インターネット回線の選び方に迷った方必見！知っておくべき基礎知識・種類・注意点とは？

ここ数年でテレワークやリモート授業が普及し、自宅でもインターネット環境が必須となりました。インターネット初心者の方にとっては、環境を整えるうえで戸惑うこともあるかもしれません。インターネット回線にはいくつか種類があり、利用目的に合わせて選択することで、最適な環境を作ることができます。今回は、インターネット回線の基礎知識から選び方、回線の種類ごとの特徴や注意点などを解説。迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

インターネット回線を契約したいけれど、どんな基準でどんなサービスを選択すればよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。ここでは契約前に知っておくべき基礎知識を紹介します。

インターネット回線を契約する際には、原則、回線事業者とプロバイダの2つの契約が必要です。「回線事業者」とは、インターネットに接続する回線そのものを提供する事業者で、「プロバイダ」は、契約者と回線事業者をつなげる接続事業者のこと。新しいマンションなどでは、初めから回線が引かれていることがありますが、その回線を使用するには別途プロバイダとの契約が必要です。しかし、最近では回線事業者とプロバイダが一体型となったサービスも多く登場しています。

インターネットでよく見かける「速い」「遅い」といった表現。これは回線の通信速度のことで、速ければ快適にサクサクとインターネットが使用できます。この速度を表す単位が「bps(ビーピーエス：bit per second)」で、1秒あたりに転送できるビット数(データ量)のこと。
ただし、インターネット回線で表記されている最大通信速度は、あくまでも理論上の数値であり、必ずしもその速度が出ると保証しているわけではないことを覚えておきましょう。では、実際に何を目安にしたらよいのでしょうか？それは回線の通信速度の平均値である「実測値」です。一方で、最大通信速度の数値が大きいほど平均速度も速くなる傾向にあるため、2つの速度をあわせて確認することをおすすめします。

次に、現在契約可能な回線の種類を見てみましょう。インターネット回線は大きく分けると以下の3つに分けられます。

現在、主流となっているのが光回線です。光ファイバーケーブルを利用した固定回線で、最も高速で安定性が高い回線だといえます。自宅まで光ファイバーケーブルを有線で接続するため開通工事が必要になりますが、その分、安定した通信速度を得られるのが特長。最大通信速度は10Gbpsと非常に高速です。

CATVとは、ケーブルテレビ回線を利用した固定回線。光回線と同様に、契約後に開通工事が必要です。インターネットとあわせて豊富なテレビチャンネルを視聴することができ、セットで契約するとおトクになるケースもあります。CATVは電気信号によって通信を行っているため、光信号によって情報を伝達している光回線と比べて速度が遅くなることがあります。

モバイル回線とは、携帯電話で使用する電波を利用した回線のこと。主に「ホームルーター」と「モバイルWi-Fi」といった接続方法があります。

【ホームルーター】
ホームルーターは、モバイルWi-Fiと同様にモバイル回線用の電波を使用する方法。コンセントに接続するだけでインターネット環境が構築できる手軽さが魅力です。モバイルWi-Fiよりも通信が安定しており、最大通信速度は1～4Gbps程度。また、同時に接続できる台数もモバイルWi-Fiより多いため、自宅での使用がメインかつファミリーで使いたい方に向いています。

【モバイルWi-Fi】
モバイルWi-Fiとは、持ち運び可能な機器を利用してモバイル回線の電波につなぐ方法。固定回線と違い開通工事が要らないので、開通まで時間がかからないのが特長です。最大通信速度は1～4Gbps程度。ルーターは持ち運びでも苦にならない大きさなので、家だけでなく外出先でインターネットを使用することが多い方に向いています。

インターネット回線には、固定回線の光回線・CATVと、モバイル回線の3種類があることが分かりました。次は具体的な選び方について見ていきましょう。インターネット回線はさまざまな事業者がサービスを提供しているので、どこのサービスを選んだらいいのか迷ってしまいがち。そこで、ポイントとなる4つの点に注目し解説します。

