インターネットが重いときの改善方法とは?考えられる原因や対処法も解説!

インターネットに接続してWebサイトを閲覧したり、オンラインゲームで遊んだりしているとき、読み込みや動作が遅くなった経験はありませんか? インターネットが重いとイライラしてストレスもたまってしまいます。テレワークの普及が進んでいる昨今において、仕事中であれば業務に支障が出てしまうかもしれません。今回は、インターネットが重いと感じたときにすぐに対処できる改善方法と、重くなってしまった具体的な原因について解説します。

インターネットが重いときにすぐ実行できる改善方法3選

インターネットが重いとイライラするだけでなく、焦ったり不安になったりと作業に集中できません。そんなとき、すぐに試すことができる3つの改善方法を見てみましょう。

ブロードバンドルーターを再起動する

ブロードバンド=高速の通信回線、ルーター=ネットワークを中継する機器の単語が合わさったブロードバンドルーターは、パソコンやスマートフォンなど複数の端末が同時にインターネットへと接続できるようにする通信機器のこと。LANケーブルで各種端末につなぐ有線LANルーターと、無線通信ができる無線ルーターの2種類があります。現在は、電波の届く範囲なら、家中どこでもネット接続ができる無線通信(Wi-Fi)を使用する方が増えたため無線ルーターが主流です。

ブロードバンドルーターは24時間つけっぱなしという方が大半だと思いますが、長時間使用しているとアクセスログ(通信記録)が蓄積して処理速度が落ちたり、熱がこもって動作不良を起こしたりすることもあります。そのため、インターネットが重いと感じたら、ブロードバンドルーターの電源を落として再起動してみましょう。ブロードバンドルーターに電源ボタンや設定アプリがない場合は、そのままコンセントを抜き、入れ直すことで再起動できます。このとき、コンセントを抜いたら10~30秒ほど待ってから入れ直してください。すぐにコンセントを差し込むとバッテリーに負荷がかかり機器の不調につながることも。

このようなことから、ブロードバンドルーターは1カ月に1回ほど電源をオフにして休ませることをおすすめします。電子機器は熱に弱いため、時々はオフにして熱を逃がすことでリセットできるからです。
ちなみに、ブロードバンドルーターを再起動するとインターネットの接続が切れるので、オンラインで作業をしているときは保存してから行うよう注意してください。

モデム(回線終端装置)を再起動する

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モデムとは、パソコンなどの端末とネット回線の間でデジタル信号とアナログ信号を相互変換するための通信機器のこと。現在主流の光回線では、デジタル信号と光信号を相互変換する回線終端装置(ONU)を使用しますが、役割は基本的にモデムと同じで、この回線終端装置をモデムと呼ぶこともあります。

モデムもブロードバンドルーターと同じく、長時間使用することで熱がこもって動作不良を起こす可能性があるので定期的に放熱してください。再起動の際は、パソコン、ブロードバンドルーターの順に電源を落とし、次にモデムや回線終端装置のコンセントを抜き、しばらく待ちましょう。そして電源を入れる際は、逆の順番でモデムや回線終端装置から電源を入れます。機器のランプ点灯を確認したらブロードバンドルーターの電源を入れ、最後にパソコンを起動してください。

端末を再起動する

パソコンやスマートフォンといった端末側に負荷がかかって、インターネットが重くなるケースもあります。例えば、パソコンのスペックが低い、使用していないアプリが立ち上がったままになっている、OSのアップデートをしていないなどが原因で重くなることも。このケースでも端末を再起動すると問題が解消して、ブラウザやオンラインゲームの動作が改善することもあるので、重さが気になったら試してみてください。再起動することで、インターネットだけではなく、端末全体の動作の改善も期待できます。

ブロードバンドルーターやモデム、パソコンなど、通信機器や端末を再起動しても改善しない場合は、通信障害や回線の混雑など個人では対処できない原因があることも。次の章では、原因と対処法について詳しく解説します。

インターネットが重いときに考えられる原因と対処法

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前項では、自身ですぐに実践できる簡単な改善方法を紹介しました。ここからは、前述の方法では改善されなかった場合の原因や対処法を見ていきましょう。

通信障害

インターネットが重いと感じるときは、回線事業者やプロバイダ側で通信障害が発生している可能性があります。そのようなときは、各事業者の公式サイトに障害状況やメンテナンスに関する情報が掲載されているのでチェックしましょう。これは回線やプロバイダのサービス提供側の問題なので、ユーザは障害が復旧するまで待つか、フリーWi-Fiなどで代用するしかありません。通信障害が頻発する場合は、仕事などに支障が出る前に、ほかの回線事業者やプロバイダに乗り換えを検討することをおすすめします。

接続方式

インターネットが重い原因として、IP(Internet Protocol)の接続方式が関係している可能性も。IPとは、インターネットに接続されたコンピュータ同士がデータをやり取りするために定められた方法や手順などの規約のこと。

