オンラインゲームのラグを解消するためには何をすべき?原因や対策方法など解説

オンラインゲームで遊んでいるときに、突然発生したラグ(遅延)に悩んだ経験はありませんか。このようなラグは回線やサーバに問題があるときに発生することがあり、頻繁に起こるとプレイに支障が出てしまい、ストレスも溜まってしまいます。今回の記事ではオンラインゲームのラグを解消するための基礎知識やラグの原因、対策方法について解説していくので、ぜひチェックしてみてください。

そもそもオンラインゲームの「ラグ」とは?

「ラグ」とはもともとコンピュータ用語であり、人間がコンピュータに命令を入力してからその命令が実行・反映されるまでの時間のこと。これが転じて、オンラインゲームでは、ゲームパッドやマウスキーボードで操作した際に、キャラクタの動作や画面表示にプレイヤーの入力がすぐに反映されない事象に対し、ラグという言葉が使われます。多くの人がリアルタイムで同じゲームをプレイするオンラインゲームにおいて、プレイヤーの操作が即座に反映されないことはゲームプレイの楽しさや快適性を損なうことに直結するでしょう。

ラグの影響を受けやすいゲームジャンル

オンラインゲームにはさまざまなジャンルがありますが、特に対戦格闘ゲームやシューティングゲームがラグの影響を受けやすいといえます。対戦格闘ゲームは1フレーム(60分の1秒)の差が勝敗に繋がってしまうほどシビアなジャンルであるため、ほんのわずかなラグでゲームバランスが変わってしまうことも。FPSやTPSといったシューティングゲームでもラグが発生することで、プレイヤー同士のゲーム進行にズレが起こり、突然相手プレイヤーがワープしてしまったり、攻撃が当たらなくなったりといった問題が生じるようになります。その他にも、アクションゲームやレースゲーム、多数のユーザと同時にプレイするMMORPGにおいてもラグの影響は大きいでしょう。

ラグは自分だけの問題ではない

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オンラインゲームでラグが発生すると、自分が困るのはもちろんですが、オンラインで繋がっている他のプレイヤーにも迷惑をかけてしまいます。例えばチーム制の対戦ゲームや協力プレイが魅力のゲームでは、ラグが生じることで思うように連携ができなくなり、チームメンバーの足を引っ張ってしまうことも。ラグによって自分だけでなく、他のプレイヤーの楽しさや快適性を損なってしまう可能性もあるため、そのような意味ではラグの発生を防ぐことはマナーのひとつといえるでしょう。

オンラインゲームのラグを解消するための基礎知識

それではオンラインゲームのラグを防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか。ここからはラグの解消のために重要な「通信速度」と「Ping値」について、それぞれ概要を解説します。

通信速度

通信速度とはインターネット上で端末とサーバがデータを送受信する速度のことで、単位は「bps(ビット・パー・セカンド)」。これはオンラインゲームだけでなく、インターネット回線全般に使われ、ブラウザの閲覧やメールの送受信、動画視聴などにも影響しています。通信速度にはデータをアップロードする際に参照する「上り速度」と、ダウンロードするときの速度を表す「下り速度」の2種類があり、ゲームの映像など大容量のデータを読み込んでいるオンラインゲームでは下り速度が重要です。オンラインゲームを遅延なく快適にプレイするには、下り速度が最低でも30Mbpsは必要だとされており、それより低いと大きなラグが発生する可能性があるため注意しましょう。前述した対戦格闘ゲームやシューティングゲームなど、わずかなラグでも影響が出てしまうジャンルに関しては、下り速度が100Mbps以上あると理想的だとされています。通信速度はGoogleの「インターネット速度テスト」やその他のスピードテスト系のサイトで簡単に調べられるため、自宅のWi-Fiなどの通信速度が気になる方はチェックしておくと良いでしょう。

