Wi-Fiを使用するには工事が必要?メリットやデメリット、内容をわかりやすく解説

Wi-Fiはスマホやタブレットとインターネットを無線でつなげる規格です。ご自宅で使用するためには、インターネット回線サービスと契約しましょう。

なお、インターネット回線サービスによっては工事が必要です。また、Wi-Fiの接続方法ごとにメリットやデメリットが異なるため、申し込む前に知っておくと良いでしょう。

本記事ではWi-Fiを使用するための工事を解説します。

  1. 「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。
  2. Wi-Fi通信を行うには、Wi-Fi対応の機器が必要です。

Wi-Fi工事とは

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Wi-Fiとは、無線で通信する端末同士が接続可能になる方式の名称です。

ご自宅でインターネットを使用するためには、インターネット回線サービスに加入して、光回線終端装置とパソコンをLANケーブルで接続します。

しかし、LANケーブルの長さには限界があり、スマホは有線接続できません。

Wi-Fiを活用できれば、ケーブルが届かなかった部屋でもインターネットを使用でき、スマホを無線接続でつなげることも可能です。

正式な規定はありませんが、インターネット回線サービスに加入し、インターネット開通のための工事をWi-Fi工事と呼びます。

Wi-Fiを使用するために工事は必要?それとも不要?

Wi-Fiを使用するために工事が必ず必要とは限りません。次の表のように、インターネット回線サービスによっては不要なケースもあります。

インターネット回線サービス
工事が必要 光回線
ケーブルテレビ回線
工事が不要 モバイルルーター
ホームルーター

Wi-Fiを使用するために工事が必要なケースと、不要なケースを順番に解説します。

Wi-Fi工事が必要なケース

光回線やケーブルテレビ回線などの物理的なケーブルを用いるインターネット回線サービスを固定回線と呼びます。固定回線は電柱から建物内にケーブルを引き込む必要があるため、工事が必要です。

なお、住宅によっては既に工事済みで、機器を設置するだけで終わるケースもあるため、申し込む前に確認しましょう。

Wi-Fi工事が不要なケース

モバイルルーターやホームルーターなどの機器はモバイル回線を使用してインターネットにつなげます。各地にある基地局と無線で通信しているため、工事は必要ありません。

工事が不要で、機器を箱から取り出せばすぐにインターネットが使用可能なため、固定回線導入のための工事ができない住宅にお住まいの方は検討しましょう。

Wi-Fiの接続方法別にみるメリット・デメリット

Wi-Fiの接続方法は、大きくわけて光回線、ケーブルテレビ回線、モバイルルーター、ホームルーターの4つがあり、次のメリットやデメリットがあります。

メリット デメリット
光回線 安定して速い通信速度が安定して早い速い
通信制限がないく快適に使用できる
固定回線導入のための工事が必要
住宅のみ使用可能な場所が住宅に限られる
ケーブルテレビ回線 光回線の未対応エリアで使用できる可能性がある
プロバイダ契約が不要
固定回線導入工事が必要
光回線に比べて通信速度は遅くなりやすい
モバイルルーター 工事が不要
外出先でも使用可能
固定回線に比べて通信速度は不安定
1カ月のデータ容量が制限される場合がある
ホームルーター 工事が不要
モバイルルーターに比べて性能が良い
固定回線に比べて通信速度は不安定
1カ月のデータ容量制限される場合があるがあり使いすぎると速度制限が発生する
自宅以外では使用不可できない

Wi-Fiの接続方法ごとのメリットやデメリットを順番に解説します。

光回線の場合

光回線とは光ファイバーケーブルを使用した通信回線です。光を通すケーブルで、電気信号を光に変えて情報を送受信します。

光回線のメリットは、光ファイバーケーブルを使用するため大量のデータを短時間で送受信でき、距離による通信への影響がありません。また、通信制限がないため、好きなだけ快適にインターネットを使用できます。

一方、光回線は固定回線導入のための工事が必要で、使用できる場所が住宅に限られる点に注意しましょう。

ケーブルテレビ回線の場合

ケーブルテレビ回線とは、テレビ放送を配信するためのケーブルの一部をインターネット接続に使用する固定回線です。

ケーブルテレビが運営しているインターネット回線サービスで、メリットは、光回線が対応できないエリアでも対応できる場合がある点です。また、プロバイダ契約が必要ないため、契約手続きが簡単になったり、プロバイダ使用料金が抑えられたりします。

