eスポーツとは？eスポーツの概要からメリット、始め方まで詳しく解説！

シューティングゲームには、FPS（ファースト・パーソン・シューティングゲーム）、TPS（サード・パーソン・シューティングゲーム）などがあります。

FPS（ファースト・パーソン・シューティングゲーム）は、一人称視点で進行していくゲームです。「ファースト・パーソン」は、英語で一人称という意味があり、まるでゲームの世界に入り込んだ気分でプレイできる点が特徴的です。

TPS（サード・パーソン・シューティングゲーム）は、第三者の目線で進行していきます。「サード・パーソン」は、英語で三人称という意味です。FPSに比べ、TPSではゲームの世界を広く見渡しながらプレイできます。

RTSは、リアルタイムでさまざまな戦術や戦略を駆使してプレイするゲームです。「ストラテジー」は、英語で戦略という意味があります。RTSでは、あらかじめ決められた拠点や敵の陣地の制圧を目標とするのが一般的です。

RTSと似た種目で、MOBA（マルチプレーヤー・オンライン・バトル・アリーナ）もあります。RTSは1人で複数のキャラクターを操作しますが、MOBAは複数人がチームに分かれて拠点制圧を目指します。

紙製ではなくデジタルのカードを使用し対戦します。デジタルならではの映像演出が特徴的で、デジタルカードゲーム（DCG）とも呼ばれます。

ここで紹介した以外にもパズルゲームや格闘ゲーム、スポーツゲーム、レースゲーム、リズムゲームなどが存在します。eスポーツとして、世界中でさまざまな種目の大会が催されています。

eスポーツは、子どもからお年寄りまで年代を問わず楽しめます。性別や体格、障害の有無に関係なく競い合えるため、介護や福祉の現場でeスポーツが活用されることも増えてきました。

eスポーツの大会によっては、完全にオンラインで参加できる大会も存在します。地方からも大会に出場しやすく、誰もが挑戦できるのがeスポーツなのです。

eスポーツの大会によっては、特別な出場資格は必要なく、誰でも参加できるものも存在します。

eスポーツの実力があれば、大会で勝ち上がって高額賞金を入手できる可能性もあるでしょう。解説やプレイ実況の動画配信を行い、収益を得るチャンスもあります。

誰もが楽しめるeスポーツには、高い経済効果も見込めます。

eスポーツにはパソコンやゲームが必要なため、人気が高まれば関連商品の売上アップへつながるでしょう。

さらに、eスポーツの広告や大会のチケットによる収益も期待できます。日本国内におけるeスポーツの市場規模は、2020年時点で約60億円を超えました。今後もeスポーツ市場は拡大すると予想され、2026年には国内市場だけで500億円に到達するといわれています。

eスポーツを地域活性化に役立てる自治体も増えてきました。

岡山市では、複数の商店街がeスポーツの大会や体験会を実施し、商店街の活性化やコミュニティづくりを図っています。福岡市は世界規模のeスポーツの祭典「EVO Japan 2019」を誘致し、eスポーツ産業を積極的に後押ししています。

eスポーツに必要なものは大きく分けて、デバイス、ゲーム、インターネット回線の3つです。

・eスポーツをするためのデバイス

まずは、eスポーツのプレイに必要なゲーミングデバイス（機器）を用意します。

ゲームによってパソコン、スマートフォン、家庭用ゲーム機など、必要な機器は異なります。

eスポーツをプレイする際、一般的なパソコンやスマートフォンよりもスペックの高い機器が必要です。各メーカーからゲーミング用のパソコンやスマートフォンが発売されているため、そのなかから選びましょう。

大会出場やプロ選手を目指す方には、ゲーミングパソコンがおすすめです。パソコン用ゲームの大会は数が多く、なかには高額賞金が用意された大会もあります。

・プレイしたいゲーム

自分がプレイしたいゲームを見つけ、購入しましょう。大会への出場を検討中ならば、大会数の多いゲームから選ぶ方法もあります。

・インターネット回線

eスポーツの対戦は基本的にオンラインで行われるため、インターネット回線も必要です。

eスポーツのなかでも人気のゲームは、データ容量を多く使用するものもあります。プレイ中の通信障害を回避するために、通信速度の速い光回線を選びましょう。

・eスポーツカフェやジムもおすすめ

機器を買いそろえたり、インターネット環境を整えたりすることが難しければ、eスポーツカフェやジムを活用する手もあります。

eスポーツをできるカフェやジムは、全国各地で増えているため、気になる方は近くにないか調べてみましょう。

eスポーツに必要なものが揃ったら、いよいよゲームをプレイします。

ほかのスポーツと同様に、eスポーツも自分の好きなペースで楽しみましょう。大会で勝ちたい方は、eスポーツジムや専門学校でレッスンを受けるのが上達への近道です。

eスポーツのプレイに慣れてきたら、大会に出場してみましょう。eスポーツの大会は、日々インターネット上で開催されています。上級者向けはもちろん、初心者歓迎の大会もあるため、参加しやすいものから始めてみましょう。

中部テレコミュニケーション株式会社（ctc）では、eスポーツを積極的に支援しています。GGcommufa(ジージーコミュファ) ではすべてのゲームプレーヤーに向け、eスポーツ大会情報やゲームの解説動画などを発信しており、フォートナイトやPUBGなどの大会も定期的に開催していますので、ぜひチェックしてみてください。

また、コミュファ eSports Stadium NAGOYAでは、最先端の機材を揃え幅広い世代がeスポーツを楽しめる場所を提供しています。