現在インターネットに接続するためにADSLを使用しているお客さまは、ADSLのサービスが終了すると知って困っているかもしれません。
ADSLから乗りかえようにも、どのようなサービスにしたら良いのかわからない方もいるでしょう。
本記事では、ADSLのサービスが終了する時期や、ADSLからの乗りかえ候補などを説明します。あわせて、おすすめの乗りかえ候補も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
現在インターネットに接続するためにADSLを使用しているお客さまは、ADSLのサービスが終了すると知って困っているかもしれません。
ADSLから乗りかえようにも、どのようなサービスにしたら良いのかわからない方もいるでしょう。
本記事では、ADSLのサービスが終了する時期や、ADSLからの乗りかえ候補などを説明します。あわせて、おすすめの乗りかえ候補も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ADSLとは、「Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)」の頭文字をとった言葉です。
一般的に使用されている電話回線を使用して、高速データ通信を行う技術のことをさします。アナログ電話回線の従来使用していなかった高周波数帯を使うことで、電話とインターネット接続の同時使用を可能にしました。
ADSLは長年家庭でのインターネット接続に使われてきましたが、2024年3月末をもってサービスの提供が終了し、使用できなくなります。
ただし、フレッツ光の提供が近年開始されたエリアは、ADSLサービスの提供期間が2025年1月末までとなっており、本来よりも長めに使用可能です。
ADSLがサービス終了する理由やサービス終了による影響を、以下で詳しく説明します。
ADSLがサービスを終了する理由は、主に以下の3つです。
・ 使用者数の減少
・ 設備維持の困難さ
・ 電話回線のデジタル化
ADSLの契約数は、最盛期の2005年には約1,450万回線でしたが、2021年には約75万回線と、ピーク時の20分の1ほどに減ってしまっています。2003年にサービスの提供が開始された光回線によって、ADSLのシェアは少しずつ減り、利用者も減少しています。
ADSLを使用するためにはアナログ回線やモデムなどの設備が必要です。設備の老朽化や関連機器の製造終了によって設備維持が大変になってきていることが、ADSLのサービス終了に拍車をかけている一面もあるといえるでしょう。
光回線がADSLに代わって普及しはじめたことによって、NTTは2025年の電話回線のデジタル化を発表しました。ADSLはアナログ回線を使用したインターネット接続サービスなので、電話回線がデジタル化することによって、必然的にサービスを終了せざるを得ない状況になりました。
ADSLのサービスが終了すると、当然ADSLによるインターネット接続はできなくなります。ADSLには「電話共用タイプ」と「ADSL専用タイプ」があり、「電話共用タイプ」であれば電話加入権を所有しているため、ADSLのサービスが終了しても電話番号は継続して使用可能です。
しかし、「ADSL専用タイプ」だと、ADSLのサービスが終了すると同時に電話番号が使えなくなるので注意しておきましょう。ADSLのサービス終了によって影響があるのはインターネットと電話だけで、テレビが視聴できなくなるなどの問題はありません。
ADSLのサービスが終了すると、今までADSLを使用していたお客さまは別のサービスに乗りかえなければなりません。ADSLからの乗りかえ候補は、主に以下が挙げられます。
・ ホームルーター
・ モバイルルーター
・ 光回線
それぞれの乗りかえ候補の特徴などを、以下で詳しく説明します。
ホームルーターは、モバイル回線を使用してインターネットに接続する通信機器です。コンセントに挿すだけでインターネットに接続できる環境が整います。工事不要で使用でき、設定が簡単な点がメリットです。一方、持ち運びができないことや大容量のデータを送受信すると速度制限がかかることなどは、デメリットといえるでしょう。
光回線工事ができない物件に住んでいるお客さまや、引越しが多く家が変わるたびに光回線を契約するのが面倒だと感じるお客さまは、ホームルーターがおすすめです。
モバイルルーターは、原理としてはホームルーターと同じです。
ただし、ホームルーターがコンセントから給電するのに対して、モバイルルーターはバッテリー内蔵型なので持ち運びができます。工事不要で使用できることや、外出先でも使用できることなどがメリットです。一方、充電が切れたら使用できないことや回線が不安定になるケースがあることなどは、デメリットといえるでしょう。
外出先でもインターネットを使用したいお客さまや、賃貸住宅で光回線工事ができないお客さまには、モバイルルーターがおすすめです。
光回線は、光ファイバーを使用してデータを送受信する通信回線です。光ファイバーケーブルは細く透明な繊維状の「光ファイバー」を束ねて作られたケーブルで、光の反射や屈折を使用してデータを転送します。
通信速度が速く、通信が安定していることがメリットです。一方、導入に工事が必要なことや自宅でしかインターネット接続に使用できないことは、デメリットといえるでしょう。
高速で安定した通信環境を構築したいお客さまや、オンラインゲームなどをタイムラグのない環境でインターネットを楽しみたい お客さまには、光回線がおすすめです。
