スマートフォンやパソコンの普及によって、今やWi-Fiは自宅や外出先で欠かせない存在になりました。ただ、Wi-Fiを利用しようとしたときに接続がうまくいかず、Wi-Fiのマークに「!」(ビックリマーク)や「×」(バツマーク)が出ているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Wi-Fiのマークの種類や、マークに異常が出る原因、異常が出たときの対処法を紹介します。
コミュファ光が2023年3月31日に更新
スマートフォンやパソコンの普及によって、今やWi-Fiは自宅や外出先で欠かせない存在になりました。ただ、Wi-Fiを利用しようとしたときに接続がうまくいかず、Wi-Fiのマークに「!」(ビックリマーク)や「×」(バツマーク)が出ているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Wi-Fiのマークの種類や、マークに異常が出る原因、異常が出たときの対処法を紹介します。
Wi-Fiの接続の表示は、OSや機種に関わらず、点と曲線の扇状のマーク。iPhoneの場合、Wi-Fiマークは非常にシンプルで、表示されるのはこの扇状のマークのみ。マークが表示されていればWi-Fiが接続されている状態で、表示がなければWi-Fiに接続されていないということです。
扇状のWi-Fiマークは、2〜3本の曲線で表示されるのが一般的で、濃く表示される曲線の本数は電波状況の強弱を表しています。数が多ければ電波が強く、少なければ弱いということです。数が少ないときは電波が弱いため、通信が不安定になったり、速度が遅くなったりすることがあるでしょう。
Wi-Fi電波がある場所で設定をオンにしているのに、Wi-Fiマークが表示されないのであれば、何らかの不具合が生じている状態です。
Androidのスマートフォンやタブレットでは、iPhoneと同様に扇状のマークが表示されるほか、正常に接続できていないときに「!」(ビックリマーク)や「×」(バツマーク)などが表示されることがあります。Android端末でのみ表示されるWi-Fiマークの種類や、出現する原因を順番に見ていきましょう。
Wi-Fiマークにかぶさるように「!」が表示されることがあります。これはWi-Fiの接続は認識されているものの、通信状態に問題があってインターネットには接続されていない状態。少し場所を動いたり、時間が経ったりすると使えるようになることもよくありますが、基本的にこの状態ではインターネットは使えません。多くの方が利用するフリーWi-Fiでも出現しやすいマークです。
「×」は端末がWi-Fiの電波自体を認識していないときに出現します。端末によっては扇状のマーク自体が出ない場合もあり、薄く表示される、「?」(はてなマーク)が出現するといったケースも。いずれにしても、この状態ではWi-Fiを利用することはできません。スマートフォンなどで回線契約をしていれば、そちらの回線を使ってインターネットを利用することは可能です。
「↑・↓」や「△・▽」は、Androidの一部のOSで出現するもので、「!」や「×」と違ってこちらは正常にWi-Fiに接続されている状態。上向きの「↑」「△」は、メッセージを送るときや写真などをアップロードするときなどデータの送信中に表示され、下向きの「↓」「▽」はWebサイトの閲覧やメッセージの受信、動画を再生するときなどに表示されます。
何も操作を行っていないときにも表示されることがありますが、インストールしているアプリがバックグラウンドでデータ通信していることが原因です。バックグラウンド通信はアプリの情報を常に最新にしておくために行われるので、基本的にグーグルプレイでダウンロードできるアプリであれば問題はありません。
前述の通り、AndroidのスマートフォンなどにWi-Fiの異常を示すマークが表示されるのは、Wi-Fiの通信状態に問題があるということ。ここでは「!」や「×」が表示される具体的な原因について、解説していきます。
「!」が表示されているときは、Wi-Fi接続は認識しているが通信状態に何らかの不具合がある状態です。具体的には、以下のような原因が考えられます。
・Wi-Fi電波が弱すぎる
・インターネット回線自体に問題がある
・Wi-Fiルーターやモデムに不具合がある
・同じWi-Fiに接続している端末が多すぎる
