Wi-Fiに接続するためには「アクセスポイント」が必要です。とはいえ、そもそもアクセスポイントが何か分からないという方も多いはず。
アクセスポイントとは、Wi-Fiに接続するために必要な機器のことで、インターネット接続の際によく耳にする「ルーター」と混同されがちですが、それぞれ別の役割を持っています。
この記事では、そもそもアクセスポイントとは何かについて、ルーターとの違いとともに解説。おすすめのアクセスポイントについても紹介するので、参考にしてみてください。
コミュファ光が2023年6月2日に更新
Wi-Fiに接続するためには「アクセスポイント」が必要です。とはいえ、そもそもアクセスポイントが何か分からないという方も多いはず。
アクセスポイントとは、Wi-Fiに接続するために必要な機器のことで、インターネット接続の際によく耳にする「ルーター」と混同されがちですが、それぞれ別の役割を持っています。
この記事では、そもそもアクセスポイントとは何かについて、ルーターとの違いとともに解説。おすすめのアクセスポイントについても紹介するので、参考にしてみてください。
アクセスポイントとは、Wi-Fiの電波を送受信する機器のこと。パソコンやスマートフォン、ゲーム機など、Wi-Fiに接続可能な端末と無線ルーターをWi-Fiの電波で接続し、光ケーブルを経由してインターネットに接続する役割を果たしています。
端末をインターネットに接続する方法は、LANケーブルなどを使って有線で接続する「有線LAN」と、Wi-Fiの電波を使って無線で接続する「無線LAN」の2つです。
いわば、アクセスポイントは、家庭やオフィスで設置できる専用の無線LAN(Wi-Fi)基地局のようなもの。端末とルーターを有線LAN接続から無線LAN接続に変更するためには、アクセスポイントが必要です。
最近では、アクセスポイントとルーターの機能をあわせ持つ「無線ルーター(Wi-Fiルーター)」があり、無線LAN接続がより便利になっています。
外出先では、無料で使用できるアクセスポイントに接続するという方法も便利です。飲食店やショッピングモールなどの商業施設や、図書館や市役所、駅などの公共施設で利用できます。
無料で利用できるアクセスポイントは、「フリーWi-Fi」や「無料Wi-Fi」などと呼ばれ、アクセスポイントに接続できるエリア内にいるときは、誰でも利用可能。ただし、誰でも接続できるからこそ、セキュリティ面には注意が必要です。
また、条件付きで利用できるアクセスポイントもあり、例えば「au Wi-Fiスポット」と呼ばれるアクセスポイントでは、au端末の対象プラン加入者や、KDDIグループの通信事業者であるWi2(株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス)が提供する「Wi2(ワイツー)300」などの加入者が利用できます。
ルーターは、アクセスポイントとは異なり、有線LANや無線LANでインターネットに接続する機器のこと。ここからは、ルーターの種類やアクセスポイントとの違いについて見てみましょう。
基本的にルーターとは、複数の機器をインターネットに有線LAN接続するための機器です。インターネットの接続方法は、自宅などに引き込んだ光ケーブルに、回線終端装置(ONU)を接続して、これをルーターとLANケーブルなど有線LANで接続します。そして、ルーターと端末を同じように有線LANで接続することで、複数の機器をインターネットに接続することができるという仕組みです。
しかし、ノートパソコンやスマートフォンなど持ち運んで使いたい端末の場合、有線LANで接続されていると、LANケーブルの長さしか移動できなかったり、そもそもLANケーブルを接続するポート(端子)がなかったりと、利用範囲が限られてしまうことも。
一方、無線LAN接続ができるものを「無線ルーター(Wi-Fiルーター)」と呼び、前述の通り、有線LANを通してインターネットに接続するルーター機能と、Wi-Fiの電波を送受信するアクセスポイント機能をあわせ持った機器となっています。
アクセスポイントには、機器を識別するために「ネットワーク名(SSID:Service Set Identifier)」と呼ばれる文字列が、1台ずつ割り当てられています。ネットワーク名を選択して暗号化キー(パスワード)を入力すると、Wi-Fiに接続できますが、あくまでもWi-Fiの電波を受け取って、ルーターと端末の仲介をするのがアクセスポイントの役割です。
一方、無線ルーターにも、アクセスポイントと同じようにネットワーク名が割り当てられているため、アクセスポイントと混同しやすいですが、こちらにはルーター機能が付いているため役割は異なります。現在、ルーター機能とアクセスポイント機能をあわせ持つ無線ルーターが主流で、家庭用製品はほとんどこのタイプです。
次に、パソコンやスマートフォンなどを、アクセスポイントに接続する方法を確認していきましょう。iPhoneとAndroid、WindowsとMacでは、スマートフォンの機種やOSの種類によって、接続方法は異なりますが、基本的な手順は同じです。
接続する前に、プロバイダなどから指定された「ネットワーク名」と「暗号化キー」を手元に用意してください。機器の裏面などにある表記でも確認できます。
ネットワーク名は通常、自動検出により一覧表示されますが、アクセスポイントの設定によっては、ネットワーク名が「非表示(ステルスモード)」になっていることも。その場合は、ネットワーク名の手動入力が必要です。
