ゲーム用の回線は「光回線」がおすすめ！光回線がゲームに適している理由や、回線速度が遅いときの対処法を紹介 ​

オンラインゲームをプレイしている最中、突然画面が固まってしまったり、ブラウザが落ちてしまったり……そんな経験はないでしょうか？コンマ1秒の操作が勝敗を左右するような、リアルタイムの通信がとりわけ肝心なオンラインゲームにとって、使用する回線選びは重要です。

どのような回線を選べば、快適にゲームをプレイできるのでしょうか。おすすめは、光ファイバーを利用した通信回線「光回線」です。こちらの記事では、ゲーム用の回線に「光回線」を選ぶべき理由とポイント、そしてゲーム回線が遅いときの対処法について見ていきます。

最大通信速度には、いわゆる「上り速度」と「下り速度」の2種類があるのをご存知でしょうか。「上り速度」はデータや情報をインターネット上にアップロードする際の速度のこと、「下り速度」とは、インターネット上の情報を読み込む、データをダウンロードするといった際の速度のことです。

例えば、下りの速度が遅すぎる回線を利用していると、ゲームのダウンロードに半日以上かかってしまう、なんてことも。近年プレイされているゲームはデータ量が多く、100GBにおよぶ大容量のゲームも出てきているので、ゲームを楽しみたいのであれば遅さを克服する手立てが必要です。

光回線は、最大通信速度は上り・下りともに10Gbps（ギガビーピーエス：Giga bit per second）と大容量。これはほかの回線と比べてもかなり速い通信速度となるので、ゲーム用の回線に適しているといえるでしょう。

回線を選ぶにあたっては、最大通信速度だけではなく利用時の平均速度である「実測値」も重要です。インターネットを使用している間、速度は常に変動しており、時間帯や地域によって速度が落ちることがあります。

その点、光回線の実測値は、ほかのネット回線と比較して4倍以上も速いといわれています。そのため、オンラインゲーム中にラグが起こりづらく、ストレスなくゲームを楽しめる環境がつくれるのです。

「Ping値」とは、データを送受信する際の応答速度のこと。この値が低いほどゲーム中の遅延が起こりにくく、ラグによる映像の乱れなども抑制。そして最大通信速度、実測値と同様に、Ping値もほかの回線に比べて光回線は抜群の数値となっています。

ゲームサーバとの位置関係によってもPing値は変動し、国内の光回線では10㎳（ミリセカンド）、海外なら50㎳程度かかるというのが目安です。なお、Ping値が50㎳以上を超えてくると、応答速度に影響し、遅延や映像の乱れが起きやすくなるのでご注意ください。

光回線は、専用の「光ファイバー」を直接屋内に引き込んでから「ブロードバンドルーター」につないでいるため、天気や建物といった環境や周辺の状況、時間帯による影響を受けず、安定してゲームができるというメリットもあります。

一方で、ホームルーターやモバイルWi-Fiルーターといったインターネット回線は、近くの基地局からの電波を使用するため、周辺環境や天候次第ではインターネットに接続しにくくなる恐れがあるのです。

常時インターネット接続が必須となるオンラインゲームは、特に光回線のような安定した通信環境でのプレイが必須といえるでしょう。

一部のインターネット回線には、「一定の期間のうち〇GBまで使用可能」といった制限がかけられていることがあります。そのため、膨大な通信量が必要になるオンラインゲームのダウンロードやバージョンアップに対応することができず、ゲーム用の回線にはあまり向きません。

その点、光回線には「通信制限」といった縛りはなく、無制限に使えるケースが一般的。データの通信容量を気にせず、ストレスなく自由にゲームをプレイすることができるのも光回線を推したいポイントです。

オンラインゲームをするうえで必要となる通信速度・Ping値は、それぞれいくつあると良いのでしょうか。快適にゲームをするために必要な速度は、30Mbps～100Mbpsといわれています。とはいえ、ゲームタイトルによって必要な通信速度や容量は異なるため、どんなゲームをプレイしたいかでその値は変わってくるでしょう。

通信速度は、一般的に最低限欲しい速度として30Mbps。より快適なプレイを望むのであれば100Mbps。そして、値が小さいほど通信にかかる時間は短くなるPing値は、15㎳以下であれば快適な通信速度が得られ、20㎳以下程度でも十分にプレイが楽しめます。これらの数値を目安にしてみてください。

