インターネットが不安定なのは二重ルーターのせい？原因や解決法を解説

インターネットの接続が不安定、速度が遅いなどの症状があるのに、パソコンやスマートフォンなどの端末やOS、ソフトウエアには問題がない場合、二重ルーターになっていることが原因かもしれません。二重ルーターは放置しておくとさまざまな問題を引き起こす可能性もあり、早めに対応すべき事案です。

この記事では、二重ルーターで引き起こされる症状や、対処法について詳しく解説します。二重ルーターになっている疑いがある方、実際に二重ルーターの状態で困っている方に向けて、確認方法や解消の手順を説明しますので参考にしてください。

まず、二重ルーターとはどのような状態を指すのか解説します。二重ルーターという言葉にはあまり馴染みがないかもしれませんが、簡単にいえば、自宅や社内ネットワークなどにルーター機能を有効にした機器が2台以上ある状態のことです。
ルーターは、外部のインターネットと自宅・社内ネットワークの橋渡しをする機器で、ルーターに接続した端末機器にプライベートIPアドレスを割り当て、外部インターネットからのデータを割り振るのが主な役割。そのほかに、不正な通信を遮断するセキュリティ機能も備えています。

職場などのネットワークは別として、自宅ネットワークの場合、ルーターは1台あれば足りるものです。ルーターが複数存在することで、さまざまな不具合が発生する可能性があるので注意しましょう。

二重ルーターのせいで、インターネットにつながらなくなってしまうことがあります。本来ならインターネットにつなぐ役割を持つルーターですが、複数のルーターがあることでお互いに干渉し合ってしまい、不具合が生じるのです。まったくつながらない場合やつながるものの状態が不安定、ゲームだけつながらないなど、症状は多様。特に問題なく使える場合もあるので二重ルーター状態だと気付きにくいケースもあります。

二重ルーターを放置すると、外部からのアクセスに不具合が発生する可能性も。例えば、外出先からの録画予約やWebカメラ操作などができなくなってしまうことがあります。
実は、二重ルーターでも外部からのアクセス設定は可能です。ただし、設定方法が複雑なのでネットワークに詳しくない方には難しい作業になる恐れがあります。二重ルーターを解消するほうが手間をかけずに問題が解決できるでしょう。

快適なインターネット環境を妨げる問題として回線速度の低下が挙げられます。ルーターは、データを届ける経路を判断するルーティングという作業を行うのですが、ルーターの数が増えるとその分時間がかかり、速度が遅くなるのです。複数のルーターにWi-Fi機能がある場合は、電波の干渉によりWi-Fiの速度が低下する可能性もあるので確認してみましょう。

二重ルーターの場合、異なるルーターに接続した機器の間ではファイル共有ができなくなる問題が発生することもあります。ファイル共有だけでなく、ネットワークプリンタなども使用できなくなるので、特に社内で使用している状況では不便になる可能性があるでしょう。

さまざまな問題点を挙げてきましたが、特に不具合が発生していない場合は放置しても差し支えありません。ルーターのセキュリティ機能が二重になることで、セキュリティが向上するというプラスの面もあります。
ただし、将来的に問題が生じる場合もありますし、なかには二重ルーターを解除したら速度が速くなったというケースも。問題がないと思っていても一度確認しておくとよいでしょう。

次に、二重ルーターになっているかどうか確認する方法をパソコン・スマートフォン別に解説していきます。

Windowsの場合の確認手順は下記の通りです。

1.Windowsキーを押して「cmd」と入力します。
2.「コマンドプロンプト」が出てくるので、管理者として実行してください。
3.「tracert -d 8.8.8.8」（-dの前後に半角スペースが必要です）と入力し、Enterキーを押して実行します。
4.「192.168.***.***」から始まるローカルIPアドレスが2つ記載されている場合、二重ルーターになっている状態です。このローカルIPアドレスの数が接続されているルーターの数を表しています。

Macの場合の確認手順は下記の通りです。

1.スポットライトで「ターミナル」を検索します。
2.「ターミナル」を起動してください。
3.ターミナルで「traceroute 8.8.8.8」（tracerouteと8の間に半角スペースが必要です）と入力し、Enterキーを押して実行します。
4.似ている数字が2つ以上あれば、二重ルーターになっている状態です。

スマートフォンの場合は、「Fing」というアプリでチェックできます。iPhone、Androidともに同じステップで確認が可能ですので試してみてください。「Fing」を使ったスマートフォンの確認手順は下記の通りです。

1.Fingをダウンロードして起動します。
2.位置情報の権限を許可してください。二重ルーターの確認だけならアカウントは不要です。
3.「Traceroute」を選択。
4.「google.com」などを入力します。
5.「192.168.***.***」が複数出てくれば、二重ルーターになっている状態です。

