スマートフォンを使用の際に「毎月のギガが足りない」とお困りではありませんか。動画視聴や音楽のダウンロードなど、ついついデータ通信を使い過ぎてしまい、通信制限がかかってしまうなんてことも。この記事では1GBでできることやギガ消費を抑える方法、スマートフォンの料金プランの目安について紹介します。ギガの節約やスマートフォンのプラン選びの参考にしてください。
ギガの節約方法を紹介!みんな1カ月でどれくらいのギガを使っている?
コミュファ光が2023年10月10日に更新
スマートフォンのギガの消費量はどれくらい?1GBでできること
ギガの正式名称は「ギガバイト(GB)」。「バイト(B)」とはデータ容量を表す単位です。スマートフォンのモバイルデータ通信量や、スマートフォン本体のストレージ容量の大きさを表す際に使用。単位としては「キロバイト(KB)」や「メガバイト(MB)」もあり、1024B=1KB、1024KB=1MB、1024MB=1GBというように単位が繰り上がります。
ここからはモバイルデータ通信量のギガについて、各種インターネット利用の消費ギガと1GBでどれくらい利用できるかを解説。まずメールの送受信の場合、テキストのみのメールであれば1通につき約5KB、画像添付ありであれば1通につき約3MB消費し、1GBでは約333通までやりとりが可能です。ニュースサイトなどの閲覧なら1ページにつき約300KBで、1GBで約3,500ページまで読むことができます。YouTube動画は標準画質で1時間視聴すると約450MB、1GBだと約2.2時間。NetflixのHD画質での視聴には1時間で約1,3GB必要なため、1GBでは1時間も視聴できません。4分ある音楽のダウンロードでは1曲につき約4MB、1GBでは約250曲まで。ストリーミング再生(192kbps/中サイズ)の場合は、1時間で約87MB、1GBで約11.5時間。LINEやSkypeの音声通話は1時間につき約18MBで、1GBあれば約56時間まで通話できます。
スマートフォンのギガの節約方法
ここからは通信量の使い過ぎを抑えるために、ギガを節約するいくつかの方法を具体的に紹介しましょう。iPhoneとAndroidで設定方法が異なる場合はそれぞれ説明します。
ギガが大きい作業はWi-Fi環境下で行う
動画視聴や書籍のダウンロード、アプリのインストールなどのデータ通信量が大きい作業は、モバイルデータ通信ではなく、Wi-Fi環境下で行うと良いでしょう。そうすることでギガの消費を抑えられ、その分Wi-Fi環境がないときにモバイルデータ通信を利用することができます。
データ通信量の上限を設定する
スマートフォン本体の「設定」画面からデータ通信量の上限を指定することで、任意の消費ギガに達した際にiPhoneでは通知されるようになり、Androidではモバイルデータ通信が自動でオフになります。これによってデータ通信量を日頃から意識できるようになり、ギガの使い過ぎを防ぐことができるかもしれません。
SNSの設定を変更する
Twitter、Instagram、Facebookの各種SNSでは、アプリ内でデータ通信を抑える設定が可能です。Twitter・Instagramでは画像の低画質化や動画の自動再生オフ、Facebookでは動画の自動再生を停止することで、使用ギガを節約することができます。
アプリの自動更新をオフにする
アプリが自動更新されるとギガを大きく消費してしまうこともあるため、自動更新機能はオフにしておきましょう。知らないうちに更新されないようにし、Wi-Fi環境下にいるときに手動で更新すると、無駄なギガ消費を減らすことができます。
アプリのバックグラウンド通信をオフにする
アプリのバックグラウンド通信をオンにしていると、アプリを使用していないときでも自動的に更新や通信を行っていることも。オフにしておくことで、データの同期や自動アップデートが行われなくなり、意図せずにギガを消費してしまう事態を防げます。
YouTubeなどの動画の画質を下げる
YouTubeなどのインターネット動画視聴はギガ消費が著しく、高画質だとさらに消費が大きくなります。外出時などモバイルデータ通信を利用してYouTubeなどを見る場合は、アプリの設定メニューから低画質に変更することで、ギガを大幅に節約できることも。
