フリーWi-Fiは危険?具体的な危険性と安全に利用するための4つの方法

外出先で気軽にインターネットに接続できるフリーWi-Fi。便利であると同時に、その危険性も指摘されています。とはいえ、どのようなリスクがあるのか、どうすれば安全に利用できるのか、具体的には分からないという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、フリーWi-Fiの危険性とあわせて、安全に利用するための方法を解説します。セキュリティ対策をしっかりして、賢く便利にフリーWi-Fiを活用しましょう。

フリーWi-Fiとは

フリーWi-Fiとは、無料で誰でも利用できるWi-Fiのこと。コンビニやカフェ、駅などで提供されていて、「公衆無線LAN」や「無料Wi-Fiスポット」と呼ばれることもあります。

フリーWi-Fiを上手に活用すれば、ノートパソコンやタブレット、ゲーム機なども外出先で気軽にインターネットに接続可能。スマートフォンを使用する場合もデータ通信量を抑えることができます。ただし、フリーWi-Fiを利用する際には、その利便性だけでなく、危険性も理解しておくことが必要です。

フリーWi-Fiの危険性

フリーWi-Fiの危険性についてなんとなく知っていて気にはしながらも、具体的にセキュリティ対策をせずに利用しているというケースがほとんどではないでしょうか。まず、フリーWi-Fiの危険性とその理由について詳しく見ていきましょう。

提供者が不明のWi-Fiがある

誰でも簡単に設置できるフリーWi-Fiは、提供者が不明なものも多く存在するため、注意が必要です。通信内容やスマートフォンの中身をのぞき見したり、さまざまな情報を盗んだりする目的で、悪意を持って設置されている場合もあります

フリーWi-Fiのアクセスポイントには、それぞれ識別するための「SSID(Service Set Identifier)」と呼ばれる名称があり、自由に指定が可能です。そのため、正式なフリーWi-Fiと同じ名称もしくは、よく似た名称を付けた、悪意のある「偽のアクセスポイント」なども存在します。

SSIDの一覧に同じ名前が複数並んでいるときは、Wi-Fiの提供者に確認するか、不安な場合は利用を控えましょう。また、正しいアクセスポイントかどうかを確認できる接続アプリなどを活用するのも方法のひとつです。

個人情報が盗まれる可能性

フリーWi-Fiでは、個人情報を入力しないようにすることも重要。特に、前述のような提供者が不明なフリーWi-Fiや、セキュリティ対策が甘いフリーWi-Fiを利用していると、大切な個人情報を盗まれてしまうことがあります。

ネットバンクを利用してユーザIDやパスワードが盗まれてしまったり、ECサイトで買い物をして送付先の住所が漏れてしまったりすると、盗まれた個人情報を悪用される可能性があり、大変危険です。どうしても外出先で個人情報の入力が必要になったときは、フリーWi-Fiには接続せず、モバイル通信の使用をおすすめします。

不正アクセス、なりすまし

ユーザIDやパスワードなどID情報が盗まれた場合、不正アクセスやなりすましの被害にあうことも。SNSで本人になりすまして書き込みをしたり、金銭を要求するような詐欺メールを送信したりといったプライベートの被害だけでなく、会社のパソコンを使用した場合は、企業のWebサイトの改ざんや情報漏えい、ウイルス感染など業務システムへの影響も考えられます。

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不正アクセスやなりすましが発覚したら、パスワードを変更する、SNSやWebサイトの公開を中止する、ウイルスに感染した端末をネットワークから遮断するなど、早急な対応が必要です。

フリーWi-Fiを安全に利用するためには

フリーWi-Fiを安全に利用するためには、「自動接続をOFFにする」「不明なWi-Fiにアクセスしない」「暗号化方式をチェックする」「HTTPS通信を利用する」「VPN通信で暗号化する」などの対策をとりましょう。それぞれの方法を具体的に解説します。

