インターネットを使っている際に「表示が遅い」「動画が途切れてしまう」などと感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、インターネットの回線速度を測定する方法をはじめ、使用状況に合った速度にするためのノウハウを紹介します。
使用シーン別の速度の目安や、速度が遅い場合の対処法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
もし、さまざまな対処を行っても速度が遅い場合は、お使いのインターネットサービスから他社サービスへ乗りかえることも解決への手段です。
インターネットを使っている際に「表示が遅い」「動画が途切れてしまう」などと感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、インターネットの回線速度を測定する方法をはじめ、使用状況に合った速度にするためのノウハウを紹介します。
使用シーン別の速度の目安や、速度が遅い場合の対処法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
もし、さまざまな対処を行っても速度が遅い場合は、お使いのインターネットサービスから他社サービスへ乗りかえることも解決への手段です。
サクサクと気持ちよく使用できる回線速度を手に入れて、快適にインターネットを楽しみましょう。
契約上の回線速度「10Gbps」「5Gbps」などは、インターネット回線の最大通信速度「ベストエフォート(理論値)」と呼ばれるものです。
ベストエフォートとは、条件が整ったときの理論上の最大値のことで、実際にはこの数値が保証されているわけではありません。
例えば、最大1Gbpsの光回線を契約していても、実測値はその半分程度ということも珍しくないのです。
つまり、カタログなどに書いてある最大通信速度ではなく、実際に測定した数値が重要ということになります。
もちろん、最大通信速度が速いほど実測値も速い傾向にあります。ただし、使用する環境によって大きく左右されるため、実測値が大きく下がってしまうこともあるでしょう。
それでもインターネットが快適に使用できるのであれば問題ありません。
もし、思うような速さを感じられないのであれば速度測定をし、原因となる問題を解決していきましょう。
インターネット回線の速度が遅くなる原因はさまざまです。
回線の混雑具合やブロードバンドルーターの性能、パソコンやスマートフォンの性能など多岐にわたります。
回線速度が遅くなる主な原因は下記の通りです。
【回線の混雑】
家族が一度にインターネットに接続するときや、利用者が増えるお昼の休憩時間・夜間など回線が混雑して速度が遅くなる状況が見られます。
また、最近はゲーム機やスマート家電などもインターネットに接続するようになっているため、多くの機器がインターネットにつながることで、回線が混雑するケースもあります。
【ブロードバンドルーターの性能】
ブロードバンドルーターが古い場合も速度が遅くなります。いくら契約している回線速度の数値が大きくても、インターネットの出入口となるルーターが古いと速度が落ちてしまうのです。
【パソコン等使用機器】
パソコンのOSが最新になっておらず、さらにメモリが不足しているなどの状況では速度が遅くなります。
【LANケーブルの規格】
有線接続では、LANケーブルの規格が通信速度に関わります。古い規格のLANケーブルは最大通信速度が低く、速いインターネット回線を契約していても遅くなってしまうのです。
【Wi-Fiの規格】
無線接続では、Wi-Fiの規格が通信速度に影響します。通信速度が遅いルーターを使用している場合は交換することを検討しましょう。
【ルーターとの距離】
使用者とルーターとの距離や間に障害物がある場合なども速度が遅くなる理由のひとつです。
ほかにもさまざまな理由があるので「遅い」と感じたら契約のインターネットサービス会社に問い合わせて原因を調べてみましょう。
回線速度は、速度測定のサービスを提供するWebサイトを利用すれば簡単に分かります。 サイトによってワンクリックで測定できるものや、プロバイダやエリアなどの詳細を設定して測定するものなどさまざまです。
速度測定のサイトは「インターネット 速度測定」で検索すれば見つかり、その多くが無料で手軽に試せます。それぞれのサイトに特徴があるので、試しながら自分に合ったものを探してみましょう。