インターネット回線には提供可能なエリアが定められているということも、選ぶうえで大きなポイントです。各事業者のホームページに提供エリアが掲載されているので、自身が住むエリアが入っているか、必ず確認してください。また、光回線の場合は、提供可能エリア内であっても、建物の構造や、周辺環境によっては開通工事が行えないこともあるので注意しましょう。工事不要のホームルーターやモバイルWi-Fiも、状況によっては電波が入りづらい場合があるので確認してみてください。

前述の通り、インターネット回線の各事業者から出されている最大通信速度は、あくまでも“最大”であって、いつでもどこでも最大速度が出るわけではありません。ですから、インターネット回線を選ぶ際は平均速度を必ずチェックするようにしましょう。サイトによっては、さまざまなエリアや回線タイプ、プロバイダ、住宅の種類などとともに速度を記録したレポートが掲載されています。自身と同じエリア、サービス、プランでの平均通信速度をチェックして、それぞれの回線を比較してみてください。

回線事業者やプロバイダは、それぞれキャンペーンやスマートフォンとのセット割などを実施しています。おトクなキャンペーン期間中であれば、たとえ月額料金が他社より割高であっても、実質料金（キャンペーンや割引を適用したトータルの料金）で比較すると安くなるといったケースも。初期費用無料や乗り換え費用のキャッシュバック、特定の携帯キャリアとの契約で安くなるスマートフォンとのセット割など、各事業者でどのようなキャンペーンや割引が行われているのかも、選ぶ基準のひとつであることを覚えておきましょう。

回線事業者選びの際は、細かなことまできちんと把握したうえで選択したいもの。ここでは「固定回線」「モバイル回線」に分けて、それぞれの注意点を説明します。

前項でも触れましたが、光回線やCATVといった固定回線の場合は回線工事が必要です。お住まいが賃貸住宅の方は、事前に工事の可否を大家さんや管理会社に必ず確認しておきましょう。工事不可の可能性もあるため、勝手に工事を進めるとトラブルが発生するケースもあります。また、回線事業者によっては、壁に穴を開けずに回線を自宅に引き込むこともできるので事前確認は大切です。

ホームルーターやモバイルWi-Fiは、データ通信量に制限があります。一部無制限で使えるプランもありますが、一定期間で大容量を使うと速度制限がかかる場合があるので、完全に無制限というわけではありません。サービスやプランによって上限値は異なるので、必ず確認しましょう。また、上限値を超えて使用した場合には速度制限がかかります。制限時に通信速度がどの程度まで低下するのかもチェックしておくことが重要です。

まずは前述の“選び方”を参考に、回線事業者やプロバイダをある程度絞り込んでください。そして、候補をいくつか決めたら、自宅が回線の提供可能エリアかどうかを各事業者のホームページなどで確認します。このとき、実施中のキャンペーンやセット割などのおトクな情報も、あわせてチェックしておきましょう。エリア・サービス内容・料金などを比較して最適な回線事業者とプロバイダ（回線とプロバイダが一体型の場合は不要）を決めます。

回線事業者とプロバイダが決まったら、次のステップは契約するプランやオプション選びです。プランによって月額料金が大きく変わる場合があるため、自身のインターネットの利用方法に適したプランを選択することが大切。また、セキュリティや有事の際のサポートなどをオプションとして用意している事業者も多いので、必要に応じて契約の際にオプションを加えてください。

契約は、回線事業者・プロバイダごとに契約します。ただし、回線とプロバイダがセットになっている一体型の事業者を選択した場合は、回線事業者1社の契約のみで大丈夫です。また、最終の契約前に開通までの期間もチェックしておきましょう。光回線やCATVでは工事が必要なため、実際の開通までに1カ月以上かかる場合もあるので注意が必要です。