・フリーWi-Fi利用時であれば、設定や認証にミスがある
「×」が表示されるのは、スマートフォンなどの端末がWi-Fiのネットワークに認識されていないことが原因です。ただし、機種によってはWi-Fiに接続していないときには扇状のマーク自体が表示されないものもあり、「×」が表示されているのであれば、直前までWi-Fi接続がされていたかもしれません。
「×」が表示される具体的な原因は、以下のようなものが考えられます。
・端末のWi-Fi設定がオフになっている
・無線ルーターやモデムに不具合がある
・Wi-Fiのパスワードの入力ミス
ここまでWi-Fiマークに異常が出る原因について見てきました。「×」や「!」が表示されているときは、Wi-Fiが正常に使えない状態です。ここからはそんなときの対処法について紹介します。
スマートフォンやパソコンなどの端末のWi-Fiを一度オフにして、再度オンにすると正常にWi-Fiにつながったという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。簡単ですが有効な方法なので、まずは端末でWi-Fiのオン・オフを試してみてください。Wi-Fiのオン・オフは設定から切り替えることもできますが、スマートフォンならiPhoneはコントロールセンター、Androidはクイック設定パネルにあるWi-Fiマークをタップすることで切り替えが可能。パソコンでもWindowsであればタスクバー、MacであればメニューバーのWi-Fiマークから切り替えることが可能です。
スマートフォンなどの端末や無線ルーターは、再起動するとデータの整理を行うため不具合が解消されることがあります。やり方は電源を落として1分ほど待ち、再度電源を入れるだけ。すぐに電源を入れ直すと効果がないケースもあるので、必ず少し時間を置くようにしてください。
Androidでは、電源ボタンを長押しすると「電源を切る」と並んで「再起動」のコマンドが出るため、それをタップすれば自分で電源を入れ直す必要はありません。Windowsではメニューから、Macであればアップルメニューから再起動を選択することで、自動的に再起動できるので試してみてください。
機内モードをオンにすることでWi-Fiがオフになるため、Wi-Fi設定がリセットされて不具合が解消されることがあります。端末の再起動が面倒なら、まず機内モードのオン・オフをしてみるのもおすすめです。
スマートフォンなら、iPhoneはコントロールセンター、Androidはクイック設定パネルにある飛行機のマークをタップすることで切り替えが可能。Windowsであればタスクバーのアクションセンターから切り替えられます。
Wi-Fiには2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯があり、周波数帯によって電波の特徴が異なるので、周波数帯を変更することで正常にWi-Fi接続できる可能性も。「Wi-Fi 4」や「Wi-Fi 6」はどちらの周波数帯も使用可能です。「Wi-Fi 5」は5GHzだけしか使用できませんが、多くの無線ルーターは「Wi-Fi 4」以前の規格にも対応することで2.4GHzも使用できるようになっています。
変更方法は端末のWi-Fi設定からネットワーク名(SSID)を変更し、暗号化キー(パスワード)を入力して接続するだけ。初期設定のネットワーク名では、2.4GHzの場合は末尾が「2G」や「g」、5GHzの場合は末尾が「5G」や「a」となっていることが多いので、見分ける目安にしてください。
スマートフォンやパソコンの設定画面から、ネットワーク設定をリセットして再度接続すると、不具合が改善されてWi-Fiの異常なマークが消えることがあります。ネットワーク設定をリセットすると、Wi-Fiで設定したパスワード、Bluetoothの登録機器、ペアリング情報などが初期化され、再度接続するときに設定が必要となるので、事前に設定情報を準備しておきましょう。
扇状のWi-Fiマーク自体が出ない場合は、無線ルーターの電源ケーブルが抜けていて電源が入っていない可能性も。初歩的なことですが、よくあるケースです。またモデムや回線終端装置(ONU)と無線ルーターをつなぐWANケーブルがしっかり差し込まれているかどうかも、確認してみてください。特に掃除をしていて動かしたときなどに緩むことがあるので、電源ケーブルとWANケーブルの両方をチェックしましょう。