例えば、アクセスするだけですぐに測定が始まり、簡単に結果がわかるサイトがある一方、回線タイプやプロバイダ、市区町村、住宅のタイプなど細かく入力することでより精度の高い測定結果を出してくれるものも。
市区町村を入力するサイトでは、自分だけでなく、他の人の測定結果が見られるのもメリットです。
また、「下り」「上り」を別々に測定できるサイトもあれば、自動的に「下り」と「上り」両方を測定するサイトもあります。
さらに、「下り」「上り」だけでなく応答速度(Ping値)を測定できるサイトもあります。
応答速度(Ping値)とは、通信にかかる時間を示す数値のことです。
オンラインゲームをする人や大容量のデータをダウンロードする人などはこの数値が小さい方がベターなので、応答速度まで測定するサイトを利用すると便利でしょう。
速度測定サイトや利用する時間帯によって、数値がばらつくのはよくあることです。測定結果は、時間帯や場所、サイトの利用人数など複数の要因が関係しているからだといえます。
そのため、時間を変えて測定したり、いくつかのサイトを試したりすることをおすすめします。何度か計測すればおおよその数値が把握できるでしょう。
そもそも、回線速度の適正な数値とはどれぐらいなのでしょうか。
もちろん、快適なインターネットの回線速度は使用シーンによって異なります。
例えば、メールやLINEのやりとりでは問題なくても、YouTubeなどの動画視聴の際にはスムーズな再生ができずにイライラしてしまうことも……。
ここでは、それぞれのシーンに最適な回線速度を説明します。
回線速度には上りと下りがあります。一般的なインターネットの利用をしている人にとって重要なのは「下り」の数値です。動画を見る、データをダウンロードするといった状況では「下り」の速度がポイントになります。
通常、「上り」はメールの送信やSNSへの写真のアップロードなど、比較的データ量が小さいものが多いので、「下り」を基準にチェックするとよいでしょう。
ただし、動画などデータ量の大きなものをアップロードする人は「上り」の数値も重要になります。
快適にインターネットを使うための目安になる参考値は以下の通りです。
メールやLINEのやりとり | 200Kbps〜1Mbps程度 |
Webサイト閲覧、検索 | 1〜10 Mbps程度 |
動画視聴 | 5〜25 Mbps程度 |
オンラインゲーム | 100 Mbps以上 |
【メールやLINEのやりとり】
下り200kbps~1Mbpsが目安です。テキストだけであれば問題ありませんが、画像や動画などのファイルが添付されている場合、ダウンロードするのに時間がかかります。
【Webサイトの閲覧や検索】
下り1Mbps~10Mbps程度必要です。画像や写真が多く掲載されているサイトなら少なくとも3Mbps程度は欲しいところ。画像が少なく、文章中心であれば1Mbps程度でも快適に閲覧できます。
【動画視聴】
5~20Mbpsが目安ですが、解像度によって異なります。例えば4Kのような高画質動画なら25Mbpsは確保しましょう。
【オンラインゲーム】
オンラインゲームにおいて回線速度は重要なポイントです。途切れることなくスムーズにゲームを楽しむためには100Mbps以上確保されていると安心でしょう。
ちなみに動画共有サイトYouTubeの推奨通信速度は下記の通りです。高画質になるほど回線速度の速さが求められます。遅い場合は、読み込みに時間がかかり、途中で再生が止まることも。
そのような場合はYouTubeの設定から画質を下げる方法もあります。
動画の解像度 | 推奨される回線速度 |
4K | 20 Mbps |
HD1080p | 5 Mbps |
HD720p | 2.5 Mbps |
SD480p | 1.1 Mbps |
SD360p | 0.7 Mbps |
※YouTubeヘルプより引用
速度測定の結果、推奨される速度より遅い場合の対処法を見ていきましょう。
速度が遅い原因はいくつかあり、簡単に対応できるものもあります。しかし、機器の交換が必要なケース、時間帯など一時的な問題の場合も。
さまざまな対応をしても改善しないときは、通信速度の速いインターネットサービスへ乗りかえることも考えてみましょう。
通信速度が遅くなってしまう原因はいくつか挙げられます。それぞれに対処法があるので、まずは一つひとつ原因を解決していきましょう。
【ブロードバンドルーターやモデム、パソコンの接続不良】
