Wi-Fiを外で使うには?代表的な3つの方法と注意点を解説!

昨今、外出先でパソコンを使う機会も増え、外でWi-Fiを使う場面が少なくないかもしれません。外でWi-Fiを利用するにはいくつか方法がありますが、それぞれメリットとデメリットが。この記事ではWi-Fiを外で使う代表的な方法と注意すべき点について解説します。

自宅のWi-Fiは外出時には使えない

まず前提として、基本的に自宅に設置しているWi-Fiは外では利用できません。「自宅で使っているWi-Fiを、外出先でも利用したい」と考える方は多いかもしれませんが、残念ながらそれはできず、外でWi-Fiを利用するためには「Wi-Fiルーター」が必要です。Wi-Fiルーターは契約しているインターネット回線とパソコンやスマートフォンなどの端末を中継する役割を持ちますが、あくまでもインターネット回線を無線化するだけであるため、Wi-Fiルーターを外に持ち出してもインターネットへの接続は困難。またWi-Fiルーターの電波が届く範囲は、性能が高い製品でも一般的に100m程度といわれており、Wi-Fiが利用できるのはせいぜい玄関先まで。このため、自宅のWi-Fiを外で利用するのは難しいといえます。

Wi-Fiを外で使う方法

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それではWi-Fiを外で使うにはどうすれば良いのでしょうか。外出先でWi-Fiを使う方法として主に「Wi-Fiスポット」「テザリング機能」「モバイルWi-Fiルーター」の3つが挙げられます。ここからはそれぞれの利用方法について紹介しましょう。

Wi-Fiスポット(公衆無線LANサービス)を使う

Wi-Fiスポットとは駅やカフェ、コンビニなどの特定の施設で提供されているWi-Fiのことで、契約なしで基本的には誰でも利用できることから「フリーWi-Fi」とも呼ばれています。フリーWi-Fiではそれぞれの場所で設定されているネットワーク(SSID)と暗号化キー(パスワード)を使うことで手軽にWi-Fiが利用可能。ネットワーク名と暗号化キーはその施設や店舗内に表示されていることがほとんどであるため、Wi-Fiを利用したい場合は最初に確認しておきましょう。

Wi-Fiスポットの通信提供元は携帯電話会社や鉄道事業者、FREESPOT協議会、各施設の運営者が多く、Wi-Fi利用の際にはネットワーク名や暗号化キー以外にも、それぞれの通信提供元が運営するサイトやアプリのアカウント登録が必要な場合も。Wi-Fiスポットは無料で利用できる場所が多いですが、事前に申し込むことで利用できるようになる有料スポットもあります。

スマートフォンのテザリング機能を使う

テザリングとは、スマートフォンのデータ通信を利用してパソコンやタブレットをインターネットに接続する機能のこと。スマートフォンがWi-Fiルーターの役割を果たしてくれるといえば分かりやすいでしょうか。スマートフォンと端末を接続するには「Wi-Fi接続」「Bluetooth接続」「USB接続」の3種があります。Wi-Fi接続は、Wi-Fiに対応している機器であれば接続可能で、通信速度も比較的速いのが特長。Bluetooth接続は電力消費が少ない代わりに通信速度が比較的遅く、USB接続は通信速度が速いですが、ケーブルを使って有線接続しなければなりません。よって無線で繋ぐことができ、通信速度も速いWi-Fi接続が最も実用性が高いといえるでしょう。

モバイルWi-Fiルーターを使う

モバイルWi-Fiルーターとは、その名の通り持ち運びができる小型のWi-Fiルーターです。通常のWi-Fiルーターは契約している回線を中継しているだけであるため、自宅でしか使用できませんが、モバイルWi-Fiルーターを利用すれば、前述したテザリング機能のようにどこでもパソコンやタブレットなどの端末をWi-Fi接続させることができるようになります。また自宅でインターネット回線を導入するためには回線工事が必要となり、インターネットを利用できるようになるまでに時間と料金が発生してしまいますが、モバイルWi-Fiルーターでは工事が不要なため、契約後すぐに利用できるのもメリットのひとつ。複数の端末を同時に接続することも可能で、自分のパソコンと家族のタブレットを外で同時にインターネットに繋げることも。月額料金は2,000円~5,000円ほどで提供企業やプランによって異なります。

