子ども見守りサービスの種類や選び方を紹介！子ども用GPSとホームセキュリティの併用が便利

子どもが小学生ともなると、登下校や友達と遊ぶときなど、親や保護者から離れて行動することが多くなります。いくら「知らない人にはついていかないように」「暗くなる前に帰ってきて」などと注意をしたとしても、子どもの危機管理能力は未熟であることが多いため、防犯対策は必須といえるでしょう。この記事では、子ども見守りサービスの種類や選び方をご紹介。今からできる対策を講じて子どもの安全を守りましょう。

子ども見守りサービスとは、親や保護者から離れた場所にいる子どもの居場所を把握できるシステムのこと。4歳～小学6年生の子どもを持つ30代・40代を対象にした株式会社アイディエーションの調査によれば、子ども見守りGPSサービスの認知度は64％と過半数を超えており、子どもの見守りに対する関心が高まっているといえるでしょう。窃盗や暴行、恐喝など力の弱い子どもを狙った犯罪があることや、コロナ禍によって地域ぐるみの見守りが手薄になっているということから、「子どもを見守れるサービスがあるなら利用したい」と考える保護者が多いのも納得できるのではないでしょうか。1人での登下校を始めるタイミングで、子ども見守りサービスを導入するケースが多いようです。

小学生が被害者となる犯罪は身近な場所で発生しています。警察庁の資料によれば、小学生の犯罪被害の第1位は窃盗で、8割以上と圧倒的。2位以下は強制わいせつ、暴行、傷害、恐喝。また、犯罪被害の発生場所は駐車（輪）場が最も多く29.5％、続いて共同住宅が19.2％、道路上が15.5％、都市公園が10.7％、一戸建て住宅が10.4％という結果でした。どれも子どもの通学路や自宅の周りにある場所ばかりではないでしょうか。小学生を狙った犯罪は、決して特別な場所で起きるのではなく、どこでも発生しうるものなのです。
警察白書によれば子どもの犯罪被害件数は平成23年から減少傾向に。ただし、誘拐件数は平成23年から増加を続けており、決して楽観視はできません。「まさか自分の子どもが」などということにならないためにも、子ども見守りサービスはもはや必需品といえるでしょう。

まずご紹介するのは、子どもの位置情報をリアルタイムで把握できるサービスです。これは子どもに小型のGPS発信機を持たせ、保護者のスマートフォンと紐づけることで常に子どもの現在位置を確認できるようになるもの。危機管理能力が未熟なものの、保護者と別行動をとることが増える小学生を対象としたサービスといえるでしょう。気になるお値段は本体が1～2万円、月額料金は500～800円ほど。ランドセルに入れたり付けたりしても子どもの負担にならない軽さで、インターネット接続の機能がないため、子どものネットトラブルを心配しなくてもよい点がメリットといえます。

あらかじめ設定しておいた場所に子どもが到着すると、保護者へ通知が届くサービスもあります。学校や公園など地域ぐるみでセンサーを設置しておくと、子どもがその場所を通過した時刻がわかるものや、アプリをインストールした人と端末を持った子どもがすれ違うとその位置情報を保護者へ通知してくれるものなどがあり、子どもの行動を把握可能です。部活動などで遠出することも多いけれど、リアルタイムで追跡されることに抵抗感がある中高生にも受け入れられやすいことは大きなメリット。ただし、対応している地域が限られており、センサーの設置には自治体や学校の協力が不可欠となるため、利用できる方はラッキーといえそうです。

レジャー施設やショッピングモールなど、広い場所で行動しているときにおすすめなのが、子どもが保護者から一定距離以上に離れた際にアラームを鳴らしてくれるサービスです。子どものバッグなどにタグを取り付けておくと、登録したスマートフォンから一定の距離以上離れた際にアラームを鳴らしてくれます。歩き始めの子どもがいつの間にかどこかへ歩いていってしまい、迷子に……ということを回避できるでしょう。

特に大人が不在にしがちな家庭で重宝するのが、自宅内を見守れるホームセキュリティ。自宅内に見守りカメラを設置すると、外出中でもスマートフォンから自宅内の映像や音声を確認することが可能。子どもが留守番をしている最中など、子どもの様子をリアルタイムでチェックできます。サービスによっては双方向での音声通話も。ちょっとした電話代わりにも利用できます。

