思ったよりも通信速度がでない、そんなことはありませんか?
通信速度が影響を受ける様々な条件や、通信速度を改善する方法をご案内します。
通信速度は、パソコンの性能(CPU、メモリなど)の影響を受けます。パソコンの性能が低いとインターネットを経由して送られてきたデータを整理・処理を行う際に時間がかかってしまい、通信速度が低下してしまいます。常に動作が遅いパソコンやWindows Me・Mac OS 9 などの古いパソコンでは、通信速度が上がらない場合があります。パソコンの性能の低い場合は、メモリを増設をすると通信速度が改善する場合があります。
ブロードバンドルータを利用している場合はブロードバンドルータの性能に通信速度が影響される可能性があります。
| 通信速度が向上する影響 | ブロードバンドルータとパソコンがインターネット接続処理を分担するので、パソコンの負担が軽くなり通信速度が向上する場合があります。 |
|---|---|
| 通信速度が低下する影響 | ブロードバンドルータの処理速度が低い場合、通信速度が制限される場合があります。 |
ブロードバンドルータや回線終端装置とパソコンなどの間を無線LAN・PLCで接続すると、通信方式の特性によりLANケーブルで接続した場合と比較して通信速度が低下する可能性があります。
各無線LANの規格には最高速度を示す理論値が設けられています。理論値は無線LANの通信に影響を与える要因について考慮されていないため、実際に使用した場合の通信速度とでは大きく異なります。
下の表は各無線LAN規格の理論値と好条件下で測定した参考実効速度です。
| 無線LAN規格 | 理論値 | 参考実効速度※ |
|---|---|---|
| IEEE802.11a | 54Mbps | 約30Mbps |
| IEEE802.11b | 11Mbps | 約5Mbps |
| IEEE802.11g | 54Mbps | 約20Mbps |
| IEEE802.11n | 300Mbps | 約50Mbps |
無線LANには通信速度に影響を与える要因が多く存在します。次の場合は特に通信速度に影響が出る可能性があります。
PLCはご家庭の電力線(屋内配線)を通信ケーブルとして利用する技術です。そのため、実際に使用した場合は様々な家電製品から発生する電気ノイズの影響を受けて、通信速度が理論値から大きく低下してしまう場合があります。
次の家電製品はPLCの通信に影響を与え、通信速度を低下または切断させてしまう可能性があります。PLCの近くに次の家電製品が設置されている場合は、家電製品のコンセントに電気ノイズフィルタを装着するか、設置場所の変更を行うことで改善する可能性があります。
MTUおよびRWINというネットワークに関する設定を変更すると通信速度が改善する場合があります。
MTU(Maximum Transmission Unit)とは、1つのIPパケットの最大サイズを示す値です。
インターネットで用いるTCPという通信方式では、送信したデータが受信側で正しく受け取ることができたかどうかを確認してから、次のデータを送信します。このときの、一度に送信するデータのサイズをRWIN(TCP Receive Window)と呼びます。
特定のソフトウエアを使用することで、RWIN・MTUの設定変更が行えます。いくつかの設定ソフトをご紹介いたします。
1ギガ/300メガメニューの通信速度をご利用いただくためには、これらの内容に加えて、さらに異なった条件下でご利用いただく必要があります。1ギガ/300メガメニューをご利用のお客さま、またご利用をご検討されているお客さまは以下をご参考ください。