また、集合住宅で壁面にLANコンセントがある場合は、すでにインターネットの環境が整っており、自分でルーターを設置すると二重ルーターになる可能性があります。

では、どのように二重ルーターを解消すればよいのでしょうか。二重ルーターを解消するには、追加したルーターのルーター機能をオフにすれば完了するので、実に簡単です。 ただし、機種によってルーター機能のオフの仕方は異なり、背面スイッチの切り替えだけで済むものもあれば、管理画面から変更しなければならないものなどさまざま。取扱説明書を確認しながら行うと良いでしょう。

また、ルーター機能をオフにした場合の呼び名も、「ブリッジモード」または「アクセスポイントモード」などメーカーによって異なります。 ホームゲートウェイのルーター機能をオフにすると、同じ回線を使用している光電話などで不具合が生じる可能性もあるので、事前によく確認してから作業を行ってください。

愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・長野県にお住まいの方におすすめなのが「コミュファ光」。10ギガメニューがあり、上りも下りも最大10Gbps(ギガビーピーエス：Giga bit per second)の超高速通信を提供する東海地方最速の光インターネット回線です。
ここからは、コミュファ光回線のホームゲートウェイや特長について解説していきましょう。

1. 本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実際の使用における一定の通信速度を保証するものではありません。また、お客さまのご利用機器、設定状況、LAN環境などにより、通信速度は異なります。
2. 愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県での個人宅向けFTTHサービスの上り/下り速度で速度一位タイであり、10ギガホームメニューが対象です。（2023年3月付け株式会社シード・プランニングの調査に基づく）
3. 提供エリアについては、こちらからご確認ください。

コミュファ光では、10ギガメニューでご契約いただいた場合、最新無線LAN規格の「Wi-Fi 6」や「ビームフォーミング」(電波の方向を集中させることで電波強度を高め、安定した通信にするシステム)に対応したルーター機能付きのホームゲートウェイを標準提供しています。光回線だけでなく、自宅内での無線LAN環境も最新の状態に構築できるところが特長です。そのため、追加のルーターは基本的に必要ありません。

1. Wi-Fi 6標準提供(10ギガメニューのみ)による。ご利用にはWi-Fi 6対応の機器が必要です。
2. 10ギガメニューのみ対応です。
3. ビームフォーミングは子機側も対応している必要があります。

ご自宅が広くてWi-Fiが届きにくいというお客さまにおすすめなのが、コミュファ光の「メッシュWi-Fi」です。ホームゲートウェイに加えて、網目のように電波が広がるメッシュWi-Fiを設置することで、今までWi-Fiが届きにくかった寝室やお風呂などでも快適にインターネットがご利用いただけるようになります。

また、スマートフォンなどを持ちながら自宅内を移動しても、最適な電波に自動で切り替わる機能が備わっているため、手動で切り替える手間がかかりません。自動で常に快適なWi-Fiをお届けします。難しい設定が不要なうえ、ルーターを複数導入するわけではないので、二重ルーターにならないというのも特長です。

1. メッシュWi-Fi機器の電波が届く範囲および実効速度は、周囲の電波状況や住宅の構造など利用環境により大きく異なります。
2. 月額料金は、機器2台セットでの金額となります。1台あたり+440円/月で追加いただけます。
3. 追加契約可能なメッシュWi-Fi機器台数は、3台までとなります。
4. 課金開始月を含む6カ月の最低利用期間があります。途中解約される場合においても、契約解除料として月額料金1カ月分(880円)をお支払いいただきます。ただし、別途追加契約いただいたメッシュWi-Fi機器のみを解約の場合、契約解除料は発生しません。

コミュファ光には、光ネット工事費無料といったおトクなお申し込み特典が多数そろっています。乗りかえの際も他社回線の契約解除料を全額還元するキャンペーンを実施中。初期費用や乗りかえ費用がおトクになる豊富な特典も、コミュファ光の特長のひとつです。詳しくはコミュファ公式ホームページでご確認ください。