現在は、IPv6(アイピーブイシックス:Internet Protocol Version 6)・IPoE(IP over Ethernet)という新しい方法での接続が可能で、従来のIPv4・PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)方式よりも通信速度が速いといわれています。IPv4・PPPoE方式は、通信回線とプロバイダをつなぐNTE(ネットワーク終端装置)を必ず通過しなければなりませんが、NTEの収容量には限界があるので、アクセスが集中してNTEが混雑すると通信速度が落ちてしまうのです。一方、最新のIPv6・IPoE方式は電波が強く、通信速度の速いルーターを利用しておりNTEを介さず接続できるので、通信速度が速く安定した通信ができます。

ただし、IPoE非対応であっても、「コミュファ光」のように提供エリアが限られた独自回線を使用している回線事業者であれば、回線の混雑を避けられるため、高速通信が可能です。自身の接続方式を調べて古い方式だった場合は、最新の方式か独自回線の光回線に乗り換えることを検討しましょう。

回線の混雑

夜など特定の時間帯にインターネットが重く感じる場合は、インターネットへのアクセスが集中していることが考えられます。同じ回線を同じ時間や場所で利用する方が多いと回線が大渋滞を起こし、この混雑によって処理が重くなってしまうのです。契約している回線事業者やプロバイダ、居住エリアにもよりますが、夜間にインターネットが重くなるケースが多く見受けられる原因はここにあります。

対処法としては、混雑している時間帯を避けてインターネットを利用することや、前述のIPv6・IPoE方式や独自回線の光回線に乗り換えることを考えてみましょう。IPv6・IPoE方式は、プロバイダによるユーザ認証というワンアクションが不要なため、アクセスが増える夜でも快適にインターネットを利用することが可能です。

通信機器の問題

ブロードバンドルーターやモデム(回線終端装置)を再起動しても改善しない場合は、通信機器そのものに問題があると考えられます。有線LANの場合、LANケーブルの規格が現在の回線に対応していなければ、速度が出ません。契約している回線の最大速度に合った規格のLANケーブルを使用しているか、ケーブル自体が劣化していないかなどをチェックしてみましょう。一方、無線LANの場合、無線ルーターが回線の通信速度に対応していないなどが原因として考えられます。一度自宅の無線ルーターの規格を確認してみてください。もし契約している回線の速度と大きく隔たりがある場合は、無線ルーターを新しいものと交換するのもひとつの手です。ほかにも、壁の差込口と通信機器をつなぐモジュラーケーブルが劣化していることも考えられるのでチェックしてみましょう。

以上のように通信機器を規格に合ったもの、新しいものに交換することで、状況が改善することがあるので試してみてください。

無線LAN環境の問題

無線LANを使用している場合、通信機器を取り巻く環境によってインターネットが重くなる可能性があります。規格に問題はないのに重いと感じるときは、無線ルーターを設置している位置が関係しているかもしれません。インターネットを利用する端末との距離が遠い、無線ルーターと端末との間に障害物があるといった場合は電波が弱くなりやすい傾向があります。また、無線ルーターの近くに電子レンジのような電波を発する家電や、ほかの通信機器があると電波干渉によって通信が不安定になることも。これらの問題に対しては、無線ルーターの設置場所を変える必要がありますが、間取りなどの関係でどうしても近くに置けない場合は、無線ルーターのアクセスポイントを増やす中継機を設置するといった対策がおすすめです。

端末の問題

【OS・ソフトウエア】
パソコンやスマートフォンなどの端末を再起動しても改善しない場合は、OSやソフトウエアの問題が想定されます。端末のOSが最新の状態になっていないと、インターネットの速度が低下する可能性が高いです。
また、セキュリティ対策ソフトが原因で処理スピードが遅くなるケース、ブラウザのキャッシュ(アクセスしたサイトのデータを一時的にブラウザに保存しておく機能)が蓄積しているケースなども原因になることがあります。このようなときは、OSのアップデートや不要なソフトウエアの停止・削除、不要なファイルを削除するディスククリーンアップなどを行うことでインターネットの処理速度の改善が期待できるでしょう。

【スペック不足】
使用しているパソコンそのものが古く、CPUの性能が低い、メモリが足りないなどのスペック不足によってインターネットが重くなることもあります。バックグラウンドで不要なソフトウエアが動いていないか、端末の空き容量が不足していないかの確認が必要です。
端末のスペックが著しく不足していると、インターネットの通信速度に端末が追いつけず重くなってしまうため、パソコンならCPUやメモリの交換や増設で改善を図ってみてください。スマートフォンなどの端末は新しい機種に買い換えを検討しましょう。

ブラウザの問題

インターネットブラウザの処理が重い場合は、ブラウザ自体に問題があることも考えられます。ブラウザのバージョンが古かったり、キャッシュがたまっていたりすると、ページの読み込みや動作が遅くなることがあるからです。Windowsの場合は「Microsoft Edge」が標準のブラウザですが、重いと感じる場合はほかのブラウザを試してみましょう。また、OS同様にブラウザのアップデートもこまめに行ってください。

