもしばしば。まずは、Wi-Fiルーターを置くのに適さない、代表的な5つの場所を紹介していきます。

Wi-Fiルーターの電波は、球体状に360度方向に飛んでおり、距離にするとおおむね100〜250mの範囲まで届きます。そう考えると多くの場合、部屋のどこにWi-Fiルーターを設置しても問題ないように感じますが、これは条件がいいときの話。「電波のつながりやすさは障害物や自宅の間取り・構造により変わる」という特性があるので、椅子やテーブルなど障害物になりやすい家具より低い位置、特に床面にWi-Fiルーターを置いてしまうと著しく電波が遮られてしまうのです。さらに、電波が届くまでにいくつもの障害物に遮られると、少ししか離れていないのに電波が届かなくなる、そういったことも起こり得ます。

窓際

窓際も、Wi-Fiルーターを設置するのに適さない場所の1つです。上記で説明したように、Wi-Fiルーターが球体状に360度方向に電波が飛ぶことを考えると、窓際のあたりに置くと窓ガラスを通過して外に電波が逃げてしまい、届く範囲が半減しかねません。家の外に放出されてしまうのは、セキュリティ面でも好ましくないでしょう。

さらに、窓際に置いたWi-Fiルーターは、直射日光によってルーター本体の温度が上昇してしまう可能性があります。電子機器であるWi-Fiルーターは熱に弱いため、高温になってしまうことで「熱暴走」を引き起こし、情報処理に異常をきたす恐れも。窓際に限らずとも、直射日光などで高温になる場所への設置は絶対に避けましょう。

水回り

意外と知られていませんが、Wi-Fiに限らず、電波は水に吸収されやすいというデメリットがあります。そのため、キッチンや浴室、トイレ付近などにWi-Fiルーターを置くと、電波が弱くなるので要注意。また、Wi-Fiルーターは水に濡れるとほかの電化製品同様に不具合や故障を起こすリスクが高まりますので、そうした理由からも水回りにWi-Fiルーターを設置することはおすすめできません。

ほかにも、水槽や花瓶など水が入ったものが近くにある場合や、本や土壁など、水分を吸収しやすいものの近くでも同様の影響が出る可能性があります。湿気を含むものの近くへの設置はできるだけ避けるようにしましょう。

収納棚の中

Wi-Fiルーターにつなぐ配線ケーブルなどの雑然とした見た目を隠すため、収納棚に設置するケースも見られますが、これもおすすめできません。実は棚などの囲まれた場所も、電波を通しにくいのです。テレビボードや本棚、アルミラックなどに置かれていることもありますが、これも肝心の電波を遮ることになりかねません。さらに、木材、コンクリートや土壁などの素材は電波を吸収し、減衰させてしまい弱くなってしまうことも。金属や鏡など反射する素材も同様です。Wi-Fiルーターは、できる限りひらけた場所に設置し、周りには何も置かないことを心がけましょう。

家電の近く

普段は何気なく使っていますが、電子レンジを筆頭に、家電製品は電磁波を発するものが多く存在します。家電製品における電磁波の周波数帯は「2.4GHz」。実はWi-Fiでも用いられている周波数帯と同じです。近い場所で同じ周波数帯の電波が飛び交うと、それぞれの電波が干渉して通信不良の原因に。Wi-Fiルーターの設置場所は、家電製品から離れたところが適しています。特に電子レンジやIHヒーターの近くは避けましょう。
Wi-Fiルーターの電波に影響を及ぼす主な家電製品を挙げてみると以下のものがあります。テレビ、デジタル時計、エアコン、洗濯機、掃除機、サーキュレータ・空気清浄機、暖房器具、加湿器・除湿器など。できるだけ、これら家電の近くにWi-Fiルーターを近づけないようにしましょう。

Wi-Fiルーターのおすすめの置き場所

では、どんな場所にWi-Fiルーターを置くと、電波干渉やセキュリティ、安全面のリスクがなく、快適なインターネット環境をもたらしてくれるのでしょうか。おすすめの置き場所を2つ、その理由とともに紹介します。

使用頻度が高い部屋の中心

Wi-Fiの電波をより遠くまで届かせ、より効率的に接続するためには、電波の特性を考慮した場所にWi-Fiルーターを設置することが大切です。これまでの繰り返しになりますが、電波は届くまでに障害物が多くなるほど届きにくくなります。