一方、ケーブルテレビ回線も固定回線のため、導入のための工事が必要です。また、光回線と比べて通信速度が遅い傾向があるため、お申し込みを考えている方は注意しましょう。

モバイルルーターの場合

モバイルルーターとは、手のひらサイズで持ち運びしやすい機器で、モバイル回線を使用してインターネットに接続できるWi-Fiルーターです。

モバイルルーターのメリットは、インターネットに接続するための工事が不要な点です。機器を箱から取り出して設定さえすれば、対応エリア内なら外出先でも使用できて便利で

一方、光回線やケーブルテレビ回線などの固定回線に比べると通信速度が不安定になりやすいです。また、モバイルルーターの通信会社によっては1カ月のデータ容量に上限があり、使いすぎると通信速度が低下するため注意しましょう。

ホームルーターの場合

ホームルーターとは、自宅に設置して使用する機器で、モバイル回線を使用してインターネットに接続するWi-Fiルーターです。

ホームルーターのメリットも、インターネットに接続するための工事が不要な点です。箱から取り出してコンセントに差して、初期設定を済ませればインターネットが使用できます。

また、機器によりますが、モバイルルーターに比べて通信速度や接続台数などの性能が良いです。

一方、モバイルルーターと同様に固定回線に比べると通信速度が安定しない、1カ月のデータ容量を超えると速度制限が発生するなどのデメリットもあります。また、ホームルーターはモバイルルーターと違って自宅以外の場所では使用できないことに注意しましょう。

固定回線の工事内容と流れ

光回線やケーブルテレビ回線は固定回線導入のための工事が必要です。工事は事業者に依頼して行ってもらうため、ご自身ではできません。

そのため、使用したい方は光回線やケーブルテレビ回線の事業者にお申し込みをしましょう。

次項より、光回線とケーブルテレビ回線の工事内容と流れを順番に解説します。

光回線の工事の場合

住宅が戸建住宅と集合住宅で、光回線の工事の流れが変わるため、申し込む際は注意しましょう。

以下で、光回線の工事内容と流れを、戸建住宅と集合住宅にわけて順番に解説します。

戸建住宅の工事内容と流れ

戸建住宅は新築戸建住宅、既存戸建住宅、賃貸新築戸建住宅、賃貸既存戸建住宅があり、光回線の有無によって工事内容と流れが異なります。

設置済みの光回線 工事内容と流れ
新築戸建住宅 ない 1. 電柱から壁面まで光ファイバーケーブルを引き込む
2. 壁面に金具を取り付け固定する
3. 建物に光ファイバーケーブルを引き込む
4. 光コンセントや光回線終端装置を設置する
既存築戸建住宅 ある 1. 既に設置済みの光回線を使用するなら工事は不要
2. 設置済みの光回線を使用しないなら撤去工事を行う
3. 電柱から壁面まで新しい光ファイバーケーブルを引き込む
4. 壁面に金具を取り付け固定する
5. 建物に光ファイバーケーブルを引き込む
6. 光コンセントや光回線終端装置を設置する
ない 1. 電柱から壁面まで光ファイバーケーブルを引き込む
2. 壁面に金具を取り付け固定する
3. 建物に光ファイバーケーブルを引き込む
4. 光コンセントや光回線終端装置を設置する
賃貸新築戸建住宅 ない 1. 物件の所有者に工事を行って良いか尋ねる
2. 問題がなければ事業者に申し込む
3. 電柱から壁面まで新しい光ファイバーケーブルを引き込む
4. 壁面に金具を取り付け固定する
5. 建物に光ファイバーケーブルを引き込む
6. 光コンセントや光回線終端装置を設置する
賃貸既存築戸建住宅 ある 1. 既に設置済みの光回線を使用するなら工事は不要
2. 設置済みの光回線を使用しないなら撤去工事を行って良いか物件の所有者に尋ねる
3. 問題がないなら撤去工事を行う
4. 電柱から壁面まで新しい光ファイバーケーブルを引き込む
5. 壁面に金具を取り付け固定する
6. 建物に光ファイバーケーブルを引き込む
7. 光コンセントや光回線終端装置を設置する
ない 1. 物件の所有者に工事を行って良いか尋ねる
2. 問題がなければ事業者に申し込む
3. 電柱から壁面まで新しい光ファイバーケーブルを引き込む
4. 壁面に金具を取り付け固定する
5. 建物に光ファイバーケーブルを引き込む
6. 光コンセントや光回線終端装置を設置する