iPhoneではWi-Fiアシスト機能をオフにする
iOS9以降のiPhoneには、Wi-Fiの接続状況が良くないときに自動的にモバイルデータ通信に切り替わる「Wi-Fiアシスト機能」があります。本体設定にある「モバイル通信」の下部に項目があり、初期設定ではオンになっているため、この機能そのものを知らなかったという人も少なくないかもしれません。Wi-Fiアシスト機能をオフにしておき、「Wi-Fiを使っていると思ったらモバイルデータ通信を使っていた」という状況にならないようにしましょう。
1カ月の平均的な消費ギガ数
自分の消費ギガが普通よりも多いかどうかわからないという人のために、1カ月の平均消費ギガ数を紹介します。株式会社MM総研が発表した「携帯料金の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」によると、1カ月の平均消費ギガ数は8.95GB。この調査では自宅にWi-Fi環境がない人や、データ通信量が無制限のプランを利用している人など、常にギガを使用している人も含まれています。そのため自宅にWi-Fi環境がある人は平均より少ない消費に収まる場合が多いでしょう。ギガ消費量ごとの割合を見ると、月に1GBまでしか使っていない人は31.5%、2GBは10.7%、3GBは16.5%、7GB未満は75.4%で、過半数の人が月に3GBあれば十分という結果に。
2020年12月に発表した総務省の統計では、ギガ消費が月に2GB未満という人は49.5%、2GB~5GB未満は16.5%、5GB~8GB未満は8.7%と、計66%は月に5GB未満で、74.7%の人は月に8GBも使わないようです。ただしこちらも自宅にWi-Fi環境があり、Wi-Fiを利用してギガを節約している人は多いでしょう。月10GB~20GB未満は10.4%、20GB以上も11.3%いるため、自宅にWi-Fi環境がない場合は月に10GBや20GBを超える場合もあるので、注意が必要です。
生活スタイルから考えるスマートフォンの料金プランの目安
ギガを節約するには、自宅にある光回線などのWi-Fiを利用することが効果的。そして、Wi-Fi環境の有無や生活スタイルによってスマートフォンのプラン選びも変わってくるでしょう。ここでは生活スタイルから考える必要なギガ数を解説します。
テレワークをしている人・専業主婦など、Wi-Fi利用が中心なら月1GB
在宅勤務や専業主婦など自宅にいる時間が長く、Wi-Fiを利用することが多い人は月に1GBのプランでも問題ないでしょう。動画視聴やアプリのインストールなどデータ通信量が大きい作業でもWi-Fi環境下で行うのであれば、ギガ消費について考える必要はありません。自宅では基本的にWi-Fiを利用し、外ではモバイルデータ通信でLINEやSNSを使う程度であれば、1GBでも十分だと考えられます。
モバイルデータ通信をある程度使用するなら月3GB~5GB
データ通信量が大きい作業は自宅や職場のWi-Fiを利用するけれど、外でもWebサイトの閲覧やSNSなどをある程度利用するという人には月に3GB~5GBのプランがおすすめです。外では動画の視聴やダウンロードなどを行わなくとも、Webサイトの閲覧や地図アプリなどを使い続けると消費ギガが膨れ上がっていくため、3GB以上は必要でしょう。
通勤時間や休憩中など、Wi-Fiなしで動画を利用するなら月7GB~10GB
通勤時間や休憩中などの空き時間に、モバイルデータ通信で動画視聴やゲームアプリなどを楽しみたい場合は7GB~10GB必要になるかもしれません。動画視聴やゲームアプリの通信などは消費ギガが大きく、さらについつい触りたくなってしまうもの。ちょっとした時間での利用でも繰り返すことで気付かないうちに通信量が大きくなってしまい、通信制限につながる可能性が高いため注意しましょう。
完全にWi-Fiなしなら月20GB~25GB
前述したMM総研の統計では、自宅にWi-Fi環境がない場合は、Wi-Fi環境がある場合と比べると平均で15.88GBもギガを多く消費しています。Wi-Fiありで月7GBを使用している人は、Wi-Fiがなければ月に22GBも必要になるということ。Wi-Fi環境の整備が難しい場合は月に20GB以上は欲しいところです。しかしギガが大きければ月額料金も高くなってしまうため、いっそのこと料金は安くないもののギガを気にせずに利用できる無制限プランを視野に入れても良いかもしれません。