前述の通り、光回線やCATVは、自宅に光ファイバーケーブルやケーブルテレビ回線を引き込むための工事が必須となります。工事には立ち合いが必要となる場合もあるので自身のスケジュール等も確認して、契約後に回線工事の予約を行いましょう。

回線工事では、住宅に光ファイバーやケーブルテレビ回線が引き込まれていない場合は、立ち合いが必要となります(派遣工事)。すでに回線工事が行われていて、回線事業者の乗り換えをされる場合は立ち会いが不要な場合も(無派遣工事)。どちらの場合も、この回線工事が終われば、インターネット回線が開通となります。

「コミュファ光」とは、中部テレコミュニケーション(ctc)が提供する光インターネットサービス。光ファイバー網を使用した独自回線で高速で安定した通信ができるのが特長です。最大10Gbpsの高速インターネット接続でブロードバンドコンテンツを存分に楽しめます。「コミュファ光」がなぜおすすめなのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

コミュファ光は10ギガ(最大10Gbps)の超高速回線。いつでもストレスなく快適にインターネットが利用できます。さらに、Wi-Fi対応(無線LAN標準提供)なので、追加料金なしでWi-Fiが利用可能。ご自宅のどこでも無線でインターネットが使える環境が手に入ります。また、コミュファ光にはプロバイダ一体型メニューとプロバイダ選択型メニューの両方から選べる点もポイント。一体型のほうが楽で便利という方や、特定のプロバイダを選びたいという方、それぞれのニーズに合わせてメニューをお選びいただけます。

auのスマートフォンをご使用のお客さまは、コミュファ光（ネット＋電話）セットでスマートフォンのご利用料金がおトクになる「auスマートバリュー」というセット割引も。さらに、コミュファ光利用料金のお支払いにはPontaポイントのご利用が可能です。auIDと連携することで、au PAY残高にチャージできるため、簡単な手続きで毎月のお支払いに自動で適用されます。詳しいご利用方法はこちらからご確認ください。

コミュファ光はサポート体制も充実しています。パソコン周りのお悩み事を一括でサポートする毎月定額のオプション「安心サポートPlus」に加入すれば、いざというときに安心です。サポート内容は、電話サポート、リモートサポート、訪問サポート割引、セキュリティ対策ソフトの提供と幅広く、突然のパソコントラブルにも対応。さらに、パソコンやタブレット故障時に、30,000円までの修理費用を年2回まで無償サービスするパソコン修理サービスも含まれています。

※本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実際の使用における一定の通信速度を保証するものではありません。また、お客さまのご使用機器、設定状況、LAN環境などにより、通信速度は異なります。
※10ギガメニュー提供エリアについては、コミュファホームページをご確認ください。
※「安心サポートPlus」の電話サポートは、全てのご質問にお答えできるわけではありません。
※「安心サポートPlus」のセキュリティ対策ソフトは「ウイルスバスター クラウド 月額版(3台版)」です。
※「安心サポートPlus」のウイルスバスター クラウド 月額版はお客さまご自身にてインストールしてください。
※「安心サポートPlus」の「ウイルスバスター クラウド 月額版(3台版)」記載の利用台数は1台の端末にOSが1つの場合です。
※「安心サポートPlus」のパソコン修理サービスのご利用可能回数は2回／年までとなります。
※「安心サポートPlus」のパソコン修理サービスは安心サポートPlusのサービス開始月の翌々月1日からご利用いただけます。
※「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。
※Wi-Fi通信を行うには、Wi-Fi対応の機器が必要です。

今回はインターネット回線の選び方に迷っている方に、ぜひ知っておいていただきたい基礎知識や注意点などをお伝えしました。インターネット回線は主に3種類あり、自身が使用する目的や環境によって適した回線の種類も変わってきます。通信速度はもちろん、開通工事の有無や月額使用料、おトクなキャンペーンや割引サービスなどをチェックして、納得のいく回線選びをすることをおすすめします。

愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・長野県にお住まいの方は、このエリアで光回線を提供している「コミュファ光」をぜひご検討ください。