新築戸建住宅は、固定回線が導入されていないため電柱から壁面に金具で固定し、電話の配管やエアコンのダクト、あるいは壁に穴を開けて宅内に引き込みます。最後に光コンセントや光回線終端装置などを設置すれば、光回線の工事は終了です。

一方で、既存戸建住宅は固定回線が既に導入されている場合があります。以前に契約していた光回線を解約時に撤去しなかったケースや、前の入居者が設置した光回線が撤去されず残っているケースなどです。

お申し込みする事業者によっては設置済みの光回線を活用して工事をせずに済みますが、使用できない場合は撤去工事が必要です。余分に撤去料金が掛かる可能性があると覚えておきましょう。

なお、既存戸建住宅で固定回線が導入されていない場合は、新築戸建住宅と同じ流れで工事は進みます。

賃貸新築戸建住宅は新築のため、光回線が設置されていません。そのため、光回線開通のための工事を行う許可をオーナーや管理会社から取る必要があります。許可が取れたら、新築戸建住宅と同じ流れで工事を行いましょう。

賃貸既存戸建住宅は、固定回線がすでに設置済みで、お申し込みたい事業者が設置済みの光回線を使用できるなら問題ありません。そのまま、手続きを進めましょう。

しかし、設置済みの光回線を使用できない事業者にお申し込みたい場合は、オーナーや管理会社の許可が必要です。工事の流れ自体は設置済みの既存戸建住宅と変わらず、許可が下りれば撤去工事を行ってから、光回線を設置します。

また、賃貸既存戸建住宅に光回線が設置されていない場合は、オーナーや管理会社の光回線導入のための工事の許可が必要です。申し込む前に問いあわせておくと良いです。

新築住宅や既存住宅に関わらず、賃貸戸建住宅で光回線を申し込む際は物件のオーナーや管理会社などの許可を取る必要があると覚えておきましょう。

集合住宅の工事内容と流れ

マンションやアパートなどの集合住宅では、共有部分まで光ファイバーケーブルを引き込み、共有部分から各部屋まで、次の表のいずれかの方式でケーブルを引き込みます。

概要
光配線方式 建物の共有部分から各部屋まで光ファイバーケーブルを伸ばす方式
VDSL方式 建物の共有部分から各部屋まで電話回線を伸ばす方式
LAN配線方式 建物の共有部分から各部屋までLANケーブルを伸ばす方式

集合住宅で共有部分から各部屋の引き込み口まで光ファイバーケーブルを引き込んである場合、通信会社から送られた機器をつなげるだけで光回線が使用可能です。そのため、集合住宅によっては工事が要りません。

一方、VDSL方式やLAN配線方式の際や、部屋にケーブルの引き込み口がない場合は共有部分から部屋まで光ファイバーケーブルを引き込む工事が必要です。

また、集合住宅の共有部分まで光ファイバーケーブルが引き込まれていない場合は、共有部分までケーブルを引き込む工事を行います。

なお、集合住宅は、部屋を所有しているか、賃貸で借りているかで工事の流れが異なります。

部屋を所有しているなら、上記の方式を確認し、部屋に光ファイバーケーブルを引き込む工事をするかどうか確認しながら進めれば問題ありません。

一方で、賃貸で借りている場合はオーナーや管理会社の許可を取らずに部屋に光ファイバーケーブルを引き込む工事は行えません。

そのため、集合住宅を借りていて光回線を使用したい方は、インターネット回線に関してオーナーや管理会社に問い合わせをしましょう。

また、事業者や料金メニューによっては、住んでいる集合住宅で契約できないパターンがあるため、事業者と相談して最適な料金メニューを選ぶと良いです。

ケーブルテレビ回線の場合

ケーブルテレビ回線も、戸建住宅と集合住宅で工事の流れが変わるため、申し込む際は注意しましょう。

以下で、ケーブルテレビ回線の工事内容と流れを、戸建住宅と集合住宅にわけて順番に解説します。

戸建住宅の工事内容と流れ

ケーブルテレビ回線では、ケーブルを用いてケーブルテレビ局と接続してインターネットやケーブルテレビなどを使用します。そのため、ケーブルテレビ回線にもよりますが、TVアンテナは要りません。

ケーブルテレビ回線は光ファイバーを使用したFTTH方式と光ファイバーと同軸ケーブルを併用して使用したHFC方式があります。適用される方式は事業者やサービス提供エリアで異なります。