正常にWi-Fi接続できないのは、電波が弱いことが原因かもしれません。無線ルーターと接続したい端末の距離が遠いと電波が届きにくくなるため、なるべく近くに置くと改善されることがあります。
また無線ルーターからの距離は離れていなくても、周りに金属を含む家具やコンクリートの壁などがあると電波が遮られて弱くなることも。その場合は遮蔽物を避けて、なるべく部屋の中心近くに置くと電波が届きやすくなります。水は電波を吸収するため、水槽や花瓶の近くも避けたほうがよいでしょう。
Wi-Fiはつながっていて端末にも問題がないのであれば、インターネット回線そのものに障害が発生しており、インターネットが利用できなくなっている可能性があります。プロバイダの定期的なメンテナンス、災害、サーバの故障などの原因が考えられますが、この場合は復旧を待つしかありません。
インターネット回線やプロバイダのトラブルは、公式サイトやSNSの公式アカウントに情報が掲載されているはずなので、モバイル回線で使用できるスマートフォンなどを使って確認してみてください。
ここまで対策しても異常を示すマークが出るのであれば、無線ルーターに再起動や設定のリセットで修復できない不具合が起きている可能性があります。
無線ルーターをレンタルしているなら、インターネット回線事業者もしくはプロバイダに連絡して交換などの対応をしてもらいましょう。購入して利用しているのであればメーカーに修理してもらうこともできますが、無線ルーターの寿命は一般的に4~5年とされているので、年数が経っているのであれば買い替えを検討することをおすすめします。
コミュファの速度測定を使えばご自宅のインターネット環境をお手軽に計測できます。ダウンロード速度から、Ping・Jitterという専門的な数値までご確認いただけます。回線速度向上のポイントも紹介してますので、まずは現状を把握してインターネット環境の見直しを検討してみるのもいいでしょう。
速度測定に関しては、こちらからご確認ください。
「コミュファ光」とは、中部テレコミュニケーション(ctc)が提供する、光インターネットサービス。最大10Gbps(ギガビーピーエス:Giga bit per second)の高速通信が強みで、回線の混雑による速度低下が起きにくいことも特長です。
ご自宅のWi-Fi電波が弱くてWi-Fiマークの異常が出ている場合、コミュファのオプションサービスである「メッシュWi-Fi」をご利用いただくことで改善される可能性があります。
コミュファ光の10ギガメニューなら、最大通信速度が10Gbpsと超高速。実際の通信速度も、通信速度測定アプリ「RBB SPEED TEST」の測定データを集計し、実測値の平均が速かったサービスを表彰する「RBB SPEED AWARD 2023」のWi-Fi速度の部(スマートフォンによるWi-Fi接続)「東海」で最優秀を受賞するなど、実績があります。
戸建住宅の2階や鉄筋コンクリート造のマンションなど、住宅の構造上、無線ルーターの電波が届きにくい場所があると感じる場合はコミュファ光の「メッシュWi-Fi」がおすすめ。
また、コミュファ光のメッシュWi-Fiは最新の通信規格「Wi-Fi 6」に対応しており、通信速度が速いだけでなく複数の端末でも安定した同時通信が可能。従来の中継機は手動でWi-Fiを切り替える必要がありますが、メッシュWi-Fiなら自動で一番良い電波に切り替わるので、Wi-Fiを選択し直す手間がかかりません。
家族で同じ電波を使うため接続する端末が多すぎて通信速度が遅い、近隣住宅からの電波干渉の影響で通信が途切れる、といったケースにも有効なので、お試しください。
無線でインターネットに接続できるWi-Fiは便利でよく普及しているだけに、Wi-Fiマークに異常が出てしまうのは困りものです。それぞれのマークの意味を理解して、異常があるときには適切に対処しましょう。
ご自宅のWi-Fi電波が弱くWi-Fiマークの異常が出ているのであれば、コミュファ光の「メッシュWi-Fi」をご検討ください。導入が手軽で設定方法も簡単なので、すぐに家中どこでも快適にインターネットを楽しめるWi-Fi環境を構築することができます。
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2023年3月31日