Wi-Fiの自動接続をOFFにする

ノートパソコンやスマートフォンなどでフリーWi-Fiの電波を受信するとき、自動的に接続するように設定している場合は、自動接続をOFFにしてください。自動接続をONにしていると、気づかないまま接続され、どのアクセスポイントに接続しているか把握できなくなったり、提供者が不明なフリーWi-Fiに接続してしまったりする可能性が高まります。

Androidの場合は、設定画面の「ネットワークとインターネット」で「Wi-Fi」を選び、「保存済みネットワーク」をタップ。該当するアクセスポイントの「設定」マークをタップし、詳細画面で「自動接続」をオフにします。設定そのものの削除も可能です。

iPhoneの場合は、設定画面を開いて「Wi-Fi」をタップ。マイネットワークに一覧が表示されるので、自動接続をオフにしたいアクセスポイントの「i」マークをタップ。詳細画面で「自動接続」をオフにします。設定そのものの削除も可能です。

提供者が不明なWi-Fiにアクセスしない

提供者が不明なフリーWi-Fiにアクセスするのは絶対にやめましょう。前述したように、情報を盗むことを目的とした悪意のあるアクセスポイントである可能性が高く、特に人が多く集まる場所では、ほかにどのような利用者がいるか分かりません。「誰が提供しているWi-Fiなのか」「正式なアクセスポイントなのか」を、しっかりと確認したうえで接続することが重要です。

Wi-Fiで使われている暗号化方式をチェックする

Wi-Fiに接続する際に、SSIDの横に表示される「鍵マーク」を見たことがある方も多いはず。鍵マークは、そのWi-Fiが暗号化によりセキュリティ対策が実施されていることを意味します。鍵マークのあるフリーWi-Fiを選ぶことで、ある程度、安全性は高まりますが、暗号化方式には複数の種類があり、より安全な規格を選ぶほうが安心です。

暗号化方式には、「WEP(ウェップ:Wired Equivalent Privacy)」と「WPA(ダブリュピーエー:Wi-Fi Protected Access)」がありますが、WEPは強度が低く、安全性が十分ではないとされているため利用は控えましょう。現在は、WPA から安全性を強化した「WPA2」や「WPA3」の暗号化方式を使用しているWi-Fiが主流です。Wi-Fiに接続する際に、設定画面でSSIDの詳細情報を確認することで、どの暗号化方式を使用しているか確認できます。

また、暗号化されているからといって安全とは限りません。不特定多数の方とSSIDや暗号化キー(パスワード)を共有するため、悪意のある第三者がネットワーク上にいれば、情報を盗み見されるなどのリスクがあることは認識しておきましょう。

たくさんの方が利用するフリーWi-Fiは、セキュリティよりも使いやすさを重視している場合が多く、安全にフリーWi-Fiを使うために、この記事で後述する「VPN通信」で通信を暗号化するという方法もあります。

HTTPS通信を利用する

HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)通信とは、端末とサーバの間の通信を安全に行うために、暗号化されたプロトコル(通信規則)のこと。ネットバンキングの利用やクレジットカードでの決済などを行う場合、個人情報を守る目的でHTTPS通信が利用されます。

「S」のないHTTP通信では暗号化されていないため、通信内容を第三者に盗み見されてしまう可能性があって危険です。フリーWi-FiでWebサイトを閲覧する場合は、URLが「http://」から始まるサイトではなく、「https://」から始まるサイトにアクセスしましょう。

HTTPS通信で暗号化されたWebサイトであっても、アクセスポイントが安全とは限らないため、フリーWi-Fiを使っているときは個人情報の入力は避けるのがベター。いつも閲覧しているWebサイトになんとなく違和感があったり、常にログインしているはずのサイトで、再度ログインが求められたりする場合は、悪意のある第三者の罠である可能性もあり、フリーWi-Fiの利用を控えるのが得策です。

VPN通信で暗号化する

VPN(Virtual Private Network)とは、通信を暗号化する仮想回線を構築し、悪意のある第三者から大切な情報を守るための技術。VPN通信で暗号化すればフリーWi-Fiにも安心してアクセスが可能です。コミュファ光では、VPN通信で安全にフリーWi-Fiに接続できる「コミュファ安心Wi-Fiスポット by ギガぞう」を提供。詳細については後述します。