戸建住宅は新築戸建住宅、既存戸建住宅、賃貸新築戸建住宅、賃貸既存戸建住宅があり、ケーブルテレビ回線の有無によって工事内容と流れが異なります。

設置済みのケーブルテレビ回線 工事内容と流れ
新築戸建住宅 ない 1. 電柱から壁面までケーブルを引き込む
2. 壁面に金具を取り付け固定する
3. 建物にケーブルを引き込む
4. 光コンセントやFTTH方式ではV-ONU (テレビチューナー)、D-ONU (インターネットモデム)、HFC方式ではSTB(ケーブルテレビ用デジタルチューナー)、ケーブルモデムを設置する
既存戸建住宅 ある 1. 既に設置済みのケーブルテレビ回線を使用するなら工事は不要
2. 設置済みのケーブルテレビ回線を使用しないなら撤去工事を行う
3. 電柱から壁面までケーブルを引き込む
4. 壁面に金具を取り付け固定する
5. 建物にケーブルを引き込む
6. 光コンセントやFTTH方式ではV-ONU(テレビチューナー)、D-ONU(インターネットモデム)、HFC方式ではSTB(ケーブルテレビ用デジタルチューナー)、ケーブルモデムを設置する
ない 1. 電柱から壁面までケーブルを引き込む
2. 壁面に金具を取り付け固定する
3. 建物にケーブルを引き込む
4. 光コンセントやFTTH方式ではV-ONU (テレビチューナー)、D-ONU (インターネットモデム)、HFC方式ではSTB(ケーブルテレビ用デジタルチューナー)、ケーブルモデムを設置する
賃貸新築戸建住宅 ない 1. 物件の所有者に工事を行って良いか尋ねる
2. 問題がなければ事業者に申し込む
3. 電柱から壁面までケーブルを引き込む
4. 壁面に金具を取り付け固定する
5. 建物にケーブルを引き込む
6. 光コンセントやFTTH方式ではV-ONU (テレビチューナー)、D-ONU (インターネットモデム)、HFC方式ではSTB(ケーブルテレビ用デジタルチューナー)、ケーブルモデムを設置する
賃貸既存築戸建住宅 ある 1. 既に設置済みのケーブルテレビ回線を使用するなら工事は不要
2. 設置済みのケーブルテレビ回線を使用しないなら撤去工事を行って良いか物件の所有者に尋ねる
3. 問題がないなら撤去工事を行う
4. 電柱から壁面までケーブルを引き込む
5. 壁面に金具を取り付け固定する
6. 建物にケーブルを引き込む
7. 光コンセントやFTTH方式ではV-ONU(テレビチューナー)、D-ONU(インターネットモデム)、HFC方式ではSTB(ケーブルテレビ用デジタルチューナー)、ケーブルモデムを設置する
ない 1. 物件の所有者に工事を行って良いか尋ねる
2. 問題がなければ事業者に申し込む
3. 電柱から壁面までケーブルを引き込む
4. 壁面に金具を取り付け固定する
5. 建物にケーブルを引き込む
6. 光コンセントやFTTH方式ではV-ONU (テレビチューナー)、D-ONU (インターネットモデム)、HFC方式ではSTB(ケーブルテレビ用デジタルチューナー)、ケーブルモデムを設置する

新築戸建住宅の際は、ケーブルテレビ回線が導入されていないため電柱から壁面にまで固定回線を引き込み、金具で固定し、電話の配管やエアコンのダクト穴、あるいは壁に穴を開けて宅内に引き込みます。

最後に、FTTH方式ではV-ONU(テレビチューナー)やD-ONU(インターネットモデム)を、HFC方式ではSTB(ケーブルテレビ用デジタルチューナー)やケーブルモデムを設置すれば工事は終了です。

一方で、既存戸建住宅は固定回線が既に導入されている場合があります。以前に契約したケーブルテレビを解約時に撤去しなかったケースや、前の入居者が設置したケーブルテレビ回線が撤去されず残っているケースです。

お申し込みする事業者によっては設置済みのケーブルテレビ回線を活用して工事をせずに済みますが、使用できない場合は撤去工事が必要です。余分に撤去料金が掛かる可能性があると覚えておきましょう。