まず重視したいのは、光回線の「回線速度」。前述のゲーム回線の速度目安を参考に、検討します。その際、それぞれのゲームタイトルによって推奨される数値が異なることも念頭に置いておきましょう。もちろん「Ping値」も忘れずに参照して、光回線を選んでみてください。

あわせて、IPoE（IP over Ethernet）接続による「IPv6」（アイピーブイシックス：Internet Protocol Version 6）という通信方式に対応している回線を選べば、混雑時の遅延が起こりにくくおすすめです。

それぞれの光回線の回線速度を比較したうえで、まだ候補が複数ある場合には料金面でも比較していきましょう。月額料金はもちろんのこと、新規に契約・導入する際は工事費などの初期費用も重要です。光回線事業者の中には、独自の割引やキャンペーンを行っているところも多いので、それらを活用できるどうかも要チェック。

さらに、使用している携帯キャリアによっては、光回線と組み合わせることでスマートフォンの料金が割引されておトクになる「スマホ割」もあります。月額料金だけでなく総合的な視点から、コストパフォーマンスの良い回線を見つけてみましょう。

回線速度もコスト面で満足できる内容であっても、自宅が回線サービスの対応エリア外では、もちろん使用できないので見送ることになります。ついうっかり対応エリア外なのに契約してしまった、といったことがないように必ず自宅が対応エリアか確認しましょう。

また、「光回線」そのものは対応可能でも、「ゲーム用オプション」などが対応外となる可能性もあります。光回線とセットでゲーム用オプションなどを利用したいときは、必ずあわせて確認してください。

光回線であっても、オンラインゲームなどをしている最中に遅延や映像の乱れなどが起きたり、通信速度が遅くなったりするケースも。このような際に、速度を速めて遅延の発生を減少させるための対処法を5つに分けて紹介します。

まず、試してほしいのが、有線接続。Wi-Fiを使って無線環境でゲームをプレイしているならば、LANケーブルを用いた有線接続に切り替えてみましょう。有線接続は無線よりも安定度が高いため、不安定な環境が改善する可能性があります。

注意してほしいのは、契約している光回線の最大速度に合ったケーブルを使うこと。「LANケーブル」自体にも対応できる最大速度が設定されているので、有線接続に変更する場合は、利用サービスの数値をきちんと確認してから行いましょう。

インターネットへの通信方式には「IPv4」と「IPv6」の2種類があり、「IPv6」は「IPv4」よりも回線が混雑しにくいのが特長。「IPv4」は1990年代から使用されている混雑に弱い旧式の通信方式であるのに比べて、「IPv6」は混雑しても安定性がある新式となっています。

さらに、「IPv4」はデータ通信に必要なIPアドレスが不足しやすく、夜間や休日の利用者が多い時間帯の通信速度が遅くなりがち。一方、「IPv6」は管理できるIPアドレスの数に限りがないため、利用者が多い時間帯であっても影響を受けません。なにより、混雑具合にかかわらず、「IPv4」よりも「IPv6」の方が、通信速度が速いという特長もあります。

「IPv6」に対応しているかどうかは回線によって異なるため、契約内容等の確認をしてから、可能であれば「IPv6」を選ぶようにしましょう。

もし、Wi-Fiルーターやモデム、ゲーム機本体の電源を入れっぱなしにしているようであれば、一度電源を切り、再起動を試してみてください。速度が遅くなる原因のひとつに「周辺機器のトラブル」があり、再起動することによって回線の低速トラブルなどが解消されるケースがあるのです。

再起動を行っても改善しない場合には、周辺機器の機能不良や古いモデルの機器を使っている可能性があります。ほかの対処法を行っても、まだ回線が遅く感じるようであれば、古い周辺機器の交換を検討してみてください。特に、Wi-FiルーターやLANケーブルは回線速度に強く影響します。

例えば、光回線の設定速度は1Gbpsだったとしても、Wi-Fiルーターのモデルが古く500Mbpsまでの対応だとしたら、速度は500Mbpsしか出なくなります。1Gbpsの速度が欲しい場合には、1Gbpsに対応しているWi-Fiルーターに交換しなくてはいけません。回線の速度を上げるには、周辺機器の再起動や交換が必要です。

インターネットへつないでいる利用者が多く混雑している時間帯には、車における道路渋滞と同じように、回線の通信速度低下が起こりやすい傾向にあります。多くの人がインターネットを楽しんでいる夕食後など、回線が混雑する時間帯の使用を避けるのも快適にゲームをプレイするためのポイントです。

