意外と知られていない無線接続のデメリットを解説。Wi-Fiを使うときは以下のことに注意してください。
【障害物に弱く電波干渉を受けやすい】
無線接続はWi-Fiを使う際、Wi-Fiルーターと端末との間に壁や天井などの障害物があると、電波が届きにくくなることがあります。また、電子レンジなどの電化製品が近くにあると、電波干渉を受けてWi-Fiが接続できなかったり不安定になったりすることも。無線接続は電波を使用してインターネット回線に接続するため、Wi-Fiルーターと電化製品が混線することがあるのです。
【古い規格は通信速度が遅い】
無線接続は一般的に有線LAN接続と比較して、通信速度が遅くなりがちです。ただし、これは古い規格のWi-Fiに接続したときの話。近年は安定性が向上した新しい規格の登場によって、無線接続の通信速度は向上しています。特に、「Wi-Fi 6」と呼ばれる新しいWi-Fi規格に対応したWi-Fiルーターを使用していれば、有線LAN接続と同等の速さでインターネットが利用できるでしょう。
※Wi-Fi 6標準提供(10ギガメニューのみ)による。ご利用にはWi-Fi 6対応の機器が必要です。
【通信内容の傍受・改ざんリスク】
電波を利用した無線接続の場合、電波が届く範囲であれば通信を傍受することが可能。そのため、暗号化などのセキュリティ対策が施されていない場合は、そこでやり取りされる情報を傍受されたり、改ざんされたりする恐れがあるのです。