なお、既存戸建住宅で固定回線が導入されていない場合は、新築戸建住宅と工事の流れは同じです。

賃貸新築戸建住宅は新築のため、ケーブルテレビ回線が設置されていません。そのため、ケーブルテレビ回線を使用するための工事を行う許可をオーナーや管理会社から取る必要があります。許可が取れたら、新築戸建住宅と工事は同じ流れです。

賃貸既存戸建住宅は、ケーブルテレビ回線がすでに設置済みで、お申し込みたい事業者が設置済みのケーブルテレビ回線を使用できるなら問題ありません。そのまま、手続きを進めると良いです。

しかし、設置済みのケーブルテレビ回線を使用できない事業者にお申し込みたい場合は、オーナーや管理会社の許可が必要です。工事の流れ自体は設置済みの既存戸建住宅と変わらず、許可が下りれば撤去工事を行ってから、ケーブルテレビ回線を設置します。

また、賃貸既存戸建住宅にケーブルテレビ回線がない場合は、固定回線導入のための工事を行って良いか、オーナーや管理会社に問いあわせてみましょう。

賃貸戸建住宅は新築住宅であっても、既存住宅であっても、撤去工事や固定回線導入のための工事が必要になる場合、物件のオーナーや管理会社の許可が必要です。勝手に申し込んで、工事を進めてはいけません。

集合住宅の工事内容と流れ

マンションやアパートなどの集合住宅にケーブルテレビのサービスが既に導入されている場合は、機器を設置するだけで使用できます。

一方、ケーブルテレビのサービスが導入されていない場合は物件への導入工事が必要です。

なお、集合住宅は部屋の所有者か賃貸かで工事の流れが異なります。

部屋を所有しているなら、部屋の状況にあわせてお申し込み手続きを進めて問題ありません。

しかし、部屋を借りている場合は、オーナーや管理会社の許可を取らずにケーブルテレビ回線を引き込む工事は行えません。

そのため、賃貸集合住宅に住んでいる方は、ケーブルテレビ回線に関してオーナー管理会社に問いあわせてみましょう。

また、マンションやアパートなどの状況によって必要になる工事や注意点などが異なるため、使用したい方はケーブルテレビに相談してみると良いです。

固定回線の工事費用と期間

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固定回線導入のための工事にかかる料金と期間はインターネット回線サービスによって異なるため、申し込む際は比較しましょう。
以下で、光回線とケーブルテレビ回線の工事料金と期間を順番に解説します。

光回線の場合

光回線の工事にかかる料金は事業者や、戸建住宅か集合住宅かによって異なります。大まかな相場は以下のとおりです。

・ 戸建住宅…18,000円~40,000円
・ 集合住宅…15,000円~40,000円

工事自体は2時間程度で終了しますが、申し込んでから工事が行われるまでに1カ月程度かかります。

また、繫忙期では依頼が集中しており、工事が行われるまで待たされる可能性があるため注意しましょう。

工事費を少しでも抑えたいと考えている方は、キャンペーンを行っている事業者を探してみると良いです。

たとえば、コミュファ光では、キャンペーン適用で契約事務手数料や基本工事費が無料 になる場合もあります。

  1. 工事費無料は、12月29日から1月3日の間は対象外となります。また、午前9時から午後5時の間に工事を行う必要があります。
  2. 追加工事が必要な場合には、別途工事費(訪問Wサポート)が必要です。
  3. 過去3カ月以内にコミュファ光サービスを解約された方が、同一設置場所で新規申込をした場合は対象外となる場合があります。

ケーブルテレビ回線の場合

ケーブルテレビ回線の工事にかかる料金も事業者や、戸建住宅か集合住宅かによって異なります。大まかな相場は以下のとおりです。

・ 戸建住宅…30,000円~40,000円
・ 集合住宅…20,000円前後

また、ケーブルテレビ回線は契約内容やサービス、工事内容などによって設置工事にかかる時間は異なります。ほかにも、工事を申し込んでから工事が行われるまでにある程度の期間が必要です。

なお、マンションやアパートなどの集合住宅にケーブルテレビのサービスが導入済みで工事不要であれば、自宅に届いた機器を設置するだけで使用可能です。

固定回線の工事は立ち会いが必要?

固定回線導入のための工事は自宅内でも行うため、工事を行う際は立ち会いが必須です。スケジュールを調整して、立ち会いましょう。

なお、事業者の工事は光コンセントや光回線終端装置までの設置で、工事後の機器の設定はお客さまご自身で行うケースが多いです。

インターネット回線サービスによっては有償で機器の設定を行うサービスがあるため、パソコンやインターネットが苦手な方はお申し込みの検討をしましょう。

Wi-Fiの使用で光回線を検討中の中部エリアにお住まいのお客さまはコミュファ光がおすすめ!

