Wi-Fiルーターの設定に必要なものとは?事前準備と設定の流れ

自宅に無線LAN環境を構築するために必要な「Wi-Fi」。
実際に導入したいけど何を準備すればよいか分からない方や、機器は準備できても設定方法や具体的な流れでお悩みの方もいるのではないでしょうか。

この記事では、そのような方に向けて「Wi-Fiルーター」の設定に必要な準備、設定の流れについて順を追って解説するとともに、このような設定に自信がない方、すぐにWi-Fiを導入したい方に向けて、すぐにWi-Fi環境を準備できるコミュファ光についても紹介します。

Wi-Fiルーターの設定前に準備するもの

まずは、Wi-Fi環境の構築に必要なものを確認してみましょう。

・インターネット回線
・モデムもしくは回線終端装置
・Wi-FiルーターとLANケーブル
・Wi-Fi接続に必要な情報
・Wi-Fiに接続したい端末(パソコンやスマートフォン)

これらがそれぞれどのような機器なのかを想像できない方もご安心を。
以下で一つひとつ詳しく紹介します。

インターネット回線

インターネットを利用するには、まずインターネット回線が必要です。

インターネット回線は、ADSLや光回線、CATV回線など、様々な種類がありますが、現在の主流は光回線といっていいでしょう。「インターネット回線を準備する」というのは回線事業者と契約を済ませ、開通工事を行った状態にあたります。
※ADSLは新規受付を終了しています

開通までの流れは、以下の通り。

1. インターネットの回線契約を行う
2. 工事日(開通日)を調整する
3. 工事担当者が自宅に来て、宅内外の工事を済ませる
4. インターネット回線が開通

インターネット回線の工事では、宅内工事が必要となるため、1~2時間程度の立ち会いが必要です。この過程を経てようやく、インターネットを楽しむことができます。

モデムや回線終端装置

インターネット開通工事の際に、宅内にモデムや回線終端装置が設置されます。

モデムや回線終端装置は、光回線などを介してインターネット回線に送られてくる「光信号」を、パソコンやスマートフォンなどの機器でも認識できる「デジタル信号」に変換するため、インターネットに接続するためには必須な機器です。基本的に回線事業者によってレンタル・提供されることが多いため、事前に購入しておく必要はありません。

ADSLやCATV回線を契約した場合はモデム、光回線を契約した場合は回線終端装置が設置されますが、同じ光回線契約でもマンションなどの場合はVDSLモデムという機器が設置される場合もあります。個々の機器によって搭載されている機能は違うこともありますが、いずれも役割は同じです。

モデムや回線終端装置(回線終端装置)

Wi-FiルーターとLANケーブル

Wi-Fi接続のために必要な機材、Wi-FiルーターとLANケーブルの2点を揃えます。

注意しておきたいのが、この2点は回線事業者によって標準で用意されているとは限らないという点。事前に家電量販店やネットショップなどで購入しておくか、回線事業者からレンタルして利用するかのいずれかの準備が必要です。契約の際に合わせて確認しておきましょう。

Wi-Fiルーターは、インターネット回線を無線の電波として送受信する役割を果たし、LANケーブルはモデムや回線終端装置とWi-Fiルーターを仲介するために必要です。
Wi-Fiを利用するためには、いずれも必要不可欠な機器ですから準備しておきましょう。

Wi-Fi接続に必要な情報

インターネット回線、Wi-Fi接続機器の準備ができたら、次に、接続のために必要な情報を確認しておきます。

Wi-Fi接続のためには機器の接続だけでなく、接続したい端末でのセットアップが必要です。

Wi-Fiに接続するために必要な情報は、モデムや回線終端装置の側面や底面に表示されていますので、本体に貼られたシール部分に表示されている「ネットワーク名(SSID)」と「暗号化キー」を写真に撮るなどして、これを控えておきましょう。

2.4GHz/5GHzと2種類のネットワーク名、暗号化キーが接続されていることもあります。大まかに説明すると、前者は届きやすい電波を発信しており、また接続する側の端末でも対応している製品が豊富です。後者の5GHz帯はルーターでのみ使用される帯域なので、2.4GHz帯よりも通信が早いことが特長。ただ、2.4GHz帯よりも壁や障害物の干渉を受けやすいので、接続する端末によって選び分けておくと安心です。

接続したい端末(パソコンやスマートフォン)

最後に、Wi-Fiに接続したい端末を準備します。
パソコンやスマートフォン、タブレットなど様々な端末がWi-Fiに対応しているので、接続したい機器を大まかにリストアップしておくとスムーズかもしれません。

なお、接続の手順はこの後に説明しますが、Wi-Fi接続の際に使用する「ネットワーク名(SSID)」や「暗号化キー」の設定はパソコンから行うことができます。

接続したい端末(パソコンやスマートフォン)

Wi-Fiルーターを設定する流れ

必要な機材の準備が出来たところで、いよいよ接続に向けて手順の確認です。
Wi-Fi接続の主な流れは、次のようなステップで進めていきます。

・Wi-Fiルーターを設置する
・Wi-Fiルーターとモデムや回線終端装置を接続する
・Wi-Fiルーターに接続する

あまり機械に触れることが得意でない方も、一つひとつ手順を追っていけば簡単に接続できるので、まずは大まかな流れを確認しておきましょう。

Wi-Fiルーターの設置

まずは、Wi-Fiルーターの設置から。
モデムや回線終端装置に接続する置き型のWi-Fiルーターは電源が必要なので、コンセントを確保し、接続します。次のステップでモデムや回線終端装置とLANケーブルで接続するため、LANケーブルの届く範囲内に設置しておくとよいでしょう。
Wi-Fiルーターを設置する際に注意したいのが、設置場所です。
Wi-Fiルーターは電波を送受信する機能上、設置する場所によって、接続の快適さが変わります。快適なWi-Fi環境をつくるために、以下の点を意識するとよいでしょう。