特に犯罪に巻き込まれがちな小学生の子どもにおすすめなのは、子どもの位置情報をリアルタイムで把握できるGPS発信機。自宅内を見守れるホームセキュリティと組み合わせるとさらに安心感が増すでしょう。ここからは、小学生におすすめの子ども見守りサービスの種類を紹介します。

子ども用GPSを持たせておけば、子どもの位置情報を高精度で把握でき、移動履歴の確認も可能です。SOSボタンを押せば保護者に通知が届き、防犯ブザーも備わっています。後述するキッズ携帯に比べてコストは低め。コンパクトサイズで軽いものが多いため、ランドセルにつけやすく子どもの負担も少ないといえるでしょう。インターネットに接続する機能はないため、子どもによるネットトラブルの心配がなく、導入しやすい子ども見守りサービスです。

通話やメールで子どもと直接連絡ができるほか、子ども用GPSより精度は劣るものの位置情報が把握できるキッズ携帯。防犯ブザーがついているため、いざというときも安心です。子ども用GPSよりはコストが高めであることや、学校によっては持ち込み禁止であることがデメリット。とはいえ、電話やメールが使えることは、保護者にとって便利で安心といえます。状況に応じて利用を検討するとよいでしょう。

位置情報共有アプリは、スマートフォンにインストールして使うことのできる子ども用GPSです。目的地を設定しておけば、子どもが到着したタイミングで通知を受け取ることができます。多くは月額料金が発生し、1,000円程度。位置情報の取得以外にさまざまな機能があるサービスもあり、例えば一定間隔で位置情報を知らせてくれるものや、位置情報を検索できるものがあるので、子どもの年齢を考慮して選ぶとよいでしょう。

子どもの安否を素早く確認したいときにうれしい駆けつけサービスは、「電話をかけても子どもが出ない」「見守りカメラで見える子どもの様子がおかしい」といった場合に利用できる、警備会社によるサービスです。子ども用GPSや見守りカメラの提供会社が、駆けつけサービスと連携できるオプションを提供していることも。初めから駆けつけサービスのある子ども見守りサービスを検討してもよいかもしれません。

さまざまな子ども見守りサービスを紹介してきましたが、何をポイントに選べばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。ここからは、子ども見守りサービスを選ぶ際のポイントを紹介していきます。

子ども見守りサービスは、大抵の場合、月額料金が発生します。料金はサービス提供会社ごとに異なりますが、月額1,000円が相場。サービスの利用上限がなく使えるプランや、位置情報の検索回数によって料金が変わるプランもあるので、自分にとってどのプランが最適なのかは検討する必要があります。また、GPS発信機本体の料金が別途発生するなど、初期費用もかかるので、トータルコストを考える必要性も。子ども見守りサービスは子どもの小学校卒業まで利用し続けるという方も多いので、年額プランで費用を節約できないかも確認しておきましょう。

子ども見守りサービスは、子どもの位置情報取得が主な機能。ただしサービスや端末によってそのほかの機能が搭載されていることがあるので、位置情報の取得にプラスしてどんな機能が必要かを考えておきましょう。そのほかの機能には、子どもの声を音声で送信できるものや手動での位置情報発信機能があるもの、エリア通知機能、移動履歴確認機能などがあります。また、GPSの精度は差が激しく、誤差が生じやすい低精度の端末も。できるだけ高精度の端末を持たせることで、安心感は増すはずです。
自宅での留守番中に子どもを見守りたいという方は、ホームセキュリティがおすすめ。緊急時には警備会社などが駆けつけてくれるサービスを利用して、いざというときに備えておくとよいかもしれません。

ここからは、コミュファが提供するサポートサービス「コミュファ光スマートホーム」についてご紹介します。コミュファ光は中部テレコミュニケーション（ctc）が提供する光インターネットサービス。最大10Gbpsの高速通信が特長で、通信速度を気にせずインターネットを楽しむことが可能です。コミュファ光スマートホームでは、外出先から家の中を見守れるほか、GPSの情報を取得してエアコンを自動起動させるなどといった便利な使い方もできます。