自宅のWi-Fi環境をフリーWi-Fiにしないように注意

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複数のパソコンやスマートフォンなどを、無線でインターネットに接続できるWi-Fiは便利な一方、自宅のWi-Fiを悪意のある第三者に勝手に使われてしまうというリスクも。自宅のインターネット環境をフリーWi-Fiにしないよう意識することも大切です。

暗号化キー(パスワード)を設定しないと勝手に利用される

Wi-Fiは電波の届く範囲であれば接続できます。暗号化キー(パスワード)を設定していないと、誰でも接続できてしまい、フリーWi-Fiとして悪用されてしまうことも。最近、急に「通信速度が遅くなった」「データ通信が重くなった」と感じるならば、「乗っ取り」の可能性も考えられます。暗号化キーをきちんと設定して勝手に利用されないように注意しましょう。

メッシュWi-Fiで広範囲をカバーする場合は特に注意

自宅でWi-Fiがつながりにくい場所があるとき、便利なメッシュWi-Fi。複数のWi-Fiルーターを設置して、網目(メッシュ)のようにWi-Fiの電波を構成することで、より広い範囲で安定してインターネットに接続できます。

とても便利なメッシュWi-Fiですが、その一方で使い方を間違えるとリスクもあるので注意が必要。広範囲をカバーできるからこそ、自宅の近隣にも電波が届いてしまう可能性があります。前述のとおり、暗号化キーを設定して利用者を制限することが大切です。

コミュファ光のメッシュWi-Fiで快適な高速光インターネット生活を!

愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県で光回線に乗り換えるなら、中部5県最速のコミュファ光がおすすめ。「コミュファ安心Wi-Fiスポット by ギガぞう」や「メッシュWi-Fi」「ゲーミングカスタム」などのオプションサービスも充実しています。

※愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県での個人宅向けFTTHサービスの上り/下り速度で速度一位タイであり、10ギガホームメニューが対象です。(2023年3月付け株式会社シード・プランニングの調査に基づく)

「コミュファ安心Wi-Fiスポット by ギガぞう」なら安心

もっと安全に、安心してフリーWi-Fiを活用したいという方には、前項で紹介した「コミュファ安心Wi-Fiスポット by ギガぞう」がおすすめ。

【月額550円で使い放題】
月額550円(初回2カ月間無料)で、大手飲食店チェーンなど、全国10万以上のアクセスポイントで安心・快適なインターネットが使い放題で楽しめます。通信容量が無制限なので、外出先でオンラインゲームや大容量データのダウンロードなども可能です。

【家族みんなで安心をシェア】
最大10台まで接続できるのでご家族全員でご利用いただけます。また、スマートフォンなどのモバイル機器が破損、水没した場合の修理代金もカバーできるので、さらに安心です。

【高品質Wi-Fiで快適】
KDDIグループの通信事業者である株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2:ワイツー)が提供する、公衆無線LANサービス「ギガぞうWi-Fi(SSID:Wi2eapおよびau_Wi-Fi2)」にEAP-TTLS方式で自動接続。外出先でも高品質・高セキュリティのWi-Fiを利用できます。

【VPNでWi-Fiを安全に】
ギガぞうWi-Fiのアクセスポイントがない場所でも、VPN通信で暗号化すればフリーWi-Fiにも安心してアクセスが可能。パスワードなど大切な個人情報を守ります。

「コミュファ安心Wi-Fiスポット by ギガぞう」の詳細はこちらをご覧ください。

最大で10Gbpsの高速インターネットが可能

コミュファ光には1ギガ、10ギガなどのメニューがあり、10ギガメニューなら、最大10Gbps(ギガビーピーエス:Giga bit per second)の高速光インターネットが利用可能。ビデオ通話やオンライン会議、動画視聴なども、サクサク快適です。