Wi-Fiスポットを使う際の注意点

外でも無料でインターネット接続が可能なWi-Fiスポットですが、利用する際には気を付けなければならない点も。むやみに使うと犯罪の被害に遭うかもしれません。

正規のWi-Fiスポットか確認してから使う

Wi-Fiスポットはその利用率の高さから、覗き見や端末の乗っ取りなどを目的とした「なりすましスポット」が作られている可能性があります。なりすましスポットに接続してしまうと、メールやSNSなどのやりとりを覗き見されてしまったり、パスワードを盗まれたりする危険が。なりすましスポットは正規のWi-Fiスポットのネットワーク名と似た名前になっているケースが多いため、同じようなネットワーク名が複数あるときは注意が必要です。Wi-Fiスポットを使う際は、施設などに提示されている正しいネットワーク名を確認し、表示されている名前が正規のものか確認するほうが良いでしょう。またWi-Fiの自動接続が設定されていると、知らぬ間になりすましスポットに繋がってしまう恐れもあるため、自動接続はオフにしておくことをおすすめします。

暗号化されているWi-Fiスポットのみを使う

Wi-Fiスポットには暗号化されているものとそうではないものの2種類がありますが、利用する際は暗号化されているものを選ぶようにしましょう。暗号化されているWi-Fiはネットワーク名の横に鍵マークが表示されており、暗号化キーがかかっていますが、鍵マークがないものは暗号化キーがかかっておらず誰でも接続できてしまいます。このようなWi-Fiに接続すると個人情報などを盗まれる危険性が高いため、鍵マークのないWi-Fiは利用しないようにしてください。

テザリング機能を使う際の注意点

スマートフォンから別の端末をインターネットに接続できるテザリング機能ですが、注意点もあります。

事前の申し込みが必要なケースもある

テザリング機能はどの機種のスマートフォンでもすぐに使えるわけではなく、通信キャリアによっては事前申し込みが必要な場合も。そのようなケースでは、テザリングが基本機能として搭載されているわけではなく、オプションサービスであるため、スマートフォンの基本料金とは別にテザリング利用料が必要な場合があります。また機種によってはテザリング機能自体に対応していない可能性もあるため、いずれにせよ自分が契約している通信キャリアのホームページで確認しておくほうが良いでしょう。

スマートフォンのデータ使用量とバッテリー消費に注意する

テザリング機能で他の端末のインターネットを利用する場合、そこで発生する通信は全てテザリングしているスマートフォンの通信として換算されます。つまりテザリング機能を使うほどデータ使用量も大きくなり、使い過ぎると通信制限がかかることも。またテザリング中はスマートフォンのバッテリー消費も大きくなります。データ使用とバッテリー消費の両方を抑えるためにもテザリングの使用は最低限にしたほうが良いかもしれません。

モバイルWi-Fiルーターを使う際の注意点

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最後にモバイルWi-Fiルーターを使う際に、知っておくべき注意点を紹介します。

忘れずに充電しておく

モバイルWi-Fiルーターはスマートフォンと同様にバッテリーで動いているため、充電は必要不可欠です。稼働時間は機種によって異なるものの、やはり定期的な充電が必要。モバイルWi-Fiルーターに限ったことではありませんが、充電しながら使用するとバッテリーの劣化を早めてしまうため、あらかじめフル充電してから使うようにしましょう。

通信が安定しない・制限がかかることがある

モバイルWi-Fiルーターは固定回線より通信が不安定で、場所や環境によっては通信が遅くなることや回線が途切れてしまう場合があります。モバイルWi-Fiルーターの機種によっては対応エリアが制限されていることがあり、エリア外では使用できないため、あらかじめ外出先が対応エリアかどうか確認しておく必要が。対応エリアはモバイルWi-Fiルーターの提供会社のホームページに記載されているため、外出前にチェックしておきましょう。またスマートフォンと同様に、一定のデータ使用量を超過すると通信制限がかかり、通信速度が遅くなることもあるため、こちらも使い過ぎには気を付けたほうがよさそうです。