また、オンラインゲームの場合には、同じゲームをプレイしているメンバーの通信状況が悪化している場合、そのメンバーに巻き込まれるように遅延が発生してしまうケースも少なくありません。対戦型、協力型のゲームをプレイする際は、対戦時に相手の回線状況を確認して、あまりに通信環境が悪い場合にはプレイを見送るというのもひとつの手です。

一度デバイスから離れて、周りを見渡してみましょう。近くに電源を入れっぱなしの機器がある場合には、スイッチを切ってみてください。Wi-Fiからの電波を利用する機器が減ることで、回線速度が改善することがあります。Wi-Fiルーターのスペックによっても異なりますが、接続している機器の数が多いほどに回線への負荷は大きくなり、通信速度に悪影響を及ぼしかねません。オンラインゲームに集中したいときには、近くにあるスマートフォンやパソコン、タブレットなど、ゲームをしている機器以外の電源を切ることを意識してみてください。

※「Wi-Fi」は Wi-Fi Alliance の登録商標です。

コミュファ光の「ゲーミングカスタム」は、高速・高品質の「コミュファ光10ギガメニュー」をゲーマー向けにカスタマイズした、コミュファ光の新しい光回線！高速通信が必要なオンラインゲームを思いきり楽しみたい人におすすめしたいオプションサービスです。

コミュファ光にある従来の「10ギガサービス」に「ファストコネクトオプション」がカスタムされたこちらのオプションサービス。コミュファ光ネットワーク内の通信を優先して制御を行うため、遅延やラグを大幅に軽減された回線をご使用いただけます。

一般的なインターネット回線では、1日のうちのインターネット通信が混み合う時間帯は遅延の揺らぎが大きくなり、オンラインゲーム中にストレスを感じてしまうもの。「ゲーミングカスタム」なら、回線が混み合う時間帯も常時優先的に遅延・ラグの発生を抑え、通信品質に揺らぎのない安定した回線環境でプレイができます。

どの時間帯であっても気を使うことなく、いつでも最高のパフォーマンスを発揮できる回線環境をご提供するサービスです。

「ゲーミングカスタム」のオプションご利用料金は、月額770円(税込)で、従来の「10ギガサービス」のご利用料金に追加してお支払いいただきます。また、契約からサービス開始翌月まではオプション月額料金が無料になる特典も。

オプションのご契約は、新規のお客さまだけでなく、現在光回線をご利用いただいているお客さまも可能。快適にゲームを行いたいお客さまは、ぜひご検討ください。

オンラインゲームをプレイするのに絶好のこちらのプランですが、対応エリアが限られています。ご利用いただけるエリアは、コミュファ光の規定する「タイプC」のみになりますので、ご注意ください。対象外のエリアは、こちらの注意事項欄からご確認いただけます。

このオプションを追加するには、「ホーム10G」「マンションF10G」などの10ギガメニューであることが条件です。また、コミュファ光お申し込み後、回線未開通の場合には、開通後からの使用可能となることをご確認ください。

「ゲーミングカスタム」の詳細な内容を知りたいときは、こちらから。

※本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実際の使用における一定の通信速度を保証するものではありません。また、お客さまのご利用機器、設定状況、LAN環境などにより、通信速度は異なります。
※当オプションは当社一部ネットワーク内で通信が混雑した場合に、当オプションユーザーの通信を優先しますが、必ずしもその通信を保証するものではありません。
※当オプションは当社一部ネットワーク内で通信が混雑した場合に優先制御されるものであり、インターネットを含むあらゆる区間で優先制御されるものではないため、それらに起因して通信遅延が発生する可能性がございます。
※当オプションによりインターネットサービスにおける通信速度を保証するものではありません。

「eスポーツ」をはじめ、通信技術の進歩とともにますます盛り上がりをみせているオンラインゲーム。プロへの道が開かれたことから競技人口も増え、プロを志す方にとっても、趣味で楽しみたい方にとっても、スムーズな通信環境へのこだわりは広く共通しているのではないでしょうか。

現在の通信状況に満足でない方は、この記事で紹介したオンラインゲームを快適に楽しむためのポイントを参照していただき、オンラインゲームに特化したゲーマーのための光回線「ゲーミングカスタム」の導入もぜひ検討してみてください。