ひかり電話の仕組みとメリット・デメリットを徹底解説!

ひかり電話は固定電話に比べておトクなため、多くの人が使用しています。2019年6月末時点の固定電話の契約数は、NTT東日本・西日本で1,813万7,000件なのに対し、ひかり電話の契約数は1,828万6,000件。初めてひかり電話の契約数が固定電話の契約数を上回りました。固定電話の契約数は減少を続けるなか、ひかり電話の契約数は増加を続けています。

どの光回線サービスにもオプションとして用意されているのが一般的なので、手軽に導入できますが、一方でデメリットもあるため注意が必要です。

この記事ではひかり電話の仕組みやメリット・デメリット、申し込み方法、おすすめのひかり電話サービスについて解説していきます。

ひかり電話とは?

ひかり電話は光回線を使用した電話サービスです。一般的な固定電話では電話回線を使用するのに対し、ひかり電話は光回線を使用します。接続方法は宅内の環境にもよりますが、回線終端装置(ONU)と電話機をつなぐのが一般的です。

ここではひかり電話の仕組みや通話料、IP電話との違いを確認していきましょう。

ひかり電話の仕組みと通話料

ひかり電話では、電話機で話した音声が以下のルートで相手に伝わります。

・電話機→VoIP→ブロードバンドルーター→回線終端装置(ONU)→IP網

音声がパケットへ変換されて伝わる仕組みです。VoIP装置で音声をパケットへ変換し、ブロードバンドルーターを介して回線終端装置(ONU)へつなぎます。

ブロードバンドルーターはインターネットを使うためのモデムです。回線終端装置(ONU)は電話機などの端末機器をネットワークへ接続する役割をし、IP網(インターネット)を通して相手へ音声を伝えます。

固定電話は交換局を経由するため、距離と時間によって通話料が決まります。しかし、ひかり電話は交換局を経由しないため、その分、通話料が安くなるのです。

ひかり電話とIP電話の違い

ひかり電話と似たものに「IP電話」があります。IP電話もひかり電話と同様にインターネットを使った電話サービスです。ひかり電話は回線業者が、IP電話は主にプロバイダが提供しています。

両者の大きな違いは使用する回線です。ひかり電話は光回線、IP電話はADSL回線を使用します。

また、ひかり電話は固定電話の番号をそのまま引き継げますが、IP電話は050から始まる11桁の番号を使用するため、乗り換え時に電話番号が変わるといった違いもあります。

その他、IP電話はひかり電話と違い、緊急機関への連絡やフリーダイヤルが使用できない、FAXの番号として使えないという問題もありました。

このような特徴を持つIP電話ですが、2024年以降は需要減少により維持限界を迎えつつある固定電話網がIP回線へ移行されることから、IP電話は使用できなくなります。

ひかり電話のメリット・デメリット

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ここからは、ひかり電話に加入するうえでのメリット・デメリットを確認していきましょう。

ひかり電話のメリット

一般的な固定電話は電話加入権を購入して使用する必要があります。しかし、ひかり電話はこの電話加入権を購入することなく使用できるため、初期費用を抑えて始められます。

また、ひかり電話は一般的な固定電話よりも月額料金・通話料金ともに安くなります。通常、ひかり電話の月額料金は基本料金が514円~、必要となるブロードバンドルーターのレンタル料金が300円程度です。

一般的な固定電話は基本料金が1,500円~となるため、ブロードバンドルーターのレンタル料金を合わせてもひかり電話のほうが割安です。

通話料金は一般的な固定電話は市内通話が9.3円/3分、県内・市外通話が22円~44円/3分、県外通話が44円/3分。一方、ひかり電話は通話先の地域を問わず8.8円/3分のため、特に市外や県外への通話が多い人はひかり電話へ切り替えることで電話料金を節約できます。