・床から1〜2mほどの高さの場所
・棚やテレビの裏などを避ける(周囲に障害物のない場所)
・なるべく部屋や家の中央に近い場所
・電子レンジやテレビなどの家電製品から離れた場所
・近くに金属や鏡、水槽がない場所

モデムや回線終端装置は、かつての電話線を引いていた箇所に設置されることが多いもの。設置する際はその発想にとらわれることなく、一度家の中を見渡して確認し、上記の条件に最も合った場所に設置しておくと安心です。

Wi-Fiルーターとモデムや回線終端装置を接続

Wi-Fiルーターを設置したら、次は早速モデムや回線終端装置の接続です。
モデムや回線終端装置、Wi-Fiルーターを見ると、いくつものLANポートがあります。

どこに挿せばよいか不安な方は、以下を参考にしてみてください。

まずは、回線終端装置側の「LAN」のポートにLANケーブルを挿し、Wi-Fiルーターもしくはホームゲートウェイ側の「WAN」のポートに繋がるよう接続します。この時、ケーブルがしっかり刺さっているかを確認してください。LANケーブルには爪がついているので、カチッと音がするまで奥に刺さっているか確認することが大切です。

もし、機器本体に上記の文言が見つからない場合は、それぞれの説明書を確認し「無線LAN接続」や「Wi-Fi接続」の欄に目を通してみましょう。

Wi-Fiルーターをパソコンやスマートフォンに接続する

続いて、Wi-Fiルーターの設定を進めていきます。

Wi-Fiルーターへの接続は、「WPS(自動接続機能)」と「手動入力」の大きく2種類です。

【PS(自動接続機能)で接続する場合】
WPSに対応したWi-Fiルーターは、本体にWPSと書かれたボタンがあるので、それを長押しすることで、WPSに対応した端末と自動で接続されます。この機能は、Wi-Fiルーターの機種によって名前が違うこともあるので、説明書をよく見て確認して行ってください。

【ネットワーク名(SSID)と暗号化キーで接続する場合】
パソコンやスマートフォンなどをWi-Fiに接続する場合は、「手動入力」が必要なことが多いですが、入力はさほど難しくありません。

パソコンやスマートフォンのWi-Fiメニューで「ネットワーク名(SSID)」を探し、手元のネットワーク名(SSID)と同じネットワークを見つけたらクリック/タップします。
すると、パスワードの入力を求められるので、控えておいた「暗号化キー」を入力、接続ボタンを押せば、Wi-Fiに接続。パスワードは、アルファベットの大文字、小文字、数字によって構成されているので、「O(オー)」なのか「0(ゼロ)」なのか、などの違いはよく混同してしまうので注意が必要です。

もし「パスワードが異なります」とメッセージが出る場合は、契約時に送られてくるプロバイダの「ユーザー名」「パスワード」と混同していないか、誤入力していないかを再度確認してみましょう。

これで、Wi-Fi接続の手順は以上です!

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独自回線の安定した通信が特徴で、宅内外の工事と合わせてWi-Fiのセットアップまで行うため、複雑なWi-Fiの設定も必要ありません。

最新規格Wi-Fi 6に対応したホームゲートウェイを標準提供

Wi-Fiは無線LAN通信規格の一つであり、その規格により最大の通信速度が変わりますが、 最新の規格は「Wi-Fi 6」。コミュファではこの規格に対応したホームゲートウェイを標準で提供しています。

ホームゲートウェイは、先にご説明した回線終端装置と最新のWi-Fiルーターが一体になっており、コンセントもそれぞれに必要なく、2つの機器をLANケーブルで接続する必要もないので、すっきりと配置することができます。さらに、「ビームフォーミング機能」にも対応。Wi-Fiに接続した機種の方向を自動で判別し、最適な電波を提供する機能で、これによりゲームや高画質の動画をサクサクと楽しむことが可能になりました。

※提供エリアについては、コミュファホームページをご確認ください。
※Wi-Fi 6標準提供(10ギガメニューのみ)による。ご利用にはWi-Fi 6対応の機器が必要です。
※「ビームフォーミング機能」は10ギガメニューのみ対応です。
※ビームフォーミングは子機側も対応している必要があります。

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すでにコミュファ光以外のインターネットをご利用のお客さまにも朗報です。

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まとめ

Wi-Fiの接続に必要な機材、接続の手順はご理解いただけたでしょうか。

まずは、Wi-Fiの接続に必要なインターネット回線/モデムもしくは回線終端装置/Wi-Fiルーター/LANケーブル/Wi-Fi接続に必要な情報/接続したい端末(スマートフォンやタブレット)を準備していただくことからスタートします。

続いて、Wi-Fiの接続手順は、Wi-Fiルーターを設置する/Wi-Fiルーターと回線終端装置を接続する/Wi-Fiルーターに接続する3ステップのみです。

そして、こうした機器の準備や設定のステップが必要ないことも、コミュファ光の特長の一つといえるでしょう。
工事からWi-Fiのセットアップまでをワンストップで行うので、すぐにWi-Fiのある生活を過ごすことが出来るようになります。
インターネットをご検討のお客さまには、コミュファ光をぜひご検討ください。

※「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。
※Wi-Fi通信を行うには、Wi-Fi対応の機器が必要です。

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Wi-Fiルーターの設定に必要なものとは?事前準備と設定の流れ

2022年7月20日