電源を入れ直してみましょう。電源を入れ直すことで改善することもあります。
【インターホンやガス検知器などのノイズの影響】
回線がインターホンやガス検知器などに干渉している場合、速度が遅くなります。業者に相談し、点検してもらいましょう。
【アクセスが集中しやすい時間帯】
普段は問題なくても特定の時間だけ速度が遅くなるケースは、利用者が増える時間帯(お昼休憩、夜間など)で回線が混むことが原因だといえます。混み合う時間を避けて利用するのもひとつの方法です。
【1つの回線に多数のデバイスをつないでいる】
家族それぞれで、パソコン、タブレット、スマートフォンなどを同時に使用するなど、多数のデバイスをつないでいると速度は遅くなります。
同時に使用するケースが多いのであれば使用状況に応じたネットサービスを利用すると良いでしょう。
さまざまな対策を講じても、回線速度が改善しない場合もあります。そもそも速度が期待できない回線だったというケースもあるので、改善しないときは契約内容を確認してみましょう。
また、問題に対処しても回線速度が改善されないときなどは、回線自体の乗りかえが改善への近道といえます。
インターネット回線は年々進歩しています。調べてみれば、速くてリーズナブルな回線が見つかるかもしれません。
乗りかえ先の候補としておすすめなのが、コミュファ光です。
中部テレコミュニケーション(ctc)の光インターネットサービスで、最大10Gbpsの高速インターネット接続と安心の速度が得られます。
動画視聴やオンラインゲーム、音楽配信サービスなど多様なコンテンツを快適に楽しめる環境を提供しているので、回線速度に不満がある人は乗りかえを検討してみてはいかがでしょうか。
コミュファ光なら最大10Gbpsの高速回線も可能。Wi-Fi対応なので、追加料金なしで無線LANを利用できるのも嬉しいポイントです。
もちろん、「10Gbpsもいらないけど、ストレスなくメールやWebを閲覧したい」「一人暮らしに適した速度がほしい」など、さまざまな希望に合わせたメニューを取り揃えています。
コミュファ光では、10Gbps、1Gbpsなど、インターネットの利用スタイルに合わせ、快適でむだのないメニューが選べます。
適切なメニューがわからなくても、専門スタッフに相談しながらお客様の環境に合ったメニューを選ぶことができるので安心です。
高速回線とともに導入すると便利なのが、「メッシュWi-Fi」というサービスです。
メッシュ(網目)のようにネットワーク機器をつないで、家中どこでも快適にインターネット回線が利用できます。
「2階の部屋だとつながりにくい」「ルーターから遠いせいか、電波が届きにくい部屋がある」「家族みんなが一斉にパソコンやスマートフォンを使うと通信速度が遅くなる」などの悩みも、メッシュWi-Fiの機器を設置すれば解決できます。
メッシュWi-Fiは従来の中継機とは違い、パソコンやスマートフォンなどを端末ごとに最適な電波に自動でつなぐことが可能です。手動でオン・オフする必要がなく、家中どこでも高速Wi-Fiでインターネットを楽しめるのが大きなポイントだといえます。専用機器を追加設置するだけという簡単な手続きでストレスのないインターネット環境が手に入れられるのです。
さらに、確実に速い通信速度を求めるお客さまには、オプションサービスの「ゲーミングカスタム」がおすすめです。
オンラインゲームに特化した光回線で、一般的なインターネット回線で起こりうる遅延やラグを軽減できます。時間帯を気にせず、いつでも最高のパフォーマンスを発揮できる環境を提供することが可能。より快適にオンラインゲームや動画を楽しみたい方に最適のサービスです。
今回の記事では、回線速度の測定方法や、遅くなる原因、速度を上げる方法などを解説しました。
回線速度を把握し、期待した速度が出ていない場合は、遅くなっている原因を解消していくことが大切。
一方「いろいろ試したけどあまり速度が上がらない……」という人もいるでしょう。
そんなときは、快適な速度を提供するインターネットサービスへの乗りかえも検討しましょう。
高速回線のコミュファ光なら、有線でも無線でも快適にインターネットを楽しめます。 セキュリティ対策やサポートも充実したコミュファ光。まずは、お気軽にご相談ください。
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インターネット回線の速度測定の仕方は?回線速度の目安と遅いときの対処法
2022年7月1日