そういったことから、Wi-Fiルーターの理想の設置方法は「できる限り自宅の中心に置く」こと。Wi-Fiルーターから発信される電波が、家具や壁、床などのほかの素材からの影響をなるべく受けず、ベストパフォーマンスを発揮できる位置は自宅建物の中心と考えられます。Wi-Fiルーターの電波が、基本的に中心から球体状に放出されていることを考えて、その特性を活かす置き方をしましょう。ただし電波の方向・角度を自由に変えられる大型可動式アンテナやビームフォーミング機能を搭載したWi-Fiルーターは、その限りではありません。

また、リビングや寝室といったように、スマートフォンやパソコンなどの端末をよく使用する部屋が決まっている場合には、その部屋(の中心)に置くことをおすすめします。

床から1〜2mほどの高さがある場所

もう1つのおすすめは、床から1〜2mほどの高さがある場所に置くこと。Wi-Fiルーターを設置するにあたって、床はふさわしくないということを説明しましたが、その理由は障害物が多いことだけではありません。それ以外にも、床材の性質から電波を通しにくいことや、床に反射した電波と干渉してしまうという理由もあります。そのため、電波供給の改善や反射を防ぐため、床から1〜2m程の高さがある場所に設置するのがいいでしょう。

床から1~2m離れた場所にWi-Fiルーターを置くことで、戸建の場合には、離れた上階にも電波が届きやすくなります。リビングルームのテーブルの上や、ダイニングテーブルの上など、床から高さがあり、安定した場所に配置するようにするといいでしょう。ただ闇雲に高くすればよいわけではなく、例えばパソコンでWi-Fiを使用するなら、パソコンと同じ高さにWi-Fiルーターを設置するなど、インターネットを利用したいデバイスと同じ高さに設置するのが理想です。

置き場所を変えても通信速度が遅い場合の対処法

ここまで解説した内容を踏まえて置き場所を工夫しても、通信速度が遅かったり不安定だったりすることもあるかもしれません。または、ご自宅の事情から、そもそも適した場所にWi-Fiルーターを置けないといったケースも考えられます。そういった際の対処法を見ていきましょう。

周波数帯を変更する

現在、一般的に普及しているWi-Fiルーターの多くは、「2.4GHz」と「5GHz」の2つの周波数帯。それぞれの特徴を踏まえたうえで、通信環境に応じて周波数帯を変更すると、通信速度を改善できる可能性があります。

「2.4GHz」は障害物に強く、電波が遠くまで届きやすいメリットがある一方、家電などとの電波干渉が起きやすいのがデメリットです。「5GHz」は通信速度が速く、電波干渉も起きにくいメリットがある一方、障害物に弱く電波が遠くまで届きにくいデメリットがあります。そのほか特徴を次にまとめているので確認してみましょう。

周波数

通信規格

メリット

デメリット

2.4GHz

IEEE 802.11ax/n/g/b

対応機器が多い
障害物に強い
低価格

電波同士が干渉しやすい

5GHz

IEEE 802.11ax/ac/n/a

2.4GHz帯に比べ通信速度が速い
電波干渉を受けにくい

対応機器が少ない
障害物に弱い
高価格

周波数帯「2.4GHz」と「5GHz」の切り替え方法は簡単で、「2.4GHz」と「5GHz」の対応するSSIDを端末から選択し、パスワードを入力するだけ。もし利用中のWi-Fiルーターが「2.4GHz」しか対応していないようでしたら、「5GHz」対応機種への買いかえを検討してみるのもいいでしょう。

中継機を導入する

Wi-Fiを使用する部屋数が多かったり、使用範囲に仕切り(壁・床など)が多くて複雑であったり、または近隣の家からの電波干渉を受けやすかったりする場合は、なかなか1台のWi-Fiルーターだけでカバーするのは難しいかもしれません。その際には、中継機を導入するのも選択肢の1つです。

Wi-Fiルーターと中継機は親子関係にあり、親であるWi-Fiルーターから電波をもらい、中継機は電波を延長する役割を果たします。これなら広い範囲に電波を届かせることができるので、家の中にいても電波をしっかり届けてくれるでしょう。中継機を利用すればWi-Fiルーターから離れた場所でも快適にインターネットにアクセスすることができるようになり、パソコンやスマートフォンで特別な設定を行うことなく、使用することができます。

