4K放送の特徴とは？必要な設備やチャンネル、番組表についても解説

2018年12月1日から4K放送という衛星放送がスタートしました。4K放送は従来の2K（フルHD）よりも高画質で臨場感あふれる映像を視聴できるのが魅力です。
そんな4K放送を視聴するためには、設備や環境を整える必要が。この記事では、4K放送と地上デジタル放送との違い、視聴できる番組と必要な設備の関係、視聴料金などを紹介します。

まずは4K放送の概要と、地上デジタル放送とは何が違うのかについて解説していきましょう。

「4K放送」のKとは、画素数を1,000単位で表す記号のひとつ。「4K」は従来のハイビジョン放送の4倍の画素数を持つ映像を示しています。画素数とは、テレビ画面に映像を表示するための点（画素）の数を表した単位で、画素数が多いほどより鮮明で臨場感の溢れる映像表現が可能です。

地上デジタル放送と4K放送の大きな違いは、画素数です。
4K放送と同じタイミングで始まった8K放送も合わせ、各放送の画素数をみると、以下のようになります。

地上デジタル放送（2K）：水平1,920画素×垂直1,080画素（約207万画素）
4K放送：水平3,840画素×垂直2,160画素（約829万画素）
8K放送：水平7,680画素×垂直4,320画素（約3,318万画素）

4K放送の画素数は地上デジタル放送の約4倍となり、地上デジタル放送では表現しきれなかった色調や明暗、モノや人の動きをより精密に表現できるようになるのです。

4K放送を視聴するためには設備を整える必要が。ここでは、4K放送を視聴するのに必要な設備について解説します。

2022年9月現在、4K放送のチャンネルは大きく分けて3タイプ。電波の最大周波数と最低周波数の範囲を示す「電波帯域」の違いで分類されており、右旋（右旋円偏波）、BS左旋（左旋円偏波）、110度CS左旋（左旋円偏波）と呼ばれています。各タイプで視聴できるチャンネルはそれぞれ異なり、例えば右旋（右旋円偏波）は「NHK BS4K」「BS日テレ 4K」「BS朝日 4K」「BS-TBS 4K」「BSテレ東 4K」「BSフジ 4K」が視聴可能。BS左旋（左旋円偏波）は「ショップチャンネル 4K」「WOWOW」「QVC」、110度CS左旋（左旋円偏波）は「J SPORTS1～4・4K」「日本映画+時代劇4K」「スターチャンネル」「スカチャン1～2・4K」などさまざまなジャンルの番組が視聴できます。

4K放送の3つのタイプは、電波（円偏波）の性質の違いにより受信方法が異なります。右旋（右旋円偏波）はらせん状に回転する電波（円偏波）のうち、回転方向が右回りのもの。右旋（右旋円偏波）は従来のBS放送や110度CS放送と同じ電波のため、受信方法も従来の放送と変わりません。
BS左旋（左旋円偏波）、110度CS左旋（左旋円偏波）はらせん状に回転する電波（円偏波）のうち、回転方向が左回りのもので、新しい放送波。受信の際は周波数帯域に対応した分配器や分波器、ブースタなどの設置が必要となることもあります。

4K放送を視聴するのに必ずなくてはならないものが「4Kチューナ内蔵テレビ」もしくは、「4K対応テレビと4Kチューナ」。4Kチューナとは、4K放送の電波をテレビ画面に写すため、信号変換をしてくれるための機器。チューナが無ければ4K放送は見られないため、必ず用意しましょう。
また、4K放送は衛星放送になるため、BS/110度CSアンテナの設置も必要。もし従来のBS/110度CSアンテナを使って4Kを視聴する場合、右旋のチャンネルであればアンテナに追加して「4Kチューナ内蔵テレビ」もしくは、「4K対応テレビと4Kチューナ」を用意すれば視聴が可能です。

光回線のテレビサービスを契約している方は、4K・8K対応アンテナなしで4K放送を視聴することが可能です。「4Kチューナ内蔵テレビ」もしくは、「4K対応テレビと4Kチューナ」のみ準備すれば4K放送が楽しめます。
光回線は光ファイバー回線を使って放送電波を受信するため、アンテナを設置して視聴する場合よりも周辺環境に左右されることなく、安定した映像で視聴することが可能。また、アンテナのメンテナンスが不要で、設置場所を確保しなくてもよい点や、家の外観がキレイに保たれることもメリットです。

4K放送で視聴できるチャンネルには、無料で見られるものと有料のものがあることを念頭に置いておきましょう。番組表は地上デジタル放送や従来の衛星放送と同様に、簡単にインターネットなどで閲覧が可能。ここでは、4K放送で視聴できるチャンネルや人気番組、番組表から料金まで解説していきます。

3つのタイプ別に、視聴料金の有無を確認していきましょう。
右旋（右旋円偏波）のチャンネルは、無料で視聴できます。ただし、「NHK BS4K」を視聴する場合は、契約が必要です。BS左旋（左旋円偏波）のチャンネルでは「WOWOW」が有料となるため、視聴を希望する際は契約をしましょう。また、こちらも「NHK BS4K」の視聴には契約が必要となっています。110度CS左旋（左旋円偏波）は全て有料。番組によって視聴料は異なるため、気になる番組は月額料金の確認を。

