ADSLのサービス終了に向けて必要な対策とは?解約後の選択肢を紹介

ADSL(エーディーエスエル:Asymmetric Digital Subscriber Lin)は比較的安価に使用できることから、2000年代はじめに日本を席巻したインターネット接続サービス。今日でも使用しておられるお客さまは多いのではないでしょうか。しかしこのADSL、2023年をめどにサービスを終了することが決まっています。

もし今もADSLをご使用中で、今後も引き続きインターネットを使っていきたいというお客さまは、早めに光回線など他のサービスへの契約変更が必要です。

本記事では、ADSLから他のサービスに乗り換えるときの注意点や、どのサービスを使用すればおトクになるかをご紹介します。

ADSLとは?そしてサービス終了の理由とは?

ADSLを簡単に説明すると、昔ながらのアナログ回線を使ってデータのやりとりをするサービスのこと。「アシンメトリック」(Asymmetric:非対称の)というだけあって、「上り」が0.5~1Mbps、「下り」が1.5~12 Mbpsと異なっているのが特徴です。

1999年に長野県でサービスが開始されたADSLは、2000年代にさまざまな回線事業者が参入したことで価格が下がり、全国に普及していきました。しかし、それから20年が経過した今、ついにADSLサービスはその歴史に幕を下ろそうとしています。

では、なぜADSLは終了することになったのでしょうか。

ADSLサービス終了の理由

ADSLサービスが終了する主な理由は、下に紹介する3点。

1.お客さまの減少
2.設備維持の大変さ
3.電話回線のデジタル化

順を追って解説します。

【1.お客さまの減少】
総務省によると、2001年1月のADSL回線契約数は1万6,194件に過ぎませんでした。ところが同年12月には152万4,348回線と、約1年で100倍近くへと増加しています。そのため、2001年は「ブロードバンド元年」と呼ばれました。

最盛期の2005年、ADSL契約数は1,452万回線まで増加。しかしその後、2003年に登場した光回線に押されて少しずつ減少していきます。2021年になると契約者はおよそピーク時の20分の1となる75万回線にまで激減してしまいました。

【2.設備維持の大変さ】
一方、ADSL設備の老朽化も大きな問題です。ある通信事業者は、サービスを終了する理由として「関連物品の製造終了による保守物品の枯渇」を挙げています。つまり従来のアナログ回線やモデム(変復調装置)などがもう作られなくなり、壊れたら修理・交換がしにくくなっていることもADSLサービスの継続を困難にしているのです。

【3.電話回線のデジタル化】
光回線の普及により、NTTは2025年に電話回線をデジタル化することを発表しました。これによって、家庭で使われる固定電話はすべてIP回線(インターネット網を用いた電話)となってしまうため、アナログ回線を使うADSLは使用できなくなってしまうのです。

サービス終了の日程は?

ADSLを提供している企業は、2024年3月末までにすべての地域でのサービスを終了する予定です。

今でもADSL回線を使用されているお客さまにとって、回線乗りかえに残された時間は決して長くありません。終了のお知らせが届いてから慌てることがないよう、今から回線の乗りかえ準備を進めておくことをおすすめします。

ADSLからの乗りかえ候補

次に、ADSLからの乗り換え候補となる接続サービスをご紹介します。
ポストADSLの回線としておすすめなのは、以下の3種類。
・光回線
・モバイルルーター
・ホームルーター
これらを順にご説明します。

安定かつ高速通信の「光回線」

コストおよび通信品質を考えると、最もおすすめなのが光回線です。2021年9月、光回線の契約数は3,600万件と、現在、最も普及している通信サービスとなっています。

そのメリットは、高速で安定した通信を無制限で使用できること。

ADSLはデータを電気信号に変えてアナログ回線で送信していたため、距離が遠くなると通信が不安定になるという欠点は避けられませんでした。一方、光ファイバーはデータを光信号に変換し、多くの光ファイバーを束状にまとめたケーブルで通信を行います。そのため、距離による損失が少なく、高品質で安定した通信が可能になるのです。

実際、ADSLの通信速度は先にも紹介したように「上り」が0.5~1Mbps、「下り」が1.5~12 Mbps であるのに対し、光回線はなんと10Gbps(ギガビーピーエス:giga bit per second/1GBは約1,000MB)の通信が可能なメニューもあります。

近頃、インターネットを通して動画や音楽を楽しむことは当たり前となりました。またコロナ禍でリモートワークの機会が増え、ビデオ会議を頻繁に行うお客さまも増えています。こうした大量のデータ通信をストレスなく行うには、高速で通信量の上限がない光回線が最適だといえるでしょう。