ウイルス感染

端末がウイルスに感染すると悪意のあるプログラムが動作して、内部で大量のデータを送信し回線を圧迫してしまうことも。ウイルス感染はインターネットの処理速度を低下させるだけでなく、データを盗み出したり、勝手に消去したりするなど、インターネット以外の面でも悪影響が発生します。セキュリティ対策ソフトなどを導入して、ウイルスを駆除・予防することが大切です。一方で、複数のセキュリティ対策ソフトを入れると動きが遅くなることもあるので、信頼できるソフトを1つだけ使用するようにしてください。

回線の品質

上記のさまざまな対処法を試しても改善しない場合、回線自体の品質に問題があると考えられます。なかでも、従来のアナログ電話回線を利用しているADSLは光回線やモバイル回線と比べるとかなり速度が遅いです。ADSLを使用していてインターネットの重さが気になるようであれば、高速通信が可能な光回線に乗り換えましょう。光回線であれば、ADSLと同等の月額料金で回線速度は約20倍も向上。ただ、同じ光回線でも品質やオプションが異なるので、契約したい事業者の公式サイトや口コミを参考にしながら検討することが大切です。

光ネット+ゲーミングカスタムで快適なインターネットを実現しよう!

インターネットが重くて乗り換えを検討している方には、高速・高品質の光回線を提供している「コミュファ光」がおすすめ。最大速度10Gbps(ギガビーピーエス:Giga bit per second)の10ギガメニューにお申し込みいただくと、さらに安定した高速通信が可能な「ゲーミングカスタム」のオプションサービスもご利用可能です。オンラインゲームに特化した最強の光回線「光ネット+ゲーミングカスタム」の魅力を紹介します。

※本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実際の使用における一定の通信速度を保証するものではありません。また、お客さまのご利用機器、設定状況、LAN環境などにより、通信速度は異なります。
※10ギガメニュー提供エリアについては、コミュファホームページをご確認ください。

ファストコネクトオプションでいつでも最高のパフォーマンスを発揮!

ゲーミングカスタム」はコミュファ光の10ギガメニューをゲーマー向けに特化させた新しい光回線です。従来の10ギガメニューに「ファストコネクトオプション」をカスタムすることで、コミュファネットワーク内の通信を優先し、遅延やラグを軽減。常時優先的に回線を割り当てるよう制御し、いつでも最高のパフォーマンスを発揮できる通信環境を提供いたします。回線が混み合う時間帯も安定した通信状態を維持できるので、時間帯によらずゆらぎの少ない快適な状態でプレイが可能。また、オンラインゲームをプレイしないお客さまにも、動画視聴やライブ配信などで安定した超高速通信を実感していただけるのでおすすめです。

ゲーミングカスタムは月額770円で利用可能!

「ゲーミングカスタム」のオプション料金は月額770円(サービス開始翌月無料) 。契約から最大2カ月は無料トライアル期間なので、お試し感覚でも気軽にお申し込みいただけます。また、新規ご契約での同時申込、すでにコミュファ光をご利用中のお客さまのお申し込み、どちらも可能です。

ゲーミングカスタムの提供条件

「ゲーミングカスタム」は、ご契約メニューが10ギガメニューであること、コミュファ光が規定する「タイプC」または「タイプS」エリアにお住まいであることが提供条件です。提供エリアのタイプには、NTTの光回線を使用した「タイプK(一部提供エリア)」などもありますが、ほとんどのご契約者さまが「タイプC」となっています。
また、お申し込み後、回線未開通の場合は開通後からのご利用となりますので、ご確認のうえお申し込みください。

その他、コミュファ光ゲーミングカスタムの詳細はこちらからご確認いただけます。

※当オプションは当社一部ネットワーク内で通信が混雑した場合に、当オプションユーザーの通信を優先しますが、必ずしもその通信を保証するものではありません。
※当オプションは当社一部ネットワーク内で通信が混雑した場合に優先制御されるものであり、インターネットを含むあらゆる区間で優先制御されるものではないため、それらに起因して通信遅延が発生する可能性がございます。
※当オプションによりインターネットサービスにおける通信速度を保証するものではありません。
※「Wi-Fi」は Wi-Fi Alliance の登録商標です。
※Wi-Fi 通信を行うには、Wi-Fi 対応の機器が必要です。

まとめ

インターネットはストレスなく快適な環境で利用したいものです。少しでも「重いな」と感じたら、何かしらの原因があるはずなので上記のような方法や対策で改善を図ってみてください。

そして、より高速で安定した通信を望まれる方は、愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・長野県で光回線を提供する「コミュファ光」がおすすめです。特に安定した超高速通信が可能な「ゲーミングカスタム」なら、これまでにない最高のインターネット環境が体験できます。

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インターネットが重いときの改善方法とは?考えられる原因や対処法も解説!

2023年6月29日