1. 工事費無料は、12月29日から1月3日までの間は対象外となります。また、午前9時から午後5時の間に工事を行う必要があります。追加工事が必要な場合には、別途工事費が必要です。
2. 土日祝日および年末年始（12月29日～1月3日）に光ネット新規開通工事を実施の場合、土日祝工事派遣料(3,300円)を光ネットサービス開始翌月に請求いたします。キャンペーン等で光ネット工事費が無料になった場合も、土日祝工事派遣料は発生いたします。
3. 過去3カ月以内にコミュファ光サービスを解約された方が、同一設置場所で新規申込をした場合は対象外となる場合があります。
4. スタート割対象メニューのご契約で、スタート割（2年）として、開通翌月より24カ月目まで月額料金より550円を割引いたします。
5. スタート割対象メニューと光テレビを同時にご契約いただいた場合は、スタート割（5年）として、開通翌月より60カ月目まで月額料金より550円を割引いたします。
6. スタート割（2年）は開通月および開通翌月より24カ月目まで、スタート割（5年）は開通月および開通翌月より60カ月目までをスタート割期間とします。
7. スタート割対象メニューの契約かつ「安心サポートPlus」の同時申込で光ネット工事費が無料となります。
8. スタート割期間（開通月および開通翌月より24カ月目まで）満了前に光ネットを解約された際は光ネットの工事費から契約期間に応じて低減した額を解約日翌月に一括で請求いたします。
9. 光ネットの開通後に光テレビを追加した場合、スタート割期間は光ネットの開通月および開通翌月から60カ月間に移行されます。
10. スタート割対象メニューと光テレビのご契約かつ「安心サポートPlus」の同時申込で光ネット工事費と光テレビ工事費が無料となります。
11. スタート割期間満了前に光ネットまたは光テレビを解約された際は各工事費から契約期間に応じて低減した額を解約日翌月に一括で請求いたします。

コミュファ光には「安心サポートPlus」というオプションサービスがあり、こちらもおトクで豊富なサポートが受けられるため、おすすめです。安心サポートPlusとは、インターネットやパソコン周りの設定、故障対応などを一括サポートするサービスで、コミュファ光をご利用のお客さまであれば、どなたでもお申し込みいただけます。インターネットがつながらない、不安定などのトラブルはもちろん、パソコンの修理サービスなど幅広くサポートしてくれるので安心です。

安心サポートPlusの月額料金は880円。ただし、最初の24カ月間はキャンペーンが適用され、110円引きの770円で利用できます。

安心サポートPlusのサービス内容は以下の通りです。さまざまなサポートはもちろん、セキュリティ対策ソフトの提供、パソコン修理の保険としてもご利用いただける充実の内容。光ネットとあわせてご加入をおすすめします。

1. 最低利用期間内(92日間)に解約された場合、契約解除料が発生します。契約解除料は、月額料金1カ月分(770円)となります。なお、光ネットのお申し込みと同時に「安心サポートPlus」をご契約された場合、最低利用期間内は無料でご利用いただけます。

【電話サポート】
「パソコンの使い方が分からない」「パソコンに音楽を取り込みたい」など、インターネットのご利用に関連するお悩みや疑問に、コミュファ光の専門スタッフがお答えするサービスです。

1. 全てのご質問にお答えできるわけではありません。

【リモートサポート】
コミュファ光のオペレータが、お客さまのパソコン画面にマーカを表示しながら丁寧にサポートするので分かりやすく、「電話だけでは分かりづらい」というお客さまでも安心。二重ルーターなどで接続が不安定になったときなどに心強いサポート体制です。

【訪問サポート割引】
パソコンの調子が悪い、パソコン買い替え時の設定など、お客さまのご自宅に訪問する訪問サービスの料金を「基本料金無料」「作業料金20％オフ」にて対応いたします。

【安心サービス】
パソコンやスマートフォン、タブレットをウイルスや有害サイトから守るセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスタークラウド月額版」を3台分提供。安心してインターネットをお使いください。

1. ウイルスバスター クラウド 月額版はお客さまご自身にてインストールしてください。
2. 記載の利用台数は1台の端末にOSが1つの場合です。

【パソコン修理サービス】
お客さまのパソコンやタブレット故障時に修理を承り、30,000円までの修理費用を年に2回まで無償サービスします。

1. 本サービスのご利用可能回数は2回／年までとなります。
2. 本サービスは安心サポートPlusのサービス開始月の翌々月1日からご利用いただけます。
3. 「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。
4. Wi-Fi通信を行うには、Wi-Fi対応の機器が必要です。

この記事では、二重ルーターになっているときの問題点や解消方法を説明しました。複数のルーターを設置しているつもりがなくても二重ルーターに設定されてしまい、何らかの不具合を感じていることもあるかもしれません。念のため、ご自身で二重ルーターになっていないかチェックしてみてください。

コミュファ光なら、高速通信の10ギガメニューでもおトクな料金で、最新無線LAN規格のホームゲートウェイを提供。二重ルーターにならず、快適なインターネット環境が構築できるのでおすすめです。
詳しいサービス内容は、コミュファのホームページやパンフレットでご確認いただけます。電話やチャットでのお問い合わせにも対応していますので、乗り換えや新規お申し込みについてもお気軽にご相談ください。