Ping値

ラグ解消において、もうひとつの重要な要素「Ping値」とは、端末からサーバにデータを送信してから、応答(レスポンス)までにかかる往復時間を指しており、単位は「㎳(ミリセカンド)」。オンラインゲームにおけるPing値は、発生しているタイムラグを数値化したもので、数値が大きいほど操作入力から応答されるまでの時間差が大きいことを表しており、プレイにも支障をきたすことになるため、Ping値は小さいほうが良いでしょう。オンラインゲームをプレイする場合のPing値の目安は最低でも50ms以下、快適にプレイしたいなら20ms以下が良いとされており、対戦格闘ゲームやシューティングゲームならば15ms以下に抑えることが理想。Ping値も通信速度と同様にスピードテスト系のサイトで確認できるほか、一部のゲームにもPing値をチェックできる機能が搭載されていることもあるため、オンラインゲームをプレイする前に調べておくことをおすすめします。

オンラインゲームのラグが発生する原因と対策方法

ここまでラグに関わる要素として通信速度とPing値を解説しましたが、ここからはラグが発生する具体的な原因と対策方法について解説していきます。

通信機器に問題がある

オンラインに接続する際にはブロードバンドルーターやモデムを使用しますが、これらを長時間使っていると、熱暴走やアクセスログ(通信記録)の蓄積によって動作が重くなり、その結果としてラグが発生することがあります。そのような場合は通信機器を再起動することで、動作不良が改善してラグの解消につながる可能性も。ただし再起動する際にはいくつか注意点があります。再起動するときは「ブロードバンドルーター」→「モデム」の順番で電源を切って5分ほど待ち、電源を入れる際は切る時とは逆に「モデム」→「ブロードバンドルーター」の順番にしなければなりません。電源ケーブルの抜き差しで再起動する場合は10秒以上の間隔を空けるようにしましょう。また通信機器が古いと通信速度が遅くなってしまう傾向にあるため、再起動してもラグが解消しない場合は最新機種への買い替えを検討したほうが良いかもしれません。

無線LANでWi-Fi接続している

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オンラインプレイをするときに、無線LANを使用してWi-Fi接続している方も少なくないのではないでしょうか。Wi-Fi接続はケーブルレスで便利ですが、有線LANと比べると通信速度やPing値が劣るためラグが発生しやすいです。家庭用ゲーム機やパソコンでオンラインゲームをプレイする場合は、無線よりも有線LAN接続のほうが快適になるでしょう。通信機器やゲーム機の配置などの都合でどうしても無線LAN接続しかできない場合は、無線ルーターの設置場所を変えて電波を届きやすくするか、接続台数を減らすことでラグが解消することがあります。

LANケーブルの質が低い

有線LANを使用していてもラグが発生してしまう場合、LANケーブル自体が劣化して伝送機能が低下している可能性も。古い規格のLANケーブルを使用していると100Mbps以上の高速通信に対応できず、ラグが発生するという事態になることもあります。そのようなときはLANケーブルを新しいものに交換することで通信速度が上昇し、ラグが解消するかもしれません。

端末に問題がある

通信機器やLANケーブルに問題がない場合、次に考えられるのは端末の設定に問題があるというケースです。家庭用ゲーム機やパソコンの設定が正しくないと、処理速度や通信速度が低下し、ラグの発生に繋がりかねません。本体設定やネットワーク設定を見直して最適化することで、ラグが解消できることも。パソコンやスマートフォンの場合、スペック不足もラグの原因となるため、古いモデルの端末を使っている方は買い替えもひとつの手でしょう。

サーバとの距離が遠い

オンラインゲームのサーバが設置されている場所から遠い地域に住んでいる場合、Ping値が高くなる傾向が。通信機器や端末に問題がなくとも、居住地域によってラグが発生することもあります。世界中でプレイされているオンラインゲームでは、ゲーム内でサーバが選択できることもあり、その際にサーバを日本や日本に近い場所に設定しておくとラグが起こりにくくなるでしょう。

サーバで障害が発生している

ラグが生じる原因として、オンラインゲームのサーバで何らかの障害が発生したというケースもあります。その場合は運営側の問題で、プレイヤーが対応できることはないため、サーバが復旧することを待つしかありません。復旧のアナウンスは公式サイトやSNSなどで発信しているため、定期的にチェックしておくと良いでしょう。