BS左旋（左旋円偏波）で視聴できる「WOWOW」の月額料金は2,530円。映画やドラマ、ライブなどさまざまなコンテンツを配信する番組で、見逃し配信や録画も可能な番組です。
110度CS左旋（左旋円偏波）では下記のように、多ジャンルの番組が視聴可能。

・スポーツ観戦が楽しめる「J SPORTS 1～4・4K」…スカパー！4Kの基本料429円+視聴料2,515円（オンデマンド：2,640円）。
・選りすぐりの邦画が楽しめる「日本映画+時代劇4K」…スカパー！4Kの基本料429円+視聴料990円。
・国内外の映画やドラマなどが観られる「スターチャンネル」…スカパー！4K基本料429円+2,750円。
・「スカチャン1～2・4K」…スカパー！4K基本料429円のみでみられるほか、スカパー！4Kチャンネル契約者のチャンネル視聴料が無料。

地上デジタル放送と同様に、4K放送の番組表はインターネットなどで簡単に調べることができます。調べ方は、各局のWebサイトのほか、Gテレビガイドなどを用いると良いでしょう。
4K放送の人気番組は映画やドラマ、ドキュメンタリー、旅番組、スポーツ番組など、4Kの画質の良さを活かしたものが人気で、コンテンツも多い傾向が。こちらもぜひ有料チャンネルの契約の参考にしてみてください。

4K放送の視聴は、アンテナの設置が不要な光回線でスタートするのがおすすめ。中でも、「コミュファ光」の光ネット+光電話 +光テレビならアンテナ不要でおトクに4K放送が視聴できます。アンテナがいらないため、周辺環境に影響されず、安定した映像が見られるのも魅力。さらに、「BSパススルー®方式」で、テレビ台数が増えても月額料金はそのままで楽しめます。

コミュファ光の戸建住宅限定サービスであれば、アンテナ不要でBS4K放送とBS8K放送が楽しめます。また、コミュファ光の光ネット+光電話+光テレビのセットで、光テレビの月額料金が506円に。
新規申し込みの場合、通常20,570円の光テレビ工事費が0円になるキャンペーンも実施。キャンペーンの適用条件は、「スタート割」対象メニュー（ホーム10G・ホーム1G・ホーム30M）の契約と、追加オプション「安心サポートPlus」を「光テレビ」と同時に申し込むことです。
た、NHK衛星受信料を「光テレビ」の月額料金と合わせてお支払いするNHK衛星受信料「団体一括支払」を適用すれば、年間最大3,795円もおトクになるサービスを提供しています。
さらに、「光テレビ」を契約すれば、有料チャンネル「WOWOW」の視聴が加入月に限り無料になる嬉しいサービスもあるため、ぜひご検討ください。

コミュファの「光テレビ」は、放送電波の周波数を加工せずに送る「BSパススルー®方式」のため、放送信号をテレビ視聴用に変換する必要がありません。そのため、信号変換用機器のセットトップボックスなしで、家中どこでも何台でも、地上デジタル・BSデジタル・4K8K放送を視聴することができます。設置する機器が少なくて済むので家中がすっきりするだけではなく、テレビの台数ごとの月額追加料金が不要なのもメリット。従来の受信形式と同様に、各部屋のテレビで違う番組を楽しむことができるため、安心して好きな番組を視聴できるでしょう。

コミュファ光は、人気の動画配信サービスとのおトクなキャンペーンパックを実施しています。
「Netflix」は、ドラマや映画、アニメ、ドキュメンタリー、オリジナル作品など幅広いジャンルのコンテンツを配信する動画サービス。毎週新しい映画やドラマが追加されるため、いつでも新しい作品を楽しむことができます。「コミュファ光 Netflixパック」に申し込めば、単独での契約よりも最大110円割引に。
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※光テレビは戸建住宅限定サービスです。詳しくはこちらをご確認ください。
※コミュファ光テレビのご利用には、コミュファ光ネットとコミュファ光電話のご契約が必要です。
※コミュファ光テレビの月額料金には、NHKや有料放送の放送受信料は含まれておりません。
※宅内調査の結果、別途オプション工事費がかかる場合があります。詳しくはコミュファホームページをご確認ください。
※デジタル（地上/BS）放送に対応したテレビまたはチューナーが必要です。
※BSデジタルの有料放送は、別途各放送事業者との契約（B-CASカード単位）が必要となります。
※BS4K/8K放送の視聴には4K/8K対応チューナーを内蔵したテレビ、または4K/8K対応テレビと4K/8K対応チューナーをご用意いただく必要があります。
※「コミュファ光 Netflixパック」、「DAZNオプション」ともに、コミュファ光とセット割引として、ネット料金から月々110円を割引します。

4K放送は、従来よりも臨場感あふれる映像を楽しむことが可能な新しい衛星放送です。視聴するためには、「4Kチューナ内蔵テレビ」もしくは「4K対応テレビと4Kチューナ」に、「4K・8K対応アンテナ」が必要になることが。手間をかけずに4K放送を楽しみたい方は、アンテナの設置なく4K放送が受信できる光回線を利用すると良いでしょう。その際は、月額料金だけではなく、工事費用や有料チャンネルもおトクになるコミュファの「光テレビ」をぜひご検討ください。