iPhoneをアクセスポイントに接続する際は、「設定」から「Wi-Fi」を選択して、「Wi-Fi」をオンにします。利用可能なネットワーク名が一覧表示されるので、選択して暗号化キーを入力。「接続」をタップすれば接続完了です。
Androidは、「設定」から「ネットワークとインターネット(※機種により表示が異なります)」を選択して、「Wi-Fi設定」をオンにします。iPhoneと同様に、利用可能なネットワーク名が一覧表示されるので、選択して暗号化キーを入力。「接続」をタップすれば接続完了です。
画面右下のタスクバーにある「Wi-Fiアイコン(扇型)」をクリックして、「Wi-Fi」をオンにします。利用可能なネットワーク名が一覧表示されるので選択して「接続」をクリック。このとき、家庭やオフィスなどプライベートなネットワークであれば「自動的に接続」にチェックしておくと、次回から自動接続が行われます。「ネットワークセキュリティキーの入力」と表示されるので、暗号化キー(パスワード)を入力して「次へ」をクリック、接続を確認できれば接続完了です。この方法とは別に、コントロールパネルからも接続できます。
画面右上のタスクバーにある「Wi-Fiアイコン(扇型)」をクリック。「Wi-Fi」をオンにすると、利用可能なネットワーク名が一覧表示されるので選択します。次に「WPAパスワード(またはWPA2パスワード)を入力」と表示されるので、暗号化キー(パスワード)を入力し、「接続」をクリックして、接続が確認できれば完了です。暗号化キーを入力する画面で「このネットワークを記憶」にチェックを入れておくと、次回から自動で接続できます。Windowsと同様に、家庭やオフィスなどプライベートなネットワークであれば、自動接続が便利です。
これまでアクセスポイントにスムーズに接続できていたのに、急に接続できなくなってしまったという経験はありませんか。そんなときは、新しい家電の購入や家具の移動など、ちょっとした生活の変化が影響していることも。まず、チェックしたいポイントを紹介します。
接続が不安定になったと感じた際、ここ最近でアクセスポイントの位置を変更したり、家具の配置を換えたりした心当たりはありませんか。パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末と、アクセスポイントとの間に障害物があると、インターネットに接続されにくくなります。
Wi-Fiは電波です。そのため、電波を遮るような水槽や金属、壁などの物理的な障害物はもちろん、電子レンジやテレビなどの家電製品が近くにあると、電波干渉する可能性もあります。アクセスポイントは、端末との間にある障害物を避けるように配置し、家電製品から距離を置くようにしましょう。
アクセスポイントから離れた場所でインターネットを利用している際も、注意が必要です。
Wi-Fiの電波は届く範囲が限られています。アクセスポイントから距離があると、途中で途切れてしまったり、接続できなかったりという現象が起こりがち。アクセスポイントに端末を近づけるだけで接続できるようになることもあるので、単純な方法ですが試してみてください。
アクセスポイントは「接続制限」や「非表示」などの設定ができます。接続が悪いときに、このような設定を見直すことで、スムーズに接続できるようになることも。ここでは、アクセスポイントの設定で、初心者がつまずきやすい設定項目について解説します。
アクセスポイントは、フリーWi-Fiや無料Wi-Fiのように、ネットワーク名や暗号化キーが分かれば、誰でも利用可能です。そのため、安全性を高めるため、所有者が不明な機器からアクセスできないように、あらかじめ登録した機器のみ接続できるよう「接続制限」が設定できます。
ただし、接続制限を設定すると、登録していない機器は接続できないというデメリットもあるため注意が必要。アクセスポイントに接続できないとき、接続制限されているようであれば、設定を解除するか、もしくは接続したい機器を新たに登録しましょう。
新たに登録する場合は、「MAC(マック:Media Access Control)アドレス」と呼ばれる、Wi-Fiに接続できる機器が持つ、固有の識別番号で登録できます。新しい機器を追加するたびに、登録する手間がかかりますが、一度、登録すれば安全に接続できるため、セキュリティ強度が高くなり安心です。
前述の通り、アクセスポイントの設定で、ネットワーク名を「非表示」にしていると自動検出できません。自動検出したいときは、設定を「表示」に変更します。自動検出に設定しない場合は手動での入力が必要です。
非表示の設定にすると、周囲の端末からは「非公開のネットワーク」「その他」などと表示されます。ネットワーク名の手動入力が必要なため、他者に接続される可能性は低くなりますが、根本的なセキュリティを向上する機能ではありません。あくまでネットワーク名を隠す機能であり、最近では隠されたネットワーク名を見つけるためのツールも簡単に入手できるため、悪意のある第三者に発見される可能性があることは理解しておきましょう。
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アクセスポイントとは?ルーターとの違いやおすすめのアクセスポイントも紹介
2023年6月2日