一方、光回線は回線工事が必要です。特に工事が立て込む引越しシーズンには、契約から開通まで数カ月かかることも珍しくありません。これから光回線を契約されるお客さまは、それを考慮してスケジュールを立てておくことをおすすめします。

外に持ち運べる「モバイルルーター」

モバイルルーターとは、インターネット接続専用の小型通信端末のこと。サイズはペンケースや財布よりやや小さめで、モデルによっては専用の置き台(クレードル)に乗せて充電しながら使用できるものもあります。

モバイルルーターはバッテリーを内蔵しているため、エリア内であれば自宅はもちろん、電車や自動車の中、カフェ、宿泊先など、あらゆる場所でインターネットに接続可能。出先からプレゼンを行ったり、ちょっとした移動中に好きな動画を楽しんだり、時間と場所を選ばずにインターネットに接続できるのは大きなメリットです。

その反面、一カ月間のデータ通信量が決められていることが多く、何度も大容量の通信を行うと、回線速度が遅くなってしまうこともあるので注意が必要です。

通常時の回線速度に関しては、光回線よりも速いスピードが出ることはありません。特に地下など電波が弱い場所や、海の上、山間部などはスピードが遅くなるどころか、圏外となって使えなくなる場合も。また外出中に内蔵バッテリー残量がゼロになることも考えられますから、モバイルバッテリーを持ち歩くなどの対策を講じる必要があります。

モバイルルーターに近い仕組みとして、多くのスマートフォンに搭載されている「テザリング」機能を使ってインターネットに接続するという方法があります。スマートフォンのキャリアで月間数十~数百GBのデータプランを契約しているなら、スマートフォンをモバイルルーターのように使うことも可能です。しかし、外部でインターネットに接続するとバッテリーの消耗が激しいため、この場合も安定して使い続けたいならモバイルバッテリーを用意しましょう。

設置カンタン「ホームルーター」

ホームルーターは、本体の電源ケーブルを自宅のコンセントに差すだけでインターネットに接続できる通信機器。その手軽さから、引越しの多いお客さまに重宝されています。

メリットは、何といっても設定の手軽さ。本当にコンセントへつなぐだけですから、回線工事は必要ありませんし、もちろん工事費用もかかりません。また多くの商品はネットワークケーブルをつなぐ「LANポート」を備えているので、Wi-Fiアダプタを搭載していないデスクトップパソコンなどを使用できるのも大きなポイントです。

通信速度はモバイルルーターよりも高速で安定していますが、光回線と比較すると明らかに劣ります。また自宅内でもできるだけ窓の近くで電波の良い場所に設置しないと最大の通信速度を発揮できないという制約があることも確かです。

ところでホームルーターというと、自宅内でしか使えないと思っているお客さまも多いのではないでしょうか。実はメーカーによっては持ち出し可能なタイプもあります。ただしバッテリーを搭載していないため、屋外のどこでも使えるというわけではありませんし、大きめのティッシュボックス程度のホームルーターと長いケーブルを持ち運ぶのはあまり実用的ではありません。

他の接続サービスに乗りかえる際の注意点

乗りかえ先を決めたら、次はADSLの解約を行いましょう。しかし、ここでも注意しなくてはならないポイントがあります。

自宅の電話番号が変わるケースにご注意

ADSLの契約によっては、他のインターネット回線に乗りかえることで自宅の固定電話番号が変わってしまうケースがあります。ポイントは、NTTの電話加入権を持っているかどうかです。もしお手元にADSLの契約書をお持ちなら、お客さまの契約が固定電話と回線を共有する「電話共用タイプ」か、インターネット専用の「ADSL専用タイプ」をお確かめください。

そのうち「電話共用タイプ」であれば、NTTの電話加入権を所有しているために回線を乗りかえても電話番号は変わりません。一方、「ADSL専用タイプ」は、NTTではなくADSLのサービス会社から番号を割り当てられているため、ADSLを解約すると従来の固定電話の番号が使えなくなってしまうのです。

もし現在のADSL専用タイプを契約されていたお客さまが、固定電話の番号をそのまま使用したいと思われたら、その番号の電話加入権を購入しなくてはなりません。2022年6月現在、税別3万6,000円となっています。そこまでの初期費用をかけて同じ番号を使うのか、よけいな出費をかけずに電話番号が変わることを受け入れるのか、どちらかを選ぶ必要があるということを覚えておいてください。