しかし、あくまで電波を延長するだけなので、例えば中継機の電波範囲でインターネット接続を利用していたときに、親であるWi-Fiルーターの範囲に入っても自動的には切り替わりません。この場合は、再度親であるWi-Fiに、周波数帯を変更する必要があります。

ビームフォーミング機能を使用する

「ビームフォーミング機能」とは、特定方向に電波を届ける機能のことです。対応するWi-Fiルーターが「ソナー」で感知した遠くにいる接続端末に対して、複数のWi-Fiビーム(高い指向性の集中した電波)を放つ仕組みになっています。通常の球体状に供給する電波ではなくビームを照射するため、障害物や遮蔽物に対して強く、遠くの端末までしっかり届く、安定性・高速通信性が特徴です。つまり、このビームフォーミング機能があれば、Wi-Fiルーターがスマートフォンなど端末の位置を把握して、電波を届けてくれます。「寝室ではインターネット環境が良くない」「トイレではほとんどつながらない」といった、局所的に不安的な接続問題を解決してくれるでしょう。

ただし、この機能は端末側でもビームフォーミングに対応していることが必須です。ビームフォーミング機能の備えたWi-Fiルーターを選ぶ際には、端末側の機能確認も必ず行ってください。

「コミュファ光メッシュWi-Fi」なら、家中どこにいても快適にインターネットが使える!

「コミュファ光メッシュWi-Fi」は、メッシュWi-Fi機器が2台セットになっており、メイン・Wi-Fiルーターのほかにサテライト・Wi-Fiルーターを設置して、網目状のネットワークを構築する仕組みを採り入れています。Wi-Fi中継機とは違いメイン・Wi-Fiルーターの負荷を増大させずに、今までWi-Fiが届きにくかった場所もカバー。ご自宅の「つながりにくい」を解消してくれます。

これまで見てきたWi-Fiルーターの置き場所についてのポイントは、ご自宅によっては、なかなか実施できないということもあるかもしれません。そんな方にこそ、「コミュファ光メッシュWi-Fi」がおすすめです。「コミュファ光メッシュWi-Fi」は最新の通信規格「Wi-Fi6」にも対応し、2台のメッシュWi-Fi機器で家中のインターネット環境を快適にしてくれます。2台のWi-Fi機器ではカバーできないという場合には、台数を追加することも可能です。また、スマートフォンやパソコンなどの端末ごとに、その時々で最適なメッシュWi-Fi機器に自動で接続してくれるので、いつでも快適にインターネットを楽しめます。

現在、お試し特典として、最大2カ月間にわたり利用料金無料でご提供中。さらに、ご自宅へのセットアップも無料です。お試し特典でもってして、「コミュファ光メッシュWi-Fi」の効果を実感できるメニューとなっています。

他社を含め、高額な傾向があるメッシュWi-Fi機器を使ったサービスですが、「コミュファ光メッシュWi-Fi」の場合は月額単位なので、短期的に使用したい人やお試しとして使用したい人にも最適です。
「コミュファ光メッシュWi-Fi」の詳細な内容を知りたいときは、こちらからご確認ください。

まとめ

いまや一家に1台、多くの家庭で使用されているWi-Fiルーターですが、その設置状態にまでこだわっている方は、なかなか少ないかもしれません。

新たなオプション追加や新製品への買い替えをしなくても、置き方次第でよりスムーズなインターネット環境に様変わりすることもあります。ぜひ、ご自宅のWi-Fiルーターの設置場所を見直してみてください。

それでも改善がみられないという方や、現在のインターネット環境に満足していない方は、現在お試し特典を展開している「コミュファ光メッシュWi-Fi」を検討してみてはいかがでしょうか。

56_main

この記事を友達にシェアする

Wi-Fiルーターの最適な置き場所は?通信速度が改善しない場合の対処法も

2022年7月12日

お電話でのご相談・お問い合わせ

新規お申し込み・ご相談のお客さま

問い合わせ電話0120816538
問い合わせ電話0120816538

コミュファ光をご利用中のお客さま

問い合わせ電話0120218919
問い合わせ電話0120218919

問い合わせ電話 ガイダンス説明