中部エリアにお住まいで、Wi-Fiの使用のために光回線を検討している方は、コミュファ光がおすすめです。

コミュファ光は光回線サービスで、最大10Gbpsの高速インターネットを提供しています※1。プロバイダ一体型を選ぶことができ、トータルにサポートを受けられ、料金もお手頃な価格で光回線の使用が可能です。また、プロバイダを選択可能なメニューもあります。

モバイルルーターやホームルーターと違って、コミュファ光に速度制限はありません。

テレワークやオンライン授業の需要が増えてインターネットを使用する機会が多い方でも、コミュファ光の高速な光回線なら快適なインターネット生活を楽しめます。

また、コミュファ光では、独自回線※2を24時間365日監視※3しています。24時間監視しているため、回線が遅くなる前に回線の増強※4が可能です。

導入には回線工事が必要ですが、コミュファ光は宅内工事と外線工事を一緒のタイミングで行うため、お客さまにお立ち会いいただく手間を減らせます※5

ほかにも、有償で、おまかせ訪問ダブルサポートのインターネット接続コースに申し込むと、固定回線導入のための工事後に必要なセットアップを代行してもらえるため、パソコンやインターネットに不慣れな方におすすめです。

光テレビや光電話などのインターネット以外のオプションも充実しており、キャンペーン適用で契約事務手数料や基本工事費が無料※6になる場合もあるのでチェックしてみてください。

Wi-Fiを使用して動画を視聴したり、オンラインゲームを快適に楽しんだりしたい方は、中部5県シェアNo.1※7を獲得しているコミュファ光を検討しましょう。

  1. 本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実際の使用における一定の通信速度を保証するものではありません。また、お客さまのご利用機器、設定状況、LAN環境などにより、通信速度は異なります。
  2. 一部エリアを除く。
  3. お客さま個人の通信の内容を監視するものではございません。
  4. 「タイプJ」「タイプK」では対応していません。
  5. 状況によっては一緒に行えない場合もございます。
  6. 工事費無料は、12月29日から1月3日の間は対象外となります。また、午前9時から午後5時の間に工事を行う必要があります。
  7. 追加工事が必要な場合には、別途工事費(訪問Wサポート)が必要です。
  8. 過去3カ月以内にコミュファ光サービスを解約された方が、同一設置場所で新規申込をした場合は対象外となる場合があります。
  9. 中部エリアにおける光回線サービスブランド別契約数シェアMM総研「ブロードバンド回線事業者の加入件数調査」(2023年3月末時点)

まとめ

Wi-Fiとは、無線で通信する端末同士が接続可能になる方式の名称です。Wi-Fi工事とはWi-Fiを自宅で使用可能にするための工事をさします。

住宅の状況にもよりますが、光回線やケーブルテレビ回線などの固定回線を使用するためには工事が必要です。

一方、モバイルルーターやホームルーターなどのモバイル回線を使用する機器は、インターネットにつなげるため工事が要りません。そのため、Wi-Fi工事は主に、光回線やケーブルテレビ回線を導入するための工事をさします。

光回線工事とケーブルテレビ回線工事はお住まいの住宅により工事内容・流れ・料金が異なるため、申し込む際は比較しましょう。

コミュファ光は固定回線導入のための工事が必須ですが、安定回線で快適にインターネットを楽しめるほか、キャンペーン適用で事務手数料・基本工事費が無料※になるケースがあるため、中部エリアに住んでいる方はぜひ確認してみてください。

コミュファ光のお申し込みはこちらから

  1. 工事費無料は、12月29日から1月3日の間は対象外となります。また、午前9時から午後5時の間に工事を行う必要があります。
  2. 追加工事が必要な場合には、別途工事費(訪問Wサポート)が必要です。
  3. 過去3カ月以内にコミュファ光サービスを解約された方が、同一設置場所で新規申込をした場合は対象外となる場合があります。

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※新規お申し込み後にキャンペーンを変更することはできません。

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※表記の金額は、一部を除きすべて税込価格です。消費税計算の都合上、実際の請求額とは異なる場合があります。

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Wi-Fiを使用するには工事が必要?メリットやデメリット、内容をわかりやすく解説

2024年3月22日