ADSLの解約は、新しい回線がつながってから

モバイルルーターやホームルーターは問題ありませんが、光回線に乗りかえる場合、開通工事の時間が必要だということに注意しましょう。

当たり前のことですが、光回線が開通するまでの期間はインターネットが使用できません。最近、スマートフォンやパソコンだけでなく、タブレットやスマートスピーカーなど、さまざまな機器がインターネットにつながっています。つまり、工事期間中は、これらの機器がインターネットに接続できなくなってしまうのです。特に注意が必要なのは引越しシーズン。この時季はどうしても工事完了まで長い時間がかかってしまいますから、工事日を早めに確認し、工事が完了するタイミングに合わせてADSLを解約するようにしましょう。

これは光回線の話ですが、実はモバイルルーターやホームルーターも引越しなどで回線の乗りかえが多いシーズンには、店頭の待ち時間がいつも以上に長くなったり、人気機種が品切れとなったりする可能性が出てきます。いずれにせよ、乗りかえ先を決めたら早めにショップなどを訪れて相談するのがベターです。

ADSLの乗りかえは「コミュファ光」がおすすめ!

以上の条件をすべて踏まえると、ADSLからの乗りかえ先は「コミュファ光」がおすすめです。その理由をお話しします。

高速インターネットがお手頃価格

「コミュファ光ネット」は、高速通信が可能な光インターネットサービス。コミュファ光の「10ギガメニュー」なら、月額3,980円で東海地方最速の10Gbpsの超高速通信が使い放題。これなら高画質の動画も、ビデオ会議も、音楽ストリーミングサービスもストレスなく楽しめます。
2022年現在、マンションにお住まいのお客さまにとって、10Gbpsの超高速通信を実現したインターネット回線はめったにありません。さらにコミュファ光の「10ギガメニュー」には、超高速なWi-Fi環境を構築できる「ホームゲートウェイ」が標準で付いてきます。

一方、それほど速くなくてもいいから、インターネットを安定して使いたいというお客さまには、戸建住宅月額2,980円/マンション月額2,480円の「1Gメニュー」もご用意しています。

コミュファ光の光回線の詳細は、こちらからご覧ください。

電話の使用はそのまま、料金がおトクに

またコミュファ光がオプションで提供する「コミュファ光電話」なら、電話に関するさまざまな問題はもう心配無用です。

「コミュファ光電話」は、電話回線の代わりに独自の光ファイバー回線を使用する固定電話サービス。「NTT加入電話」ではないため、通常のNTT基本料金1,870円/月は必要ありません。基本料金330円/月で、これまでとまったく同じ電話サービスを使用できます。つまり、電話番号はこれまでと同じで、電話機も今のままで大丈夫です。しかも、一般的なIP電話では使用できない110番・119番への緊急通報や、171番(災害用伝言ダイヤル)も使用可能。だから、いざというときも安心です。

基本料金330円/月という「安さ」、従来の電話と変わらない「高品質」通話、買い替えや電話番号の変更がいらない「手軽さ」、そして緊急通報や災害用伝言ダイヤルも使える「安心感」。これら4つのポイントが、ADSLの終了を前に、コミュファ光をおすすめする一番の理由なのです。

コミュファ光電話の詳しい内容は、こちらからご覧ください。

まとめ

ADSLは、遅くとも2024年3月末にはサービスが終了してしまうため、ADSLサービスをご使用のお客さまは早めに切り替え手続きを行う必要があります。切り替え先としては、光回線、モバイルルーター、ホームルーターなどがありますが、これまで述べてきたように、圧倒的なスピードと安定性、通信制限を気にせずに使える快適さなどから、光回線が一番おすすめです。

特に「コミュファ光」は、東海地方で最速の回線スピードに加え、月額330円の「コミュファ光電話」オプションとセットにすれば、今までと同じ電話番号が使える上に、これまでのIP電話にはない各種緊急通報も使用可能。ADSLからの乗りかえを検討中のお客さまは、ぜひご検討ください。

ただし、「コミュファ光」は光回線のため、回線工事が必要です。インターネットが使用できない不便な期間を作らないために、ADSLを解約する前に工事を完了するスケジュールを組むと良いでしょう。特に2024年のサービス終了間近には駆け込み需要が増えることが予測されるので、快適なインターネット環境をいつまでも保つために、早めのご検討をおすすめします。

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問い合わせ電話0120816538
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