コミュファ光には10ギガ（最大10Gbps）の高速回線メニューがあり、ストレスフリーでインターネットが利用可能。「ファイルのダウンロードがなかなか進まない」「動画を見ているけどカクカクする」といった悩みから解放されるでしょう。RBB SPEED AWARD 2022のWi-Fi速度の部（スマホによるWi-Fi接続）「東海」で最優秀を受賞しているなど、その速さは折り紙付きです。
また、Wi-Fi 6対応のブロードバンドルーターを標準提供しているため、追加料金なしで家中どこでもWi-Fiを使うことができます。無線LAN接続でも最大4.8Gbpsと快適な通信速度を提供しているため、家族みんなでパソコンやスマートフォンを使ってもストレスを感じにくいはず。
さらにセキュリティ対策やサポートもバッチリ。標準提供されるセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター クラウド 月額版（1台版）」を利用すれば、パソコンやスマートフォンへのウイルスや有害サイトによる被害の心配がありません。
auのスマートフォンを使っている方なら、セット割でスマートフォン料金がおトクに。利用料金の支払いにはPontaポイントを使うことができるほか、Pontaポイントを貯めてもOK。賢く使えば通信費を節約できそうですね。

※本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実際の使用における一定の通信速度を保証するものではありません。また、お客さまのご利用機器、設定状況、LAN環境などにより、通信速度は異なります。
※10ギガメニュー提供エリアについては、コミュファホームページをご確認ください。
※コミュファ光（ホーム10G ）は、 RBB SPEED AWARD2022 に おいて、Wi-Fi 速度の部（スマートフォンによる Wi Fi 接続）回線事業者（契約プラン）部門「東海」で最優秀を受賞しました。
※表記の速度は5GHz帯での規格値であり、実効速度とは異なります。ご利用にはWi-Fi 6対応の機器かつ4ストリーム対応の機器が必要です。
※「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。
※Wi-Fi通信を行うには、Wi-Fi対応の機器が必要です。
※Wi-Fi 6標準提供（10ギガメニューのみ）による。ご利用にはWi-Fi 6対応の機器が必要です。
※ウイルスバスター クラウド 月額版（1台版）を提供します（30メガメニューを除きます）。

コミュファ光スマートホームは、マルチセンサーや鍵開閉センサー、ネットワークカメラなどの子ども見守りサービスが充実しています。上記で紹介した子ども見守りサービスのうち、ホームセキュリティに関しては網羅できるといっても過言ではないでしょう。ほかにも赤外線リモコンや「Google Home」、スマートロック、スマート電球、かんたんボタンなども利用可能である上に、月額料金は何台設置しても869円／月額で、10ギガメニュー契約中なら割引が適用されて55円／月額と驚くほどリーズナブル（※）。自宅にどんなサービスがあると便利なのか、ライフスタイルを考えて導入すると暮らしの質がぐんと向上するかもしれません。各デバイス機器の本体代金は分割で支払い可能で、マルチセンサーは4,180円～とお手頃価格なのもうれしいポイントです。
また、セコムの駆けつけサービスも利用可能。必要なときにセコムへ要請すれば、自宅への同行や訪問をしてもらうことができるので、利用しない手はないでしょう。月額料金は不要で、駆けつけサービスを利用したときに料金が発生するという料金体系も良心的といえるのではないでしょうか。

※10ギガスマートホーム割適用の場合

さまざまな種類がある子ども見守りサービス。特に小学生の子どもがいる家庭で利用されることが多く、その関心も高まっているといえるでしょう。子どもの位置情報を取得するものや自宅の様子を見守るホームセキュリティがあり、それぞれ利用シーンが異なります。
ホームセキュリティを導入したいと考えているなら、コミュファ光スマートホームがおすすめ。高速回線で快適にインターネットを楽しめるのはもちろん、10ギガメニュー契約中ならインターネット料金にプラス55円／月額でホームセキュリティサービスを利用可能です。子ども見守りサービスを取り入れたいという方は、ぜひコミュファ光スマートホームの導入をご検討ください。

※2023 年 2 月時点の情報です。