コミュファ光では、独自回線を使用しているため、時間帯による混雑を避けられるだけでなく、インターネット接続を常に監視しており、混雑が起きる前に回線を増強。いつでも快適にインターネットが利用できます。

さらに、10ギガメニューでは最新通信規格の「Wi-Fi 6」に対応したホームゲートウェイを標準提供。開通サポートも充実しているため、一度の工事で各種セットアップも完了します。

※10ギガメニュー提供エリアについては、コミュファホームページをご確認ください。

メッシュWi-Fiで家中すみずみまで快適

Wi-Fiをより快適に使いたいという方には、高速インターネットと同時にコミュファ光の「メッシュWi-Fi」の導入がおすすめ。月額料金880円(メッシュWi-Fi機器2台)で自宅内の「つながりにくい」「読み込みが遅い」「途切れやすい」などの「困った」を改善できます。

専用の機器を追加設置するだけで、最適な電波に自動で切り替えるため、複数のデバイスをインターネットに接続しても、速度を気にせず安定してインターネットを利用可能です。今なら最大2カ月無料、セットアップ無料で利用できるので、気軽にお試しいただけます。

※メッシュWi-Fi機器の電波が届く範囲および実効速度は、周囲の電波状況や住宅の構造など利用環境により大きく異なります。
※メッシュWi-Fiオプションでの月額料金は、機器2台セットでの金額となります。1台あたり+440円/月で追加いただけます。
※メッシュWi-Fiオプションでの追加契約可能なメッシュWi-Fi機器台数は、3台までとなります。
※メッシュWi-Fiオプションでの課金開始月を含む6カ月の最低利用期間があります。途中解約される場合においても、契約解除料として月額料金1カ月分(880円)をお支払いいただきます。ただし、別途追加契約いただいたメッシュWi-Fi機器のみを解約の場合、契約解除料は発生しません。

さらに、確実に速い通信速度をお求めの方には、オプションサービスの「ゲーミングカスタム」がおすすめ。コミュファネットワーク内で優先的に回線を使用することで、時間帯による遅延が少なく、より快適にオンラインゲームや高画質の動画視聴が楽しめます。月額770円(サービス開始翌月無料)でご利用可能です。

※ゲーミングカスタムは10ギガメニューのみ対応
※ゲーミングカスタムは当社一部ネットワーク内で通信が混雑した場合に、当オプションユーザーの通信を優先しますが、必ずしもその通信を保証するものではありません。
※ゲーミングカスタムは当社一部ネットワーク内で通信が混雑した場合に優先制御されるものであり、インターネットを含むあらゆる区間で優先制御されるものではないため、それらに起因して通信遅延が発生する可能性がございます。
※ゲーミングカスタムによりインターネットサービスにおける通信速度を保証するものではありません。

まとめ

フリーWi-Fiは便利ですが、危険性があることも事実。フリーWi-Fiを安全に利用するためには、不明なWi-Fiにアクセスしないようにしたり、通信を暗号化する「VPN通信」を活用したりするなど、セキュリティ対策が大切です。

コミュファ光は、「コミュファ安心Wi-Fiスポット by ギガぞう」やコミュファ光の「メッシュWi-Fi」「ゲーミングカスタム」などのオプションサービスや、乗り換えキャンペーンも充実。愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県にお住まいで、まだコミュファ光をご利用でないお客さまは、この機会に乗り換えをご検討いただき、安心できるWi-Fiで自宅でも外出先でも、快適なインターネットライフをお楽しみください。

※本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実際の使用における一定の通信速度を保証するものではありません。また、お客さまのご使用機器、設定状況、LAN環境などにより、通信速度は異なります。
※「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。
※Wi-Fi通信を行うには、Wi-Fi対応の機器が必要です。
※Wi-Fi 6標準提供(10ギガメニューのみ)による。ご利用にはWi-Fi 6対応の機器が必要です。

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フリーWi-Fiは危険?具体的な危険性と安全に利用するための4つの方法

2023年10月6日