ギガの節約を気にせずインターネットをしたい人にはコミュファ光がおすすめ
ギガの残量を気にせずにインターネットを利用したい場合は、自宅では通信速度が高速で無制限に利用できる光回線のWi-Fiを使うと良いでしょう。光回線の種類は提供企業やプランによってさまざまで、利用できるエリア内にお住まいであればコミュファ光がおすすめです。
スマートフォンとのセット割がある
コミュファ光(ネット+電話)ではauやUQ mobileのスマートフォンを合わせて申し込むとご利用料金がおトクになるセット割があります。「auスマートバリュー」で対象の料金プランにご加入で、家族のauスマートフォンのご利用料金が1台につき最大1,100円割引に。UQ mobileの「自宅セット割」を適用で、家族のUQ mobileのご利用料金が最大1,100円割引になります。さらに離れて暮らす家族でも、50歳以上であればセット割の対象になり、2世代や3世代でもおトクにスマートフォンを利用可能。これらのセット割を活用すれば、家族全員のご利用料金が節約できるでしょう。
※対象サービス1契約につきau携帯電話/UQ mobile回線合計10回線までです。
安心サポートPlusの加入でセキュリティ対策ソフトや端末修理の無料サービスが受けられる
月額880円(申し込みから24カ月間は月額770円)の「安心サポートPlus」に加入することでパソコン診断ツールや電話サポート、リモートサポートなどの各種サポートサービスを利用できます。さらにパソコンやタブレットが故障した際には1回につき30,000円までの修理費用を年に2回までサービスされ、パソコンをウイルスや有害サイトから守るセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスタークラウド 月額版(3台版)」も提供されるため、安心してインターネットを活用可能です。セキュリティ対策ソフトの導入だけでも家計の負担は小さくありません。それを3台分対策できることに加え、各種サービスが利用できることを考えると、「安心サポートPlus」の月額料金はリーズナブルだといえるのではないでしょうか。
※「安心サポートPlus」は最低利用期間内(92日間)に解約された場合、契約解除料が発生します。契約解除料は、月額料金1カ月分(770円)となります。なお、光ネットのお申し込みと同時に「安心サポートPlus」をご契約された場合、最低利用期間内は無料でご利用いただけます。
※「安心サポートPlus」の電話サポートは、全てのご質問にお答えできるわけではありません。
※「安心サポートPlus」のセキュリティ対策ソフトは「ウイルスバスター クラウド 月額版(3台版)」です。
※「安心サポートPlus」のウイルスバスター クラウド 月額版はお客さまご自身にてインストールしてください。
※「安心サポートPlus」の「ウイルスバスター クラウド 月額版(3台版)」記載の利用台数は1台の端末にOSが1つの場合です。
※「安心サポートPlus」のパソコン修理サービスのご利用可能回数は2回/年までとなります。
※「安心サポートPlus」のパソコン修理サービスは安心サポートPlusのサービス開始月の翌々月1日からご利用いただけます。
まとめ
ギガを節約するにはさまざまな方法がありますが、最も効果的だといえるのはやはりWi-Fiに接続することです。そこでおすすめなのが、高速で安定した通信を無制限に使えるコミュファ光。スマートフォンとのセット割や多彩なサポートサービスも揃っており、単なる「ギガの節約」だけではない豊富なメリットを感じられるでしょう。これからインターネット回線を導入するという方は、ぜひコミュファ光をご検討ください。
※「Wi-Fi」は Wi-Fi Alliance の登録商標です。
※Wi-Fi 通信を行うには、Wi-Fi 対応の機器が必要です。
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2023年10月10日