ADSLからほかのサービスに乗りかえる際には、以下の注意点があります。
・ 自宅の電話番号が変わる可能性がある
・ 乗りかえ先のサービスが使用できるようになってからADSLを解約する
・ ブロードバンドルーターなどの周辺機器を用意する必要がある
それぞれの注意点を、以下で詳しく説明します。
先述したとおり、使用しているADSLが「ADSL専用タイプ」の場合、ADSLの解約によってこれまで使っていた電話番号が無効になります。
今までの電話番号をそのまま使いたければ、36,000円(税別)を支払い電話加入権を購入しなければなりません。別途費用を支払って今までの電話番号を維持する必要があるのか、しっかり検討しましょう。
ホームルーターやモバイルルーターであれば、ルーター本体が届いて設定を行えばすぐにインターネットに接続できます。
しかし、光回線だと工事をしてもらうまでインターネットは使用できません。光回線がまだ使用できない状態の時にADSLを解約してしまうと、インターネットを使用できない期間が生じてしまいます。
そのため、乗り換かえ先のサービスが使用できるようになってからADSLを解約するようにしましょう。
光回線を使用するのであれば、ブロードバンドルーターや回線終端装置などの周辺機器を用意しなければなりません。光回線の工事が終わってもそれらがまだ用意できていなければ、インターネットに接続できないので、事前に用意した上で工事をすることが重要です。
なお、コミュファ光ではホームゲートウェイが標準提供されます。そのため、自分で機器を用意する必要がありません。
ADSLからの乗り換え先乗りかえ先で悩んでいるお客さまには、コミュファ光がおすすめです。コミュファ光がおすすめな理由を、以下でいくつか紹介します。
コミュファ光には「安心サポートPlus」※というサービスがあります。安心サポートPlusに加入すれば、専門スタッフがインターネットの使用に関する悩みや疑問に答えます。
安心サポートPlusは、最初の24カ月間770円(税込)、25カ月目以降は月額880円(税込)で使用できます。
これまでADSLしか使用したことがないお客さまにとって、光回線への乗り換かえ手続きはわからないことが多いかもしれません。しかし、コミュファ光の安心サポートPlusに加入すれば、電話サポートや、オペレーターが遠隔操作でサポートするリモートサポートなども可能なため、乗り換かえがスムーズにでき、その後わからないことがあってもすぐに解決ができます。
コミュファ光はオプションで、「コミュファ光電話」というサービスを提供しています。コミュファ光電話は、電話回線の代わりに独自の光ファイバー回線を使用する固定電話サービスです。基本料金は月額330円(税込)で、番号ポータビリティを利用すれば電話番号を変えずにこれまでとまったく同じ電話サービスを使用できます※。
一般的なIP電話ではできない110番・119番への緊急通報や、171番(災害用伝言ダイヤル)も使用可能です。ADSLのサービス終了に伴って電話番号が変わるのか不安に思われているお客さまでも、コミュファ光のオプションを使用すれば心配ありません。
ADSLからコミュファ光に乗りかえるためには、以下の手順で手続きを進めていきましょう。
1. 申し込むメニューを決める
2. コミュファ光に申し込んで工事日程の調整を行う
3. 開通工事を行いインターネットの接続設定を行う
4. ADSLを解約する
それぞれの手順を、詳しく説明します。
コミュファ光は、さまざまなコースを取り扱っています。適切なメニューコースはお客さまごとに異なるため、それぞれのメニューコースを通信速度や料金などのポイントで比較し、自分に合っていると思うメニューコースを選びましょう。
申し込むメニューコースが決まったら、コミュファ光に申し込んで工事日程の調整を行いましょう。
お申し込みのタイミングによっては、工事の予約が混雑していることも考えられます。予定していた日程で工事ができない可能性もあるので、なるべく早めにお申し込みください。
開通工事はお客さまお立ち会いのもとで行う必要があります。戸建てかマンションかで時間に多少の差はありますが、おおよそ1~2時間程度で完了するのが一般的です。
工事が終わったら、インターネットに接続するデバイスや周辺機器などの接続設定を行いましょう。
工事完了後に無事インターネットに接続できることを確認したら、ADSLの解約手続きをします。
工事に不備があると、工事後にインターネットに接続できない可能性があるので、コミュファ光でのインターネット接続が確認できるまではADSLの解約はしないようにしましょう。
ADSLは2024年3月末をもってサービスの提供が終了され、使用できなくなります。現在ADSLを使用しているお客さまは、ホームルーターやモバイルルーター、光回線など、ADSLに代わるインターネット接続方法に乗りかえなければなりません。
乗りかえる際は、自宅の電話番号が変わる可能性があることや、ルーターなどの周辺機器を用意する必要があることを覚えておきましょう。
ADSLの乗りかえ先に迷っている方には、コミュファ光がおすすめです。コミュファ光ではWi-Fiルーター機能を内蔵したホームゲートウェイが標準提供されるため、新たに機器を用意する必要がありません。
ADSLのサービスが提供終了する前に乗りかえ先をお探しであれば、コミュファ光がおすすめです。
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2024年3月21日