回線に問題がある

上記以外にも回線混雑が起こりやすい地域に住んでいたり、回線自体の通信速度が遅かったりするとラグが生じやすくなります。特にインターネット回線自体の質が低い場合はこれまでに紹介したラグの対応策を実行しても、効果はないかもしれません。快適にオンラインゲームをプレイしたいなら、別の回線に乗り換えるほうが良いでしょう。回線にはいくつか種類がありますが、安定した高速通信でオンラインゲーム向きの光回線がおすすめ。ひと言で「光回線」といっても、さまざまな種類があるため、内容や料金を確認して自分に合ったプランを選びたいところ。また通信速度を比較する際は、各回線の「最大速度」ではなく「平均速度(実測値)」をチェックするようにしましょう。

オンラインゲームをプレイするならコミュファ光ネット+ゲーミングカスタムで決まり!

数ある光回線の提供企業の中でも、おすすめはコミュファ光。「10ギガメニュー」に申し込むと上り速度・下り速度ともに最大10Gbpsの超高速通信を利用可能に。コミュファ光の「ゲーミングカスタム」というオプションサービスも活用できます。

※本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実際の使用における一定の通信速度を保証するものではありません。また、お客さまのご利用機器、設定状況、LAN環境などにより、通信速度は異なります。
※10ギガメニュー提供エリアについては、コミュファホームページをご確認ください。

オンラインゲームに特化した光回線!

コミュファ光の「ゲーミングカスタム」は、その名の通りゲーマーのためにカスタマイズされた光回線です。搭載された「ファストコネクトオプション」によってネットワーク内の通信を優先し、ラグを軽減。一般的な回線だと混み合うような時間帯でのオンラインプレイでもラグの発生を抑え、パフォーマンスを最大限発揮できる回線環境を提供します。格闘ゲームなどの少しの時間差が命取りになるような対戦ゲームで、上位を目指している方にうってつけのオプションサービスです。

月額770円でオンラインゲームが快適に!

コミュファ光のゲーミングカスタムは月額770円と、おトクな料金で利用できます。これまでの回線と比べて、どれほどパフォーマンスが変化しているのかを確認できるのも嬉しいポイント。コミュファ光回線の新規契約時に申し込めるのはもちろんですが、すでにコミュファ光をご利用中の方も追加オプションとしていつでも申し込めます。

コミュファ光のゲーミングカスタムに申し込むための条件は?

コミュファ光のゲーミングカスタムに申し込むためには、「コミュファ光の規定する“タイプC”“タイプS”のエリアで利用していること」「10Gbpsのメニューを申し込むこと」が条件となります。また光回線が未開通の場合、利用できるのは開通後になるため注意しましょう。

※ゲーミングカスタムは10ギガメニューのみ対応
※ゲーミングカスタムは当社一部ネットワーク内で通信が混雑した場合に、当オプションユーザーの通信を優先しますが、必ずしもその通信を保証するものではありません。
※ゲーミングカスタムは当社一部ネットワーク内で通信が混雑した場合に優先制御されるものであり、インターネットを含むあらゆる区間で優先制御されるものではないため、それらに起因して通信遅延が発生する可能性がございます。
※ゲーミングカスタムによりインターネットサービスにおける通信速度を保証するものではありません。
※「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。
※Wi-Fi通信を行うには、Wi-Fi対応の機器が必要です。

まとめ

オンラインゲームをプレイする上で、ラグはゲームの楽しさを損ない、他のプレイヤーにも迷惑をかけることになるため、できるだけ発生を抑えたいもの。原因はさまざまですが、回線を乗り換えることで解決することも。その際におすすめしたいのがコミュファ光。最大10Gbpsの超高速通信と、ゲーミングカスタムによるラグの軽減が魅力です。快適にオンラインゲームをプレイしたい方は、ぜひコミュファ光をご検討ください。

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オンラインゲームのラグを解消するためには何をすべき?原因や対策方法など解説

2024年1月30日