どの方法が向いているかは人それぞれ

ここまでWi-Fiを外で使う方法について3種類を紹介しましたが、それぞれメリット・デメリットがあるため、どの方法が一番良いかは一概にはいえません。例えば「自宅ではWi-Fiを利用して動画を視聴するが、外ではインターネット(Wi-Fi)を使う頻度は高くない」という人には、モバイルWi-Fiルーターはあまりおすすめできないでしょう。モバイルWi-Fiルーターは外でも一定のデータ量までならWi-Fiが使えることが魅力であるため、そのような人にとっては宝の持ち腐れ。むしろ月額料金が負担となってしまうので、モバイルWi-Fiルーターを契約しなくとも、Wi-Fiスポットやテザリング機能の利用で十分でしょう。

外出先や自宅で快適にインターネットを利用したい方はコミュファ光がおすすめ

コミュファ光は中部テレコミュニケーション(ctc)が提供する光インターネットサービスです。コミュファにはさまざまなオプションサービスがありますが、その中で外出先でも自宅でも快適にインターネットが利用できるようになる「コミュファ安心Wi-Fiスポット by ギガぞう」と「メッシュWi-Fi」について紹介します。

外出先でフリーWi-Fiをよく利用する方は「コミュファ安心Wi-Fiスポット by ギガぞう」

外出先でフリーWi-Fiを使用する際には、なりすましスポットではないかといった点や暗号化されているかどうかなどに注意する必要がありますが、「コミュファ安心Wi-Fiスポット by ギガぞう」を活用すれば、より安全にフリーWi-Fiを利用することができます。月額550円で、街中の高品質(EAP-TTLS方式)Wi-Fiスポットを利用でき、フリーWi-Fiも通信回線のセキュリティを高めるVPNで接続が可能。外出先でも安全なWi-Fiスポットで快適にインターネットを利用できます。また、大手飲食チェーン店を中心に全国10万箇所以上のスポットでも利用可。さらに契約者や家族のモバイル機器が破損・水没しても修理代金を最大5万円まで補償してくれます。

自宅でWi-Fiを利用する方にはコミュファ光の「メッシュWi-Fi」がおすすめ

コミュファ光の「メッシュWi-Fi」に申し込むと自宅に2台のメッシュWi-Fi機器を設置でき、Wi-Fiの届く範囲が広がります。2階の部屋やお風呂、寝室など今までWi-Fiが繋がりにくかった場所でも、快適にインターネットが使えるように。メッシュWi-Fi機器は2台セットで月額880円。もし2台のメッシュWi-Fi機器でもカバーできない場所がある場合は、1台あたり月額440円で最大3台分まで追加できます。自宅で通信速度や繋がりにくさを気にせずにインターネットを楽しみたい方は、コミュファ光の「メッシュWi-Fi」を利用してみてはいかがでしょうか。

※メッシュWi-Fi機器の電波が届く範囲および実効速度は、周囲の電波状況や住宅の構造など利用環境により大きく異なります。
※月額料金は、機器2台セットでの金額となります。1台あたり+440円/月で追加いただけます。
※追加契約可能なメッシュWi-Fi機器台数は、3台までとなります。
※課金開始月を含む6カ月の最低利用期間があります。途中解約される場合においても、契約解除料として月額料金1カ月分(880円)をお支払いいただきます。ただし、別途追加契約いただいたメッシュWi-Fi機器のみを解約の場合、契約解除料は発生しません。
※「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。
※Wi-Fi通信を行うには、Wi-Fi対応の機器が必要です。
※キャンペーンは2023年3月時点の情報です。

まとめ

外でWi-Fiを使うには「Wi-Fiスポット」「テザリング機能」「モバイルWi-Fiルーター」の3種がありますが、それぞれ一長一短でどの方法が良いかはインターネットの使い方などによって異なるでしょう。しかし「コミュファ安心Wi-Fiスポット by ギガぞう」であれば、データ使用量などを気にすることなく安全に外出先のWi-Fiを利用可能。さらに全国10万カ所以上のWi-Fiスポットにも接続でき、外出先でのインターネットをいっそう楽しむことができるように。自宅でのインターネット利用もコミュファ光の「メッシュWi-Fi」を活用することで、今までWi-Fiがつながりにくかった場所でもスムーズに繋がります。そのほかにもオプションやサービスも充実しているコミュファ光を、ぜひご検討ください。

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Wi-Fiを外で使うには?代表的な3つの方法と注意点を解説!

2023年6月1日