津市で光回線を利用するなら独自回線がおすすめ！他の回線との違いや特徴を紹介

三重県津市にお住まいで「光回線を利用したいと思っていたが、ケーブルテレビ回線の普及が進んでいて迷ってしまった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、津市はケーブルテレビの普及率が非常に高いという統計があります。ただ、インターネットを利用する目的で、ケーブルテレビ回線を選ぶべきなのかという疑問を持たれている方も多いはず。

そこで今回は、インターネット回線としてのケーブルテレビの需要や、ケーブルテレビ回線と光回線の違いを比較して紹介します。さらに、津市で利用できる独自の光回線についても解説しますので、自分に合ったインターネット回線を選ぶヒントにしてみてください。

三重県津市でインターネットを利用するのであれば、一番のおすすめは光回線です。では、なぜ光回線がおすすめなのか、詳しく説明していきましょう。

津市では、市民がICT（情報通信技術）を安心・安全に活用して利便性を享受できる環境づくりを目指し、情報通信の整備や市民の情報リテラシー向上を推進しています。

ICTは公共の場面で活用されるだけでなく、今後は一般家庭内でもっと普及し、発展し続けることは間違いありません。津市でも地域情報化によって、今後より多くの場面で活用されるようになれば、高速インターネット回線の光回線は不可欠なものになると考えられるのです。

ICTとは、通信を使って情報をやりとりする技術であり、人とインターネットをつなぐことにより、人と人をもつなぐ技術と考えられています。そして、近年話題になっている「IoT」（Internet of Things）とは、あらゆるモノがインターネットにつながる技術のことを指す言葉。IoTは今や冷蔵庫、エアコン、電気ポットなど家庭内のあらゆる家電に活用され始めています。

IoT技術の進化によって、人と人、人とモノをインターネットでつなぐことで、より快適な生活が実現できると考えられており、今後は各家庭で膨大な量の情報を、できる限り遅延なく処理する必要が出てくることでしょう。そのためには安定かつ高速なインターネット環境が不可欠。このような理由から、津市でインターネットを利用するなら安定かつ高速な光回線がおすすめなのです。

光回線だけでなくケーブルテレビ回線の普及率も高い三重県津市。この2つの回線について、特徴やメリットを見ていきましょう。

総務省のブロードバンド基盤の整備状況を市区町村別に確認すると、津市はすでに100％。つまり、津市内のどのエリアでも光回線やケーブルテレビ回線などを利用して、インターネットがつながる状況にあります。

注目すべき点は、三重県全体のケーブルテレビの普及率が72.3％（2020年3月時点）と高い数字であること。ケーブルテレビ利用者であれば、インターネットもケーブルテレビ回線でまとめた方がラクといえるかもしれません。しかし、ケーブルテレビ回線と比べて光回線はおトク・便利・快適といったメリットがたくさんあるので、それぞれの違いを確認していきましょう。

ケーブルテレビのインターネット回線と光回線のそれぞれの特徴は下記の通りです。

【ケーブルテレビ】
・通信速度は光回線に比べると遅い
・月額料金はケーブルテレビ回線の方が安い設定がある
・光回線の工事ができなくてもケーブルテレビ回線なら導入可能な場合がある

【光回線】
・通信速度が速く、安定かつ高速大容量通信が可能
・オンラインゲームなどの際に遅延の発生が少ない
・独自回線ならさらにスピーディに利用できる

これらの特徴から、実際に加入するならどちらが便利でおトクなのか、自分にはどちらが向いているのか、普段のインターネットの使い方や自宅の環境などと照らし合わせて判断しましょう。

インターネットをよく利用する方なら、ケーブルテレビ回線よりも高速で安定している光回線を選ぶべきですが、一口に光回線といっても、提供している事業者はたくさんあります。では、どのような視点で光回線の事業者を選ぶべきなのか、ポイントを解説していきましょう。

インターネットに詳しくない人でも数多くの選択肢の中から最適な光回線を選ぶ方法があります。それは、下記の項目をチェックして多く当てはまったものを選ぶことです。

・大手の回線事業者、プロバイダ
・通信速度が速い
・提供エリアが自分の住まいに該当する
・スマートフォンのセット割がある
・月額料金ではなく、実質料金（キャンペーン、割引、キャッシュバックなどを含めたトータルの料金）が安い

これらの項目の有無から選択肢を絞り、それでも候補がいくつかあるのであれば、どんなメニューやオプションがあるのか、サポート体制が整っているかなどを比較して検討しましょう。

前項で光回線事業者を選ぶポイントとして「大手の回線事業者、プロバイダ」を挙げましたが、これには良い面と悪い面があるので、その点について解説します。

大手回線事業者は提供エリアが広い、オプションサービスが充実しているなどの良い点もありますが、利用者が多いということは、インターネットにつながりにくかったり、途切れたりする時間帯が発生する恐れもあるということ。インターネットを利用する人が多ければ多いほど通信は混雑するので、その点には注意が必要です。
また、光回線は1本の光ファイバーケーブルを最大32世帯で共有しているため、在宅している確率が高い夜間帯は混雑しやすい傾向にあります。

それに対して、「独自回線」を持つ光回線事業者であれば、文字通り「独自」の回線で、ほかの事業者との共有ではありません。そのため、光ファイバーケーブルに対するユーザ数が少なく、1回線あたりの最大速度が高まるのです。
回線の混雑に巻き込まれず、安定かつ高速な通信を希望するなら、電力系光回線の独自回線を選ぶと安心してインターネットを利用できるでしょう。

では、津市エリアで利用可能な独自回線とはどのようなもので、どんな特徴があるのでしょうか。独自回線の概要とともに解説していきます。

まず、「独自回線」とはどのようなものかというと、電力会社が回線事業を担うグループ会社を設立し、そこを窓口に自社の回線を使用して運営している回線のことです。
提供エリアは電力会社の範囲に限定され、津市は中部電力のエリアということになります。

電力会社系の独自回線は、現在のところ西日本にしか提供されていません。電力会社系の独自回線を利用できるエリアに住んでいるのであれば、そのメリットを確認しておきましょう。

前項でも紹介した通り、独自回線では利用者がほかの回線事業者よりも少ないことが大きなポイント。「回線を共有していないので利用者が限定される＝回線の混雑が避けられる」ということになり、高速通信が可能となります。
また、電力系光回線の場合は、インターネットと電気契約とのセット割などがあるため、おトクに利用できることも魅力のひとつです。

独自回線は下記に該当する方におすすめだといえます。1つでも該当する人は、独自回線を検討するとよいでしょう。

・提供エリア内で電力会社とも契約している方
・通信速度を重視する方
・ほかの回線が使えなかった方
・在宅ワーク、リモートワークが増え、通信が遅くなったと感じている方

高速で大容量の通信が可能になることから、このほかにもオンラインゲームや高画質の動画視聴をする方にはぴったりの回線といえます。