その他、ひかり電話は110番や119番などの緊急通報や、0120や0800から始まるようなフリーダイヤルへの発信も可能です。通信速度が高速である光回線のインターネットを使用するため、音声品質も固定電話と変わりません。かけてきた相手の電話番号がわかるナンバー・ディスプレイや、番号非通知の着信を拒否できるナンバー・リクエストをはじめとする付加サービスもニーズに合わせて別途選択可能です。

ひかり電話のデメリット

デメリットとしては、インターネットへの接続が必須となるため停電時に使えない点が挙げられるでしょう。また、光回線の契約が必須条件であり、光回線を契約していない人は、まず自宅の固定回線を光回線へ変更する必要があります。

インターネットは使わないからひかり電話だけを契約したいというときも、契約としては光回線+ひかり電話という形式となります。その際、固定電話よりも割高になってしまう点もデメリットといえるでしょう。

ひかり電話の申し込み方法

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ここでは、実際にひかり電話へ申し込みをする方法を解説していきます。

すでに光回線を契約・利用している場合

光回線をすでに使用中なら、契約している光回線サービスでひかり電話サービスを申し込むだけで済みます。現在使用中の電話番号を変えずにそのまま使いたいときは番号ポータビリティなどの申し込みが必要となるため、契約中の光回線サービスの公式サイトなどでそれぞれの手順を確認しましょう。

工事費は3,000円~5,000円ほどが一般的ですが、最終的な工事費は契約先に確認が必要です。

光回線をこれから契約する場合

光回線をまだ使用していないのであれば、契約する光回線やプロバイダを選び、申し込みの際にひかり電話を同時に申し込みます。

初めて光回線を契約するときは引き込み工事も必要となります。引き込み工事とは光ファイバーケーブルを電柱から宅内へ引き込み、室内でインターネット使用できるようにするものです。光回線の工事費は総額で15,000円~40,000円ほどですが、実質無料キャンペーンを実施している会社もあるためチェックしておきましょう。

光回線のすべての工事が完了すると、インターネットとひかり電話を使用できます。

ひかり電話なら月額330円の「コミュファ光電話」が断然おトク!

一般的な電話はNTT加入電話の基本料金が発生しますが、コミュファ光は光ファイバー回線を使用するため月額料金が330円とおトクです。NTT西日本加入電話の基本料金1,870円と比べても断然おトクです。また、ほかのひかり電話の月額料金と比較しても割安になっています。

コミュファ光電話は固定電話と変わらない通話品質で、電話機・電話番号もそのまま使えます。また、緊急通報や火災用伝言ダイヤルも使用可能です。その他、迷惑電話拒否サービスや割り込み電話サービス、+ナンバーなど、付加サービスも豊富にそろっています。

ひかり電話への加入を考えており、コミュファ光の対応エリア内にお住まいの人は、コミュファ光電話をぜひ検討してみてください。

コミュファ光電話の詳細についてはこちらからご確認いただけます。

※コミュファ光電話のご利用には、コミュファ光ネットのご契約が必要です
※コミュファ光電話工事費3,300円、および通話料、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料が別途必要です。
※光電話付加サービス解約後の再申込は工事費が必要となります。

まとめ

ひかり電話は光回線を使用しており、固定電話に比べて初期費用や月額料金、通話料金が割安となるのが大きなメリットです。

ただし、ひかり電話はインターネットへの接続が必須であることに加え、停電時には使えないことがデメリットです。

ひかり電話の申し込み方法は、光回線を使用中なら契約している光回線サービスでひかり電話サービスを申し込むだけです。光回線をこれから契約するのであれば回線契約と同時にひかり電話を申し込みます。

コミュファ光の対応エリアにお住まいの人は、コミュファ光電話の使用がおすすめです。月額料金はほかのひかり電話と比較しても割安な月額330円で、その他のひかり電話のメリットをそのまま受け取れるでしょう。

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ひかり電話の仕組みとメリット・